10/28【NOAH】憂流迦が初対決のドラゲー望月を熱闘撃破 進化版シャイニング・トライアングル公開で中邑戦へ弾み
『MONDAY MAGIC Autumn ep2』新宿FACE(2024年10月28日)
○佐々木憂流迦vs望月成晃×
NOAHの配信向け興行『MONDAY MAGIC』秋期シリーズの第2戦メインで、憂流迦とDRAGONGATE・望月によるシングル初対決が実現。変型のシャイニング・トライアングルで競り勝った憂流迦が、元日武道館大会での中邑真輔戦に向けて、またひとつ経験値を積み増した。
元日・日本武道館大会での中邑戦が決まり、それまでの道筋を「ファンとともに堪能していく」と公言した憂流迦。今宵は『MONDAY MAGIC』メインで望月とのシングル初対決が実現した。
まずはグラウンドでしのぎを削れば、続いて打撃戦でもせめぎ合い、序盤からスリリングな展開に。望月が左足攻め、憂流迦が左腕攻めをそれぞれ仕掛けると、一進一退のシーソーゲームになった。
ラフファイトも織り交ぜて流れを掴んだ望月は、ヒザ蹴りからツイスターで突き刺して勝機。ハイキックの相打ちから憂流迦がシャイニングトライアングルを狙って突進してきても、奥の手のストレート掌底で迎撃してみせた。
だが、憂流迦も2度目のツイスターは決めさせない。腕ひしぎ十字固めはアンクルホールドで切り返されたものの、必死に耐えてチャンスを待つ。そして、望月のバズソーキックに合わせて、カウンターの水面蹴りをドンピシャリ。次々に蹴り技を叩き込むと、ヒザ蹴りからシャイニングトライアングルに捕獲する。最初は右腕を引き込んだものの、途中から序盤で攻めた左腕に切り換える進化版に移行し、粘る望月からギブアップを奪った。
中邑譲りのシャイニング・トライアングルの“進化版"で武道館へ弾み。そして名勝負を量産してきた“ドラゲーの鉄人"を相手に熱闘を繰り広げ、そして大先輩に競り勝ってみせた。
勝っても憂流迦は最敬礼で望月に感謝。憂流迦が座礼で敬意を示すと、望月も座礼で応じ、場内も温かな拍手で満たされた。
マイクを握った憂流迦は「効いた。効いたっす。MONDAY MAGIC、月曜日の魔法にかけられて、最高の時間を堪能しましたよ」と充実の表情を浮かべると、「前も言った通り。今日もスゲェ楽しかったです。皆さん、1月1日の“答え合わせ"までみんなで楽しんでいきましょうよ」と呼びかけて新宿大会を締めくくった。ファンとともに武道館へと続く道を歩み続ける憂流迦。今宵の新宿の夜でも、大きな経験値を積み増した。
【憂流迦の話】「ああ、効いたっすね。マジで効いたっすね。いやあ、凄いいい時間を過ごさせてもらいました。本当に望月さんありがとうございます。学びが多い試合になりました。MONDAY MAGIC、月曜日の魔法、本当にいろんなものを僕は得れてますよ。このままプロレスの感度をドンドン上げていって、ひたむきにプロレスと向き合いたいと思いますよ」