10/28【全日本】翌日アジアタッグ戦へ井上が安齊に連敗も「お前を明日殺す」
『ジャイアント・シリーズ2024』苫小牧市総合体育館(2024年10月28日)
○安齊勇馬&ライジングHAYATO&綾部蓮vs宮原健斗&MUSASHI&井上凌×
翌日の帯広大会におけるアジアタッグ戦へ向けた前哨戦で挑戦者・井上が王者・安齊に連敗。「明日でお前のこと潰してやる。いや、お前を明日殺す!」とリベンジを誓った。
王者・HAYATO&安齊に宮原&井上が挑戦するアジアタッグ戦が翌日に迫った。この日は最後の前哨戦で初めて両チームがフルメンバーで激突。前日の札幌大会で安齊との一騎打ちに敗れている井上は一矢報いておきたいところだった。
井上の目には安齊しか映っていない。ミドルキックの速射砲、顔面への串刺し低空ドロップキックと攻勢をかけ、サッカーボールキック、ランニングローキックと蹴りまくった。安齊がダブルアームスープレックス、ジャーマンで投げても引かず。ジャンピングハイキックで逆襲し、張り手をぶち込んだ。が、安齊はジャンピングニーを連発して難なく逆転。バックドロップでぶん投げて3カウントを奪った。
アジアタッグ最後の前哨戦はHAYATO&安齊が快勝。井上は2日連続で安齊の軍門に下った。しかも連夜の岩石落とし葬という屈辱的な結果。「明日で最後だ。明日で全部決まるんだよ。ここで終わったら俺はゴミも同然だ」と反骨心を燃やした井上は「ここで必ずあいつらからベルトを獲って、俺とケンでバリバリで最高の伝説作ってやる」と誓うばかり。「おい、安齊勇馬。明日でお前のこと潰してやる。いや、お前を明日殺す!」と物騒な言葉で復讐を予告した。
対する安齊は「今日もまあ当然の勝利だろう」と余裕を崩さず。「明日とんでもない、俺が満足するような思いぶつけてくださいよ。期待せずに待ってます」と上から目線で注文を付けていた。
【試合後のHAYATO&安齊&綾部】
▼綾部「苫小牧、俺たちELPIDAどうだった? いつも通りしっかり快勝で終わったな。今日の戦いをもってしても、明日この二人がアジアタッグ防衛するのは100%と言い切っていいだろう。二人明日は頼んだよ」
▼HAYATO「明日いよいよ宮原健斗と、もう一人誰かとの試合だね。いろんなところで宮原健斗とやってきたけど、アジアタッグをかけて、俺がチャンピオン側になるのは初めてだね。昨日、宮原健斗が太陽、俺が月と言ったけど、まだ夜でいいんじゃない? 太陽ばかりだと暑苦しいしね。明日は俺たちが勝つよ」
▼安齊「今日もまあ当然の勝利だろう。アジアタッグ、いよいよ明日。井上さんは今日の負けも紙を破いた程度で収まるようなちっぽけな怒りに、安っぽい殺意に変えて過ごすつもりですか? 明日とんでもない、俺が満足するような思いぶつけてくださいよ。期待せずに待ってます」
【試合後の宮原&井上&MUSASHI】
▼MUSASHI「北海道シリーズ、ヘビー級と何度も当たれるような、最強タッグに向けての戦いだ。そしてこの後、我らがせーちゃんが世界ジュニア挑戦するということでね、今日も応援させてください。フレー! フレー! せーちゃん! フレーフレー、せーちゃん、フレーフレー、せーちゃん! せーちゃん頑張れよ!」
※宮原が戻ってきて
▼宮原「うるせえ、バカヤロー! あっちいけ、このヤロー。負けてんだろ。チャラチャラしやがって」
※MUSASHIを追い払うと
▼宮原「明日だ、明日。今日は苫小牧でみんなのパワーもらったけど、最後の前哨戦もっていかれた。安齊勇馬、なかなか調子よさそうだな。ただ明日は帯広だよね。おい、帯広! 十勝、俺の第5の故郷だ。第5の故郷・帯広で俺が10年ぶりにアジアタッグを巻く。いいな、第5の故郷・帯広。プロレスファンよ、明日、俺と井上凌、バリバリ最高伝説を応援するんだ」
▼井上「昨日から前哨戦2戦やって、全部負けて、完全に不利だよ。だけどな、明日で最後だ。明日で全部決まるんだよ。ここで終わったら俺はゴミも同然だ。ここで必ずあいつらからベルトを獲って、俺とケンでバリバリで最高の伝説作ってやる」
▼宮原「よっしゃあ! 明日だ十勝! いこうぜ」
▼井上「おい、安齊勇馬。明日でお前のこと潰してやる。いや、お前を明日殺す!」