11/21【AEW】オスプレイとフレッチャーが一騎打ちへ火花 TAKESHITAはリコシェと熱戦、デイビス粉砕
AEWダイナマイトが現地時間20日、ペンシルベニア州レディングで行われ、ウィル・オスプレイとカイル・オライリーの前哨戦となった8人タッグマッチでAEWインターナショナル王者KONOSUKE TAKESHITAが快勝した。
先週、オスプレイがフレッチャーの対戦要求を受諾し、11・23『フル・ギア』での一騎打ちが決定。フレッチャーの裏切りによって盟友関係から一転、たもとを分かった両者が雌雄を決する。
この日はオスプレイがリコシェ、マーク・デイビス、パワーハウス・ホッブス、フレッチャーがTAKESHITA、ランス・アーチャー、ブライアン・ケイジとそれぞれ組んでの前哨戦で激突した。後入場のドン・キャリス・ファミリーが現れると、オスプレイ、リコシェらが襲いかかり、乱闘で幕開け。オスプレイはフレッチャーを何度もバリケードに投げつけた。
開始のゴングが鳴ると、TAKESHITAがインターナショナル王座挑戦を狙うリコシェのトルニージョを被弾。オスプレイはエプロンから場外へのランニングローキックでフレッチャーを蹴り飛ばす。フレッチャーもオスプレイを鉄階段に投げつけて反撃。アーチャーによって鉄階段攻撃に挟まれていたホッブスはオスプレイと激突し、左足を負傷したようで戦線離脱に追い込まれた。
その後もアーチャーはオスプレイのスワンダイブ攻撃をデッドリードライブで食い止め、リコシェを場外のオスプレイとデイビスに向かって投げつける大暴れ。それでもリコシェはTAKESHITAにハンドスプリングエルボーを放って気を吐き、オスプレイとフレッチャーはエルボー合戦で真っ向から火花。ランニングエルボーで競り勝ったオスプレイはハンドスプリングレッグラリアットを放ち、TAKESHITAにはデイビスとの合体カッターをさく裂させた。
ドン・キャリス・ファミリーもオスプレイ相手にアーチャーがフロントハイキック、ケイジがジャーマンを立て続けに決め、デイビスが飛び込んでも合体ブレーンバスターで返り討ち。TAKESHITAが旋回式ブルーサンダーでオスプレイを豪快に叩きつけると、フレッチャーはオスプレイを罵倒しながらストンピングを連発した。
ここでホッブスが足を引きずりながらも戻ってきて、TAKESHITAにラリアットを連発。アーチャーとケイジを両腕フライングラリアットで蹴散らした。TAKESHITAはデイビスのフロントハイキック連打、変型パイルドライバーで攻勢を許し、リコシェのスワンダイブ式ボディアタックを食らった。
ここから両軍が入り乱れる混戦模様となり、オスプレイがスワンダイブ式エルボーでアーチャーを蹴散らすと、フレッチャーを挑発。呼応したフレッチャーはエルボー合戦で渡り合い、一進一退の読み合いからトラースキックを叩き込む。オスプレイもその場飛びスパニッシュフライで応戦したが、ヒドゥンブレードはフレッチャーが回避してデイビスに誤爆してしまう。すかさずフレッチャーがトペスイシーダでオスプレイに突っ込むと、TAKESHITAがデイビスにワガママを叩き込んで3カウントを奪った。
『フル・ギア』での一騎打ちへ向けた前哨戦はフレッチャーが制した形となった。試合後、フレッチャーはリング下で座り込むオスプレイをしばしにらみつけた。