11/24【AEW】大熱戦で「AEW!」コール フレッチャーがオスプレイ超え
『フル・ギア2024』が現地時間23日、ニュージャージー州ニューアークで行われ、カイル・フレッチャーが大熱戦の末にウィル・オスプレイとの一騎打ちを制した。
AEWインターナショナル王者に君臨していたオスプレイだが、10・12『レッスルドリーム』でフレッチャーに裏切られた末、KONOSUKE TAKESHITAに敗れて陥落。髪を剃って「お前の陰から抜け出す」と宣言したフレッチャーの要求を受け、この日、両者の一騎打ちが実現した。
先に主導権を握ったのはフレッチャー。低空DDTで突き刺し、オスプレイがテーピングを施した後頭部を殴りまくる。場外で垂直落下式ブレーンバスターを敢行し、リングに戻っても後頭部へのトラースキック、エレベイテッドDDTと首攻めを続ける。胴締めドラゴンスリーパーで絞め上げ、オスプレイのスイングDDTをみちのくドライバーで切り返した。
劣勢が続いたオスプレイだったが、コーナー最上段から場外へのスカイツイスタープレスを発射して逆襲。スワンダイブ式エルボー、旋回式ブルーサンダーの猛攻で巻き返し、ハイキック、トラースキックを立て続けに見舞った。フレッチャーもオスカッターをネックブリーカードロップで迎撃。シットダウン式ラストライドで豪快に叩きつけて譲らない。
場外戦に持ち込んだオスプレイはツームストンパイルドライバーで逆襲。リングに戻るとブルートルネード(キリモミ式ダイビングボディプレス)で追い討ちをかけ、目まぐるしい読み合いをその場飛びスパニッシュフライで制した。フレッチャーがラリアットで反撃しても、オスプレイはヒドゥンブレードをカウンターで叩き込んだ。
「AEW!」コールの大合唱となった中、オスプレイはスタイルズクラッシュ、ヒドゥンブレードで勝負に出たが、フレッチャーは3カウントを許さない。エプロンでのストームブレイカーを食い止めると、断崖式ツームストンパイルドライバーで鉄階段に突き刺す荒技を敢行した。大ダメージを負ったオスプレイをリングに戻したフレッチャーはパイルドライバーで追い討ち。オスプレイもヒドゥンブレードで応戦するもののダメージの影響による威力半減か、フレッチャーは倒れず。最後はフレッチャーが垂直落下式ブレーンバスターでコーナーに突き刺して3カウントを奪った。
大熱戦の末、フレッチャーがかつての兄貴分オスプレイ超え。試合後、大の字のままのオスプレイの眼前で両手を突き上げながら雄たけびを上げた。