11/26【WWE】世界ヘビー戦へダミアンが王者グンターをテーブル葬
ロウが現地時間25日、アリゾナ州グレンデールで行われ、11・30『サバイバーシリーズ』における世界ヘビー級王座戦へ向けてダミアン・プリーストが王者・グンターに精神的に揺さぶりをかけたうえでテーブル葬にした。
8月の『サマースラム』以来の再戦となるグンターとダミアンの世界ヘビー戦が5日後に迫った。先週、バックステージでの乱闘で優位に立ったダミアンは「お前はリング上では皇帝かもしれないが、ストリートでは俺がキングなんだよ」と通告。一方、王者・グンターは10月の『クラウン・ジュエル』で統一WWE王者コーディ・ローデスとの王者対決に敗れて以来、自信喪失となった感は否めない。
この日、リング上でインタビューを受けたグンターだが、言葉を発せないまま。そこへダミアンがやってきて「かつてのお前は殺し屋のオーラを出していた。誰が相手でも好き放題やって、手を出せないほどのオーラだった。何が起こった? 王者のプレッシャーか?」、「なぜ今、お前の様子がおかしいのか、俺は知っている。今まで俺みたいなヤツを相手にしたことなかったもんな」と揺さぶり。「サバイバーシリーズでは、この俺がその王座を獲る。リングの皇帝様がストリート出身のヤツに負けたらどうなっちまうんだろうな」と通告とともに挑発した。
するとグンターは怒りが抑えきれなかったようで、手にしたマイクでダミアンを殴打。馬乗りになってパンチを連打し、フロントハイキックを見舞った。さらにダミアンを場外に転落させると、ラリアットを叩き込んだ。が、ダミアンも鉄柱攻撃で反撃。実況席へのレーザーズエッジを敢行してグンターをKOし、ベルトを高々と掲げた。世界ヘビー戦は5日後。ダミアン優勢で本番を迎えることになりそうだ。
今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。