プロレス/格闘技DX

『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第2競技場(2024年11月30日)
Bブロック公式戦 ○宮原健斗&デイビーボーイ・スミスJr.vs宮本裕向&佐藤光留×

　宮原&スミスが光留&宮本に快勝して最強タッグ4勝目。Bブロック単独首位で最終公式戦を迎えることになった。

　宮原&スミスはここまで3勝1敗でBブロック首位タイ。5戦目となったこの日、光留&宮本のバカの時代コンビと対戦した。

　序盤から中盤にかけて主導権を握ったスペシャルタッグは光留に集中砲火を浴びせたが、光留がジャンピングハイキックで宮原に反撃すると、宮本にフロントスープレックス、キックコンビネーションで攻め込まれてしまう。それでもスミスが光留をドラゴンスクリューで吹き飛ばし、宮原がドロップキック連射を浴びせたが、光留&宮本はハイジャックパイルドライバーで逆襲。光留がアンクルホールド、腕ひしぎ逆十字固めで宮原にギブアップを迫った。

　宮原が耐えると、スミスが高速パワースラム、雪崩式アバランシュホールドで援護射撃に出る。宮原がシャットダウンの構えに入ると、宮本がミサイルキックで阻止。光留がジャンピングハイキック、水車落としからのチキンウイングアームロックで宮原を捕らえたが、スミスが光留、宮本をバックドロップで次々にぶん投げる大立ち回り。すかさず宮原がブラックアウトを連射すると、シャットダウン・スープレックス・ホールドを爆発させて光留から3カウントを奪った。

　宮原&スミスが苦戦を強いられながらも光留&宮本を破って4勝目。Bブロック単独首位に位置した。残る公式戦は12・5新木場大会のサイラス&ジャクソン戦のみ。負けさえしなければ決勝トーナメント進出が確定する。宮原の「全日本プロレス最高ですかあ!?」、スミスの「I LOVEゼンニッポーン!」の絶叫リレーで大阪大会を締め。宮原が「俺らがここ大阪、関西の熱い熱いプロレスファンの声援が背中を押して4勝目だ。Bブロック単独首位だろ」と勝ち誇り、「12・8優勝決定戦の舞台に俺らが絶対に勝ち進む。プロレスファン、俺らがBブロック正真正銘、必ずトップで勝ち上がるぜ」と豪語すれば、スミスも「一つだけ言っておくぞ。次回、大阪に戻ってくるときは、世界最強タッグ決定リーグ戦の優勝者になっていることを約束するよ」と宣言。その先に世界、アジア両タッグ王座獲りを見据えた。

【試合後の宮原&スミス】

▼宮原「よし、ヘイ、チャンプ。俺らがここ大阪、関西の熱い熱いプロレスファンの声援が背中を押して4勝目だ。Bブロック単独首位だろ。次は明日の鳥取。宮原健斗が鳥取に来るぞ。そして12・8優勝決定戦の舞台に俺らが絶対に勝ち進む。プロレスファン、俺らがBブロック正真正銘、必ずトップで勝ち上がるぜ」

▼スミス「大阪に戻ってこれてうれしいし、最高の気分だ。一つだけ言っておくぞ。次回、大阪に戻ってくるときは、世界最強タッグ決定リーグ戦の優勝者になっていることを約束するよ。そして、もしその機会があれば、我々はアジアタッグチャンピオン、世界タッグチャンピオンになっているつもりだ。I LOVE!」

▼宮原&スミス「ゼンニッポン!」

▼宮原「I LOVE大阪」

▼スミス「アリガトー、カンサイ。オコノミヤキ!」