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2/1【NOAH】1・31横浜大会一夜明け会見 詳細コメント&フォトギャラリー

『1・31横浜大会一夜明け会見』
都内ノア事務所
◇ジュニア3王者会見◇
――昨夜を振り返って?

▼小峠「昨日は無事、防衛できたんですけど、去年ずっと恥をかかされ続けたタイチから勝たないことにはベルトを巻けないなぁ…と。ある意味“熱い気持ち"になってこられた。だから今はベルトを預かってもらってる状態なんですけど、次は金丸とタイチですかね。でも僕はタイチから勝つことしか考えてなんで。だからしっかりタイチからピンフォールを取って正式に自分の腰にベルトを巻けるようにしていきたいと思います」

▼原田「昨日、TAKAタイチに勝って盗まれていたベルトを獲り返せたのは、凄く嬉しかったです。あいつらに勝ったことで、価値は無いですけど意味のある勝利だったと僕は思ってます。3月にある自己満足の自主興行(3・17TAKAタイチ興行)…それにこのGHCジュニアタッグのベルトは懸ける意味が無くなったなと僕は思ってます。次の挑戦者は金丸&タイチなので、僕からしたらTAKAタイチは逃げたととらえてます。だから、あいつらの興行にはこのベルトは懸けない。次は金丸&タイチ。誰が来ようとも俺たちは絶対に勝ちますし、鈴木軍ジュニアは終わらせます。今回勝ったら今後あいつらとはタイトルマッチはやらない!」

――TAKAは鈴木軍ジュニアを全員動員しての「2対4」すら示唆していたが?

▼原田「連れて来いってカンジです。昨日も実際デスペラードが来て、2対3の状況でも俺たちが勝ってますし。誰が来ようが関係ないです。ナンボでもやってやります」

――石森選手は?

▼石森「昨日の試合ですが、拳王選手の攻撃にはビックリした部分もあったんですけど、落ちついて対応できたんで良かったと思います。拳王が言っていた『ノアジュニアを面白くする』という気持ちは本物だったんだな…と試合をして感じましたし、これからもジュニア戦線に食い込んでくるであろう選手だと思うので、まだまだ拳王とはやり合いたいと思います。そして! 金丸に対してですが…。『ノアですべてやり尽くした』と言って出ていった人間が、またこのリングに戻ってきて、さらに昨日…鈴木軍に寝返りやがった。『カネと力が欲しい』だ? カネ、カネ、カネ…ってどっかの誰かと一緒だな! ただ、いずれは戦わなきゃいけない相手だと思ってたし、鈴木軍に入ったことでさらに負けられない相手になった。とにかく金丸! 俺はお前を倒して、ノアの苦境を乗り越えてきた人間と、そうじゃない人間の違いを見せつけてやる!(※と言ってマイクを叩きつけるように置く)」

◇ノア勢決起会見◇
――昨夜を振り返って?

▼丸藤「まず昨日、負けてしまったことは、事実として受け止めています。そして…去年とまた同じことを繰り返してしまった形になるんですが、去年は『絶対俺が獲り返さなきゃいけない』。一人の人間として、一人のプロレスラーとして意地になって突っ走った部分もありました。でも、一度ベルトを獲り返して、昨日は結果は残せなかったけど、今ここにいるメンツをみると、去年より断然たくましい人間たちになってると思うし、彼らと一緒に戦っていきたい。そしてまた俺が必ずあのベルトを巻く。必ず…たどり着きます」

――潮崎と握手したが?

▼丸藤「さっきも言ったように、去年は俺がまいた種だから自分でケツを拭かないといけない。そう思って意地になっていた部分はある。今回こうやって去年同様ベルトを獲られて、また自分だけが意地になってノアが良くなっていくのか…と問われれば、そうではないと思うんで。彼(潮崎)の気持ちが本気だというのは伝わってたんで、しっかり一緒にやっていきたいなと思います」

――潮崎選手は?

▼潮崎「昨日の試合は自分が仲間と思っていた人間にも裏切られ、最後はああいう形で敗れてしまいました。そこに自分は“怒り"しかありません。自分を裏切った金丸、そして高笑いしていた鈴木みのる。鈴木軍は絶対に俺が倒します! このノアのことを『沈没船』と言う鈴木軍。絶対に…この船は沈ませません。そのために俺は今、ここにいます。この船は絶対に沈ませません。絶対にひとつの力となってこの船を守ります! (※立ち上がって)丸藤さん! 改めてよろしくお願いします!(※と握手を求めて丸藤も応じる)」

――中嶋選手は昨夜を振り返って?

▼中嶋「ホントに…“悔しい"の一言です。でも、後ろを振り返っても何も生まれないし、何も見えない。だから俺は前を向いていきます。絶対にこのままじゃ終わらない。絶対にあきらめない。あの2人(K.E.S.)を絶対に逃がせない。それだけです」

――先ほどの鈴木軍会見でGHC王者の杉浦から標的とされ、鈴木からは“小僧"呼ばわりされたが?

▼中嶋「まぁ別にあいつらにどう思われようと関係ないけど、そんな“小僧"はあいつが思うよりずっと強くなってるんで。今回は結果が残せなかったけど、ここからの俺もしっかり見て欲しいし、何よりも鈴木軍は絶対に許さない。俺たちは絶対に沈まないし、俺たちの船だからこれ以上はこの船を傷つけさせない。俺たちが絶対に守ります」

――ヨネ選手は?

▼ヨネ「昨日の結果はホントに皆さんに残念な思いをさせてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、俺たちには仲間がいます。鈴木軍の好き勝手にはさせない。ランス、スミス…絶対にかなわない相手じゃないと思ってるんで、また勝っちゃんと組んで実績作って、もう一回チャンスをつかんで、絶対にベルトを獲り返します」

――谷口選手は?

▼マイバッハ「(※立ち上がってかぶっていたマスクを机に叩きつける) 素顔のマイバッハ谷口としてやっていく!」

――北宮選手は?

▼北宮「悔しい気持ちはみんなと一緒だ。鈴木軍の軍事力…汚ねえ手段使ってくることも分かってる。だったら俺たちも一丸となって、その汚ねえ手段を真っ向から受け止めて、徹底的にやってやる。どっちが潰れるか勝負だ。やるったらやるぞ! 以上だ!」

――改めて丸藤選手は?

▼丸藤「さっきも言ったように去年と同じことは繰り返さない。絶対に繰り返さない。『また言ってるよ』って思われないように、内容結果を残して俺たちが必ず“本来のノア"を取り戻します」

◇中嶋インタビュー◇
――杉浦から標的とされたが、GHCに挑戦したい気持ちはある?

▼中嶋「もちろん。やりますよ。杉浦だって裏切り者だし、鈴木軍自体がノアとして認めたくない存在だから」

――タッグ王座には手が届かなかったが、逆に名指しされたことはチャンスでもある?

▼中嶋「そうですね。ただ『チャンスだ、良かった』って気持ちにはなれないしね。丸藤さんが負けた分、俺が獲り返すって気持ちで」

――ただ鈴木は挑戦に足る『資格が無い』と言っていて、その鈴木と2・24後楽園で一騎打ちが決まったが?

▼中嶋「そこで証明すればいいんでしょ? 鈴木の首を獲れば、それが格好の“実績"になるでしょ。向こうの長(おさ)ですから。誰も文句はないでしょ。その首を獲って、杉浦に投げつけてやりますよ」

――2月ツアーでは全大会で鈴木と当たるが?

▼中嶋「全大会を通じて“実績"を作ってやる気持ちだし、それしか最短距離はないと思うし。何よりも一日でも早くね、ヘビーとタッグのベルトを獲り返さないと俺たちの本当の舵取りは始まらないから」

――裏切った杉浦にはどんな感情が?

▼中嶋「一緒にやってきた仲間だと思ってたし、去年ずっとそばにいた人間がああいう行動に出たってことは理解しがたい。でも、それが彼の本質なんだろうから。そこは許せないですよね。まぁ起こったことは仕方が無い。俺は俺でノアとして一歩を踏み出した。昨日は負けたけど、これで終わりじゃないから」

――その思いを逆なでするように、杉浦は『今さらノアに入ったバカ』と言っていたが?

▼中嶋「そんなバカがテメーの首を刈ることになるんだよ。そんな小僧が、資格がないクソガキに首を刈られることになる。口は災いのもと。恥をかくことになるのはそっちだ」

――3・19後楽園では4大GHC戦開催も発表されたが、そこでの挑戦につなげたい?

▼中嶋「そうですね。そうじゃなきゃ、何のためにノアに入ったのか分からないですから」

◇潮崎インタビュー◇
――マイバッハが手を差し伸べてきたことについて?

▼潮崎「鈴木みのるに好き勝手やられて、味方と思っていた金丸義信にもああいう形で裏切られて…。足をつかんだ瞬間の金丸義信の顔。笑ってたからね…。『ノアの力になる』。同じ志を持った人間だと信じ切ってた分、正直ショックは大きかった。リング上で負けてぶっ倒れてましたけど、本当に心身ともに“どん底"まで落ちてた。負けた肉体的ダメージと精神的なダメージも凄く大きくて、立ち上がれるかどうか分からないような状態だった。でもそこへ谷口…マイバッハ谷口が上がってきてくれた。そしてマスクを脱いだ。谷口がマスクをかぶって“マイバッハ谷口"になった時、凄い覚悟があったと思う。それをね、俺の目の前で脱いで、助けてくれた。俺はその覚悟に心を打たれたし、まだまだ俺も止まってられないって力をもらったし。逆に、あそこで何も無かったらどうなってたか(ダメージが大きすぎて)分からない。だから谷口の行動には感謝してます。あれが無かったら立ち直れなかったかもしれない。それを谷口がすべて覆してくれた。力をもらいました」

――谷口はかつての相棒でもあるが?

▼潮崎「俺が再びノアで試合をするようになって、大田区でマイバッハ谷口とやりましたけど、俺の中では谷口とはやり合ってお互いを高めていく…と意識してた。向こうも一緒だとは思うんですけど、俺がどうしようも無くなった時に俺を呼び起こしてくれた。諦めない力をもらって、鈴木軍の前に常に立ち続けたいと思うこともできた。しっかりその行動に応えたいと思います」

――再びタッグを組みたい気持ちもある?

▼潮崎「谷口がタッグを組みたいと思ってるのかどうかは分からないけど、向いてる方向は全員一緒だし。谷口も俺も一緒の方向を向いてるのは確か。そこをもっともっと強くしていかなきゃいけない」

――2月ツアーではK.E.S.とそれぞれシングルで当たるカードもあるが?

▼潮崎「うん。俺はあいつの力を信じてるし、谷口も俺の力を信じて欲しいしね。以前、組んでたからって懐かしむ気持ちもない。組むなら以前とは違う新しいタッグにしたいし、俺はあいつと組むのに何ら障壁はない。マスクを脱ぎ捨てた覚悟に俺も応えたいし」

――改めてノアの一員として選手からは認められた形となったが?

▼潮崎「でも、選手だけじゃなくて、観ている人たちを納得させないといけない。一番納得させなきゃいけないのはそこだと思うんで。まだまだ完全には納得してもらってないと思ってるので。そこはしっかり俺がノアでの戦いで見せていかないといけない」

――ノアをステップアップさせたい? それとも自分がステップアップしたい?

▼潮崎「ノアを上げることが自分のステップアップにつながるはずだし、俺がステップアップしないとノアもステップアップしないと思ってるんで。自分自身の力をもっともっと上げたい」

――シングルのGHCヘビーについては?

▼潮崎「常に獲りにいきたいとは思っているけど、昨日ああいう形で(鈴木)負けてしまった。鈴木みのるだろうと、杉浦貴だろうと、これからもっともっと(自分の存在を)刻み込んでいかないといけないと思うし」

――潮崎選手のノア退団時に『裏切った』と言った杉浦が、今は鈴木軍に入ってノアを裏切った。逆に潮崎選手は今、ノアの力として再び認められた。数奇なシチュエーションだが?

▼潮崎「確かに変わったシチュエーション。俺は鈴木軍を許せないし、怒りしかない。必ずヤツらの前に立って、いろんな意味でケジメをつけたい。自分としても、ノアに対しても、鈴木軍に対しても…。昨日(谷口から)良いきっかけをもらったんでね。必ず前を向いて一歩を踏み出したいと思います」

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