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　WRESTLE-1チャンピオンシップ、W-1タッグチャンピオンシップ2冠王者の征矢学が13日、都内事務所で会見。浜亮太相手のシングル防衛戦(10・31後楽園)に向けては増量を宣言し、タッグ次期挑戦者に決まった村瀬広樹&芦野祥太郎組については“ワイルド義務教育"を通告した。

　10・9後楽園の挑戦者決定3WAY戦を制した浜がW-1王座次期挑戦権を獲得。舞台は10・31後楽園に決まった。

　会見で征矢は「昨日(12日)久々に仙台で浜亮太と試合をする機会があったんですけど、一発一発の重みが今まで以上に重たい。確実にここ半年以内で増量しているはず。浜ちゃんもベルトに対してくすぶってた部分があると思うし、そこは油断できない」と警戒。「目には目、歯には歯を…ということで、向こうが増量したならこっちも増量したい」と決断し、「どっちが“エビスコ"(※業界用語で食べる量のこと)が強いのか。私にはワイルドな胃袋ってもんがあるんですよ。これまで回転寿司を46皿食べたことがある」と微妙なエピソードを交えつつ、妙な対抗心を燃やした。

　現在110キロの征矢は、目標体重を10キロ増の120キロに設定。同じワイルド軍のAKIRAが“自然食の手料理"に凝っていることを明かしたうえで、AKIRAとともに“公開練習"を近く開催するという。「ただ浜亮太みたいに量を食べるわけじゃない。ジャンクフードをひたすら食うわけではなく、自然食を最大限に食べて増量したい」と話した。

　葛西純とのコンビで保持するタッグ王座の初防衛戦も決定。11・3名古屋大会で村瀬&芦野組の挑戦を受ける。村瀬&芦野は10・9後楽園大会で、近藤修司の“裏切り"もあって、カズ・ハヤシ&近藤のチーム246を撃破。試合後には近藤、河野真幸と新ユニットを結成した。征矢は「あんだけ若いキャリアのヤツらが246に勝ったというのは、確かに結果としては凄いことだと思うんですよ。ただ、あの勝ち方っていうのはどうなのか」と疑問符をつけ、「“ゆとり世代"って良く言われますけど、プロレス界にも“ゆとり世代"がまん延してるんですよ。熊ゴローもそうなんですけど、最近の若いヤツらは常識すらなってないですし、先輩に対する態度もなってない」と熱弁。「上に食いつくのは素晴らしいけど、方向性としては間違ってるんじゃないかと。言ってみればあいつらはWRESTLE-1の毒なんじゃないかと。俺が消毒してやりますよ。ワイルド義務教育だ」と通告した。

※会見における征矢の詳細コメントは容量の都合上、別項に掲載いたします