【NOAH】RATEL'S対決に先越され不満うっ積 GHCジュニアタッグ挑戦へグルクン&ジョー組インタビュー 2017/11/1
7月開催のジュニアタッグリーグ戦に沖縄から参戦した琉球ドラゴンプロレスのグルクンマスク&首里ジョー組。9月にもノアジュニアに継続参戦し、GHCジュニアタッグ王者のHAYATA&YO-HEY組を2大会に渡って撃破。挑戦を表明したものの、後から名乗りを上げた原田大輔&タダスケ組の挑戦が優先された。話のなかでは、ジュニアタッグ王座をめぐる異議と不満、ノアジュニアの印象や“沖縄のプロレス"を背負う思いなどがあふれ出た。 【グルクンマスク&首里ジョー インタビュー】 ――まずはノアジュニアの印象を ▼グルクン「昨年SUPER J-CUPに出場した時に、別の組み合わせに石森選手、原田選手がいて、あーやっぱりすげえな、って素直に思いました。特に原田はもともと良い選手でしたが、さらに上に行ったなあと。で、試合後に『ここを点にせず線にして今後も新日本やNOAHのリングに上がりたい』って言いましたから、やっぱり緑のリングは改めて感慨深かったですね。リングという物質的な感想は『ロープが太くて回るしやりにくいな』と(笑)」 ▼ジョー「単純にレベルの高さを感じました。どの選手も心技体が高い次元で備わってると思います。その中で自分がどこまでやれるのかと、楽しみでもありました」 ――9・8熊本、9・10博多2大会で立て続けにジュニアタッグ王者のHAYATA&YO-HEYから勝利を奪って挑戦を表明したものの、その後に名乗りを上げた原田&タダスケ組の挑戦が優先されたが? ▼グルクン「公式戦で確かに結果は残せませんでしたけど、実質3カウントを直接取ったのに挑戦はないというのが、あーそんなもんかなって。そんなに身内でベルト回して、大事にしたいんですかね。ベルトって過保護にするより、『可愛い子には旅をさせよ』くらいがちょうどいいんですよ。それに身内でベルト回しても、ユニットは盛り上がるかもしれないけれど、それはNOAHを盛り上げる事になるのか、もっと言えばプロレス界が盛り上がるのか?と」 ▼ジョー「自分達がチャンピオンチームからそれぞれ3つ取ったにも関わらず、挑戦は無かったので、やっぱり納得はいかなかったです。ここで何も言わなかったら、自分達が勝ったことすら無かった事になる。折角掴んだチャンスがふいになる。とにかく存在をアピールせねばと」 ――次こそ挑戦する? ▼グルクン「そりゃそうでしょう! 沖縄はもちろん、内地(本土)のファンもその方が面白いだろうし、チケットも売れるんじゃないですか?チケット売れるんなら、フロントが黙ってないでしょう(笑)」 ▼ジョー「もちろんです。今度こそは自分たちが挑戦します」 ――日時や場所の希望は? ▼グルクン「日程の希望は早ければ良いなと思うくらいで、そんなに無いんですけど、場所に関しては目立てる所ですね。マスコミが来てくれる所。たくさん人が集まる所。こないだDNAの二人が横浜文体で挑戦していたのは僕の中で相当悔しかったですから。ということで関東近辺です。沖縄、どうせマスコミ来ないでしょ? どんだけビッグマッチやっても、来た事ないですから。僕らはそれで何度も忸怩(じくじ)たる思いを抱えてきましたから」 ▼ジョー「より自分たちをアピールできる所です。普段は沖縄なのでなかなかそういう機会に恵まれない。挑戦するのであればより多くの人の目に触れるような場が希望です」 ――GHCジュニアタッグベルトはどういうものだと考えていますか? ▼グルクン「僕の目標であり憧れである(獣神サンダー)ライガーさんが過去に巻いていたベルトという事で、権威あるベルトだと思います。獲ったら、少しはライガーさんに近づけるんじゃないかなと。それにベルトが獲れたらこれを手形にしたいと考えてます。わかりやすく言うと『防衛戦やってやるから、NOAHごと沖縄に来い』と。NOAHさんって、沖縄だけ大会やったことないんですよね? だったら僕らがこのベルト獲って、それをキッカケに初の沖縄大会が開催されて、そこで僕らが地元の声援を受けてアウェイのタイトルを守る、なんてこんなにワクワクする話ないでしょう!」 ▼ジョー「権威ある素晴らしいベルトだと思います。ベルトが獲れれば今以上に琉球ドラゴンプロレスを、首里ジョーをアピールしていける。自分自身の価値をより高めていけるんじゃないかと」 ――王者のHAYAYA&YO-HEY組に言いたいことは? ▼グルクン「ウチに出てもらったのは2年くらい前かな? その頃からあまり変化は感じないけど、自信がそこかしこに見えましたね。ですけども、彼らと僕らでは背負う物が違う。彼らは個人であり、RATEL'Sというチーム。でもぼくらは琉球ドラゴンという団体を、そして沖縄のプロレスを背負ってる。ベルトが相応しいのはどっちか、おのずと答えは出てるはず。また沖縄来たかったらベルト渡しなさい!(笑)」 ▼ジョー「自分達はチャンピオンチームから勝ってます、なので次も勝つ自信はあります。ええからさっさと挑戦させろ!」 ――最後にノアファンへ一言 ▼グルクン「僕たちは日本の端っこで、なんなら海外よりも情報が届かない沖縄というローカルで、プロレスを、歯を食いしばりながらやっています。ローカルだからといって何ら卑下する部分も臆することもない。プロレスに対する愛情も負けてはいない。僕らがいつも通りやってるいつも通りのプロレスで、ベルト獲って、NOAHも沖縄も盛り上げます! それで防衛戦を沖縄でやるから、沖縄に来て下さい!」 ▼ジョー「沖縄のプロレスの凄さ、見せつけたります!そしてベルトも獲ったります! そして防衛戦はもちろん沖縄にて! その時は沖縄に自分たちを観に!来てや〜」
7月開催のジュニアタッグリーグ戦に沖縄から参戦した琉球ドラゴンプロレスのグルクンマスク&首里ジョー組。9月にもノアジュニアに継続参戦し、GHCジュニアタッグ王者のHAYATA&YO-HEY組を2大会に渡って撃破。挑戦を表明したものの、後から名乗りを上げた原田大輔&タダスケ組の挑戦が優先された。話のなかでは、ジュニアタッグ王座をめぐる異議と不満、ノアジュニアの印象や“沖縄のプロレス"を背負う思いなどがあふれ出た。
【グルクンマスク&首里ジョー インタビュー】
――まずはノアジュニアの印象を
▼グルクン「昨年SUPER J-CUPに出場した時に、別の組み合わせに石森選手、原田選手がいて、あーやっぱりすげえな、って素直に思いました。特に原田はもともと良い選手でしたが、さらに上に行ったなあと。で、試合後に『ここを点にせず線にして今後も新日本やNOAHのリングに上がりたい』って言いましたから、やっぱり緑のリングは改めて感慨深かったですね。リングという物質的な感想は『ロープが太くて回るしやりにくいな』と(笑)」
▼ジョー「単純にレベルの高さを感じました。どの選手も心技体が高い次元で備わってると思います。その中で自分がどこまでやれるのかと、楽しみでもありました」
――9・8熊本、9・10博多2大会で立て続けにジュニアタッグ王者のHAYATA&YO-HEYから勝利を奪って挑戦を表明したものの、その後に名乗りを上げた原田&タダスケ組の挑戦が優先されたが?
▼グルクン「公式戦で確かに結果は残せませんでしたけど、実質3カウントを直接取ったのに挑戦はないというのが、あーそんなもんかなって。そんなに身内でベルト回して、大事にしたいんですかね。ベルトって過保護にするより、『可愛い子には旅をさせよ』くらいがちょうどいいんですよ。それに身内でベルト回しても、ユニットは盛り上がるかもしれないけれど、それはNOAHを盛り上げる事になるのか、もっと言えばプロレス界が盛り上がるのか?と」
▼ジョー「自分達がチャンピオンチームからそれぞれ3つ取ったにも関わらず、挑戦は無かったので、やっぱり納得はいかなかったです。ここで何も言わなかったら、自分達が勝ったことすら無かった事になる。折角掴んだチャンスがふいになる。とにかく存在をアピールせねばと」
――次こそ挑戦する?
▼グルクン「そりゃそうでしょう! 沖縄はもちろん、内地(本土)のファンもその方が面白いだろうし、チケットも売れるんじゃないですか?チケット売れるんなら、フロントが黙ってないでしょう(笑)」
▼ジョー「もちろんです。今度こそは自分たちが挑戦します」
――日時や場所の希望は?
▼グルクン「日程の希望は早ければ良いなと思うくらいで、そんなに無いんですけど、場所に関しては目立てる所ですね。マスコミが来てくれる所。たくさん人が集まる所。こないだDNAの二人が横浜文体で挑戦していたのは僕の中で相当悔しかったですから。ということで関東近辺です。沖縄、どうせマスコミ来ないでしょ? どんだけビッグマッチやっても、来た事ないですから。僕らはそれで何度も忸怩(じくじ)たる思いを抱えてきましたから」
▼ジョー「より自分たちをアピールできる所です。普段は沖縄なのでなかなかそういう機会に恵まれない。挑戦するのであればより多くの人の目に触れるような場が希望です」
――GHCジュニアタッグベルトはどういうものだと考えていますか?
▼グルクン「僕の目標であり憧れである(獣神サンダー)ライガーさんが過去に巻いていたベルトという事で、権威あるベルトだと思います。獲ったら、少しはライガーさんに近づけるんじゃないかなと。それにベルトが獲れたらこれを手形にしたいと考えてます。わかりやすく言うと『防衛戦やってやるから、NOAHごと沖縄に来い』と。NOAHさんって、沖縄だけ大会やったことないんですよね? だったら僕らがこのベルト獲って、それをキッカケに初の沖縄大会が開催されて、そこで僕らが地元の声援を受けてアウェイのタイトルを守る、なんてこんなにワクワクする話ないでしょう!」
▼ジョー「権威ある素晴らしいベルトだと思います。ベルトが獲れれば今以上に琉球ドラゴンプロレスを、首里ジョーをアピールしていける。自分自身の価値をより高めていけるんじゃないかと」
――王者のHAYAYA&YO-HEY組に言いたいことは?
▼グルクン「ウチに出てもらったのは2年くらい前かな? その頃からあまり変化は感じないけど、自信がそこかしこに見えましたね。ですけども、彼らと僕らでは背負う物が違う。彼らは個人であり、RATEL'Sというチーム。でもぼくらは琉球ドラゴンという団体を、そして沖縄のプロレスを背負ってる。ベルトが相応しいのはどっちか、おのずと答えは出てるはず。また沖縄来たかったらベルト渡しなさい!(笑)」
▼ジョー「自分達はチャンピオンチームから勝ってます、なので次も勝つ自信はあります。ええからさっさと挑戦させろ!」
――最後にノアファンへ一言
▼グルクン「僕たちは日本の端っこで、なんなら海外よりも情報が届かない沖縄というローカルで、プロレスを、歯を食いしばりながらやっています。ローカルだからといって何ら卑下する部分も臆することもない。プロレスに対する愛情も負けてはいない。僕らがいつも通りやってるいつも通りのプロレスで、ベルト獲って、NOAHも沖縄も盛り上げます! それで防衛戦を沖縄でやるから、沖縄に来て下さい!」
▼ジョー「沖縄のプロレスの凄さ、見せつけたります!そしてベルトも獲ったります! そして防衛戦はもちろん沖縄にて! その時は沖縄に自分たちを観に!来てや〜」