【新日本】二日酔い・田口をワトが説教 “69代王者"初戦で快勝も… 2022/2/20
『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(2022年2月20日) ○田口隆祐&マスター・ワトvsエル・デスペラード&金丸義信× IWGPジュニアタッグ“第69代王者"の田口&ワト組が元王者コンビを相手に王者初戦で快勝。技アリの尻殺法で試合を決めた田口だったが、バックステージでは18歳年下ワトに“説教"を食らった…。 前夜の札幌2連戦初日で4WAY戦を制して初戴冠。田口がこだわり続けた“69代王者"の座を射止め、ワトもタイトル初戴冠を成し遂げた。 王者としての初戦となった2日目のこの日は、いきなり元王者のデスペラード&金丸組とノンタイトル戦で激突。序盤からペースを握ったのは鈴木軍コンビで、ワトを田口の尻に誤爆させると、そのまま田口を捕獲して左ヒザに集中砲火を浴びせた。 ワトが巻き返して田口も場内外をヒップアタックで縦横無尽に駆け回って二人をナデ斬り。スワンダイブ式ヒップアタックまで見舞ったが、金丸の低空ドロップキックを左ヒザに浴びると、やはり失速…。足4の字で追い詰められ、ドロップキック&バックドロップの合体攻撃も浴びるや、再び低空ドロップキックで左ヒザを撃ち抜かれた。 だが、続く2度目の足4の字は下から蹴り上げて阻止。続けざまに尻を蹴り上げるや、たまらず金丸がロープに飛んで戻ってきたところを首固めで丸め込んで3カウントを奪ってみせた。 “技アリの尻殺法"で王者としての初戦を快勝で彩った田口だが、バックステージでは“二日酔い"を告白…。試合後は黒ラベルをがぶ飲みし、ホテルでは日本酒をやり続けて勝利の美酒に酔った。挙句の果てには翌朝も飲酒してから会場に向かったという。 それでも勝ったから「酔っ払って試合しても法律違反じゃないから。全然大丈夫だよ」と胸を張ったが、ワトは「俺たちタッグチャンピオンだから。しっかりやってくださいよ」と呆れ顔。それでも田口は「勝っても飲むなと怒られますか? 24歳に42歳が。18歳下に。まあそれぐらい逞(たくま)しくなったということでしょう。ワンパクでもいいですよ。逞しく育ってくれたらそれでいいんですよ」と目を細めていた…。 【試合後の田口&ワト】 ▼ワト「ありがとうございました」 ▼田口「やっぱりベルトが選手を育ててくれるというか逞しいよね。マスター・ワト、ワトさん。確かに…」 ▼ワト「(※田口の言葉を遮り)これを機にね、このベルトを守ります。でも、俺ね、初めてだよ、守るものができたの。人ってさ、守るものができたらさらなる強さを出すんだよ。守るものができたら人は強くなる。その言葉を信じて俺はベルトをしっかり田口さんと2人で守っていきます」 ▼田口「そうだよね。守るよね〜守るよね〜」 ▼ワト「田口さん!」 ▼田口「なんだ?」 ▼ワト「今日ちょっと動き悪くないですか?」 ▼田口「いやいや!」 ▼ワト「最後、丸め込んだのはあっと思いましたけど。凄いなと思いましたけど」 ▼田口「そうだろ? 動きが悪い?」 ▼ワト「連携で動き悪くなかったですか?」 ▼田口「動きは悪くないよ。昨日は勝利の美酒で黒ラベル中心に」 ▼ワト「飲み過ぎじゃないですか? 試合後のビールは美味しかったけど、ちょっと飲み過ぎじゃないですか? コメント中に2本、3本目もいきましたからね」 ▼田口「3本飲んで控室に帰って1本、部屋帰って日本酒だ…そりゃ飲むよ。ちょっと二日酔いかな? 二日酔い」 ▼ワト「酔ってるんですか、今日? 酔っ払って試合したんですか?」 ▼田口「酔っ払って試合しても法律違反じゃないから。全然大丈夫だよ」 ▼ワト「しっかりやってください」 ▼田口「ちょっと酒が残ってたから朝もう1本飲んで迎え撃って…」 ▼ワト「(※田口の言葉を遮って)俺たちタッグチャンピオンだから。しっかりやってくださいよ」 ▼田口「私を誰だと思ってんですか?」 ▼ワト「(※聞かずに)しっかりやってください(※と言って、先に控室へ)」 ▼田口「私みたいな歳になってもまだ怒られますか? 勝っても飲むなと怒られますか? 24歳に42歳が。18歳下に。高校卒業して大学に進学するぐらいに生まれた子に怒られますか? カメラの前で、チャンピオンになったのに怒られますか? まあそれぐらい逞しくなったということでしょう。ワンパクでもいいですよ。逞しく育ってくれたらそれでいいんですよ」 【試合後のデスペラード&金丸】 ▼金丸「あ〜あ」 ▼デスペラード「ケツもポンコツだわ、レフェリーもポンコツだわ、お前よく見ておけ」 ▼金丸「誰だ、あいつは? しっかり見ろよ。2つで返してんだろう!」 ▼デスペラード「きっちり見てくれよ、頼むから。お願いしますよ、本当に。そうじゃなくてもこっちは気が立ってんだから。(※ここで金丸は先に引き上げるがデスペラードは1人残って)田口、ワト…良かったじゃない、ワト。お前、この間、これ(デスペラードが肩からかけているIWGPジュニアのベルト)に挑戦して獲れなかったじゃない? でも、こっから伸びるかどうかはお前次第だし、落ちてくのを、自分が伸びないのを人のせいにすんなよ。まっ、それはそうとして、昨日、ファンタズモも面白いこと言ってたぞ〜。リング上で俺のことを殴る前に『俺が次の挑戦者だ』って。まあ、できるかどうかは分かんないよ。でも、あいつとはやってみてえなあ。あいつとシングルやって憶えてるのは2つ。どっちも負けてんだよ。…やりたいなあ」
『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(2022年2月20日)
○田口隆祐&マスター・ワトvsエル・デスペラード&金丸義信×
IWGPジュニアタッグ“第69代王者"の田口&ワト組が元王者コンビを相手に王者初戦で快勝。技アリの尻殺法で試合を決めた田口だったが、バックステージでは18歳年下ワトに“説教"を食らった…。
前夜の札幌2連戦初日で4WAY戦を制して初戴冠。田口がこだわり続けた“69代王者"の座を射止め、ワトもタイトル初戴冠を成し遂げた。
王者としての初戦となった2日目のこの日は、いきなり元王者のデスペラード&金丸組とノンタイトル戦で激突。序盤からペースを握ったのは鈴木軍コンビで、ワトを田口の尻に誤爆させると、そのまま田口を捕獲して左ヒザに集中砲火を浴びせた。
ワトが巻き返して田口も場内外をヒップアタックで縦横無尽に駆け回って二人をナデ斬り。スワンダイブ式ヒップアタックまで見舞ったが、金丸の低空ドロップキックを左ヒザに浴びると、やはり失速…。足4の字で追い詰められ、ドロップキック&バックドロップの合体攻撃も浴びるや、再び低空ドロップキックで左ヒザを撃ち抜かれた。
だが、続く2度目の足4の字は下から蹴り上げて阻止。続けざまに尻を蹴り上げるや、たまらず金丸がロープに飛んで戻ってきたところを首固めで丸め込んで3カウントを奪ってみせた。
“技アリの尻殺法"で王者としての初戦を快勝で彩った田口だが、バックステージでは“二日酔い"を告白…。試合後は黒ラベルをがぶ飲みし、ホテルでは日本酒をやり続けて勝利の美酒に酔った。挙句の果てには翌朝も飲酒してから会場に向かったという。
それでも勝ったから「酔っ払って試合しても法律違反じゃないから。全然大丈夫だよ」と胸を張ったが、ワトは「俺たちタッグチャンピオンだから。しっかりやってくださいよ」と呆れ顔。それでも田口は「勝っても飲むなと怒られますか? 24歳に42歳が。18歳下に。まあそれぐらい逞(たくま)しくなったということでしょう。ワンパクでもいいですよ。逞しく育ってくれたらそれでいいんですよ」と目を細めていた…。
【試合後の田口&ワト】
▼ワト「ありがとうございました」
▼田口「やっぱりベルトが選手を育ててくれるというか逞しいよね。マスター・ワト、ワトさん。確かに…」
▼ワト「(※田口の言葉を遮り)これを機にね、このベルトを守ります。でも、俺ね、初めてだよ、守るものができたの。人ってさ、守るものができたらさらなる強さを出すんだよ。守るものができたら人は強くなる。その言葉を信じて俺はベルトをしっかり田口さんと2人で守っていきます」
▼田口「そうだよね。守るよね〜守るよね〜」
▼ワト「田口さん!」
▼田口「なんだ?」
▼ワト「今日ちょっと動き悪くないですか?」
▼田口「いやいや!」
▼ワト「最後、丸め込んだのはあっと思いましたけど。凄いなと思いましたけど」
▼田口「そうだろ? 動きが悪い?」
▼ワト「連携で動き悪くなかったですか?」
▼田口「動きは悪くないよ。昨日は勝利の美酒で黒ラベル中心に」
▼ワト「飲み過ぎじゃないですか? 試合後のビールは美味しかったけど、ちょっと飲み過ぎじゃないですか? コメント中に2本、3本目もいきましたからね」
▼田口「3本飲んで控室に帰って1本、部屋帰って日本酒だ…そりゃ飲むよ。ちょっと二日酔いかな? 二日酔い」
▼ワト「酔ってるんですか、今日? 酔っ払って試合したんですか?」
▼田口「酔っ払って試合しても法律違反じゃないから。全然大丈夫だよ」
▼ワト「しっかりやってください」
▼田口「ちょっと酒が残ってたから朝もう1本飲んで迎え撃って…」
▼ワト「(※田口の言葉を遮って)俺たちタッグチャンピオンだから。しっかりやってくださいよ」
▼田口「私を誰だと思ってんですか?」
▼ワト「(※聞かずに)しっかりやってください(※と言って、先に控室へ)」
▼田口「私みたいな歳になってもまだ怒られますか? 勝っても飲むなと怒られますか? 24歳に42歳が。18歳下に。高校卒業して大学に進学するぐらいに生まれた子に怒られますか? カメラの前で、チャンピオンになったのに怒られますか? まあそれぐらい逞しくなったということでしょう。ワンパクでもいいですよ。逞しく育ってくれたらそれでいいんですよ」
【試合後のデスペラード&金丸】
▼金丸「あ〜あ」
▼デスペラード「ケツもポンコツだわ、レフェリーもポンコツだわ、お前よく見ておけ」
▼金丸「誰だ、あいつは? しっかり見ろよ。2つで返してんだろう!」
▼デスペラード「きっちり見てくれよ、頼むから。お願いしますよ、本当に。そうじゃなくてもこっちは気が立ってんだから。(※ここで金丸は先に引き上げるがデスペラードは1人残って)田口、ワト…良かったじゃない、ワト。お前、この間、これ(デスペラードが肩からかけているIWGPジュニアのベルト)に挑戦して獲れなかったじゃない? でも、こっから伸びるかどうかはお前次第だし、落ちてくのを、自分が伸びないのを人のせいにすんなよ。まっ、それはそうとして、昨日、ファンタズモも面白いこと言ってたぞ〜。リング上で俺のことを殴る前に『俺が次の挑戦者だ』って。まあ、できるかどうかは分かんないよ。でも、あいつとはやってみてえなあ。あいつとシングルやって憶えてるのは2つ。どっちも負けてんだよ。…やりたいなあ」