【新日本】G1覇者・内藤が1・4メイン確定強調 「東京ドームで大合唱することが一番の目標」 2023/8/14
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『G1 CLIMAX 33』で6年ぶり3度目の優勝を飾った内藤哲也が一夜明けた14日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。「もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」と1・4メイン確定を強調し、「東京ドームで大合唱することが俺の一番の目標」と描いた。 内藤は8・13両国大会におけるG1優勝決定戦でオカダ・カズチカを激闘の末に破り、2017年以来6年ぶり3度目の優勝を果たした。オカダとG1決勝で対決したのは初めて。「若手時代、同じ部屋で寮生活を過ごしたオカダとG1 CLIMAX優勝決定戦という舞台で初めて向かい合えたこと、そのオカダに勝利して優勝できたこと。初めての優勝も2回目の優勝も凄く印象に残る優勝ではありましたけど、それ以上に印象に残るし、凄く価値のある優勝だったのかな」と振り返り、「試合後、デ・ハ・ポンの大合唱、メチャクチャ気持ちよかったです。俺としてはいい夏を過ごせたかな」と満足げな表情を見せた。 昨年、挑戦権利証が廃止されたことで、2024年1・4東京ドーム大会のメインイベントでIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する公算が高い。それは内藤にとっても既定路線で「もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」と1・4メイン確定を主張した。 仮にドームでの挑戦が実現し、勝利すればIWGP世界ヘビー初戴冠となる。が、「IWGPヘビー級王座への憧れは凄くありましたけど、IWGP世界ヘビー級王座に関しては、何なら俺ギリギリまで反対しましたからね」と特別な思い入れはまだない。初めて手にすることでそれが生まれる可能性もあるが、内藤は「相手が誰であろうと俺がメインイベントのリングに立つことに変わりないと思ってるし、その相手を倒し、東京ドームで大合唱することが今の俺の一番の目標であり、一番のモチベーション」と現時点での大目標を強調した。 優勝後のバックステージでは、公式戦で内藤を破っているジェフ・コブが再戦を要求してきた。「たとえジェフ・コブと対戦して、俺が5秒で負けたとしても東京ドームのメイン確定なんでしょ。何もかからない試合だったら俺は5秒で負けても何も悔しくないですよ」との考えを示した内藤は「何かそのへんちょっと何か考えていただきたい」と主張。コブ戦が実現する場合、プラスアルファを求める構えだ。 現在、41歳でキャリアも17年を重ねてきた。「年齢的な部分も考えて、やっぱ残されたチャンスというのはそう多くはないのかなと。と俺は自覚してるので、また来年頑張ればいいや、再来年頑張ればいいや、5年後でもいいかと思えるほど今の俺にとって時間的な余裕はない」と危機感を抱く内藤はG1制覇の勢いそのままに、悲願である東京ドームメインの大合唱締めへ向かって突き進む。 【会見の模様】 ▼内藤「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。優勝決定戦から一夜明け、体の節々はもちろん…でも一番ダメージがあるのは、やはり睡眠不足ですかね。土曜日の両国大会、そして日曜日の両国大会、今日の会見と3日連続で早起きさせられ、寝不足MAXですよ。そんな状況でモーニングコールをくれた新日本プロレス社員さんに感謝しますよ。あなたのしつこいほどの電話で何とか起きることができましたよ。とりあえず6年ぶり3度目の優勝。もちろん出場している以上、全員が優勝を目指しているわけで、優勝できたこと、凄くうれしかったですし。俺の中でG1 CLIMAXといったら、やっぱり真夏の両国というイメージが強かったので。真夏の両国で開催されるG1 CLIMAX優勝決定戦、しかも歓声ありの状況でのG1 CLIMAX優勝。そして試合後、デ・ハ・ポンの大合唱、メチャクチャ気持ちよかったです。俺としてはいい夏を過ごせたかなと思いました」 ――これで1・4東京ドームの切符を手にしたということでいい? ▼内藤「あまり俺、よくわかってないんですけど、挑戦権利証ってどうなったんですか? 今現在どうなってるんですか?」 ――昨年、廃止されたが? ▼内藤「なるほど。ということは俺が東京ドーム決定っていうことでいいんですかね。俺的には今のところそういうつもりでいますけどね。もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」 ――試合後、コブから対戦要求されたが? ▼内藤「ただ、挑戦権利証ってないんですよね。ってことは、たとえジェフ・コブと対戦して、俺が5秒で負けたとしても東京ドームのメイン確定なんでしょ。そのへん、ちょっと何か考えていただきたいですよね。何もかからない試合だったら俺は5秒で負けても何も悔しくないですよ」 ――6年ぶり3度目の優勝ということで過去2回の優勝との違いは? ▼内藤「うーん、そうだな。違いですか。そうだな、ケガのこととかもありますし、年齢的な部分も考えて、やっぱ残されたチャンスというのはそう多くはないのかなと。と俺は自覚してるので、また来年頑張ればいいや、再来年頑張ればいいや、5年後でもいいかと思えるほど今の俺にとって時間的な余裕はないんで、今年のG1 CLIMAXにかける思いは強かったので。ここで結果を残さなきゃっていう思いは過去に優勝した時より強かったかもしれないですね」 ――オカダ選手とG1決勝で対決するのは初めてだったが? ▼内藤「新日本プロレスのレスラーにとってG1 CLIMAX優勝決定戦の舞台って凄く特別な舞台であって。オカダとは何度もシングルマッチしましたけど、まだ若手時代、同じ部屋で寮生活を過ごしたオカダとG1 CLIMAX優勝決定戦という舞台で初めて向かい合えたこと、そのオカダに勝利して優勝できたこと。初めての優勝も2回目の優勝も凄く印象に残る優勝ではありましたけど、それ以上に印象に残るし、凄く価値のある優勝だったのかなと。それは相手が若手時代に一緒に過ごしたオカダだから、かな」 ――現時点でIWGP世界ヘビー級王者はSANADA。EVILがベルトを強奪したが、ドームの相手として描いているのは? ▼内藤「まぁ、昨日のEVILの動きとか、あまり詳しくチェックしてないんでわからないんですけど、今現在、たとえ相手が誰であろうと俺がメインイベントのリングに立つことに変わりないと思ってるし、その相手を倒し、東京ドームで大合唱することが今の俺の一番の目標であり、一番のモチベーションなので。今のところ対戦相手、俺の対角線に誰が立ってるのかということに関しては、そこまで興味がないというか。あくまでもベストな状態で東京ドームのリングに自分自身が立つこと。そこが一番、俺が気にしてることですかね」 ――IWGP世界ヘビーは未戴冠だが? ▼内藤「俺はIWGPヘビー級王座への憧れは凄くありましたけど、IWGP世界ヘビー級王座に関しては、何なら俺ギリギリまで反対しましたからね。ギリギリまで抵抗したのが俺ですから。だから今現在でいうと東京ドームのメインイベントとIWGP世界ヘビー級王座といったら、もう比べられないぐらい明らかに東京ドームのメインイベントの方が上ですよ。それは今現在であって、実際、東京ドームで獲得してみたらIWGP世界ヘビー級王座というのが俺の中で上がってくるかもしれないし、獲ってみないとわからないですけどね。現時点で一番のモチベーションは東京ドームのメインイベントに戻るということですね」 ――言い残したことは? ▼内藤「唯一あるとすれば、今日この会見をご覧下さった皆様、また会場でお会いしましょう。アディオス」
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『G1 CLIMAX 33』で6年ぶり3度目の優勝を飾った内藤哲也が一夜明けた14日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。「もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」と1・4メイン確定を強調し、「東京ドームで大合唱することが俺の一番の目標」と描いた。
内藤は8・13両国大会におけるG1優勝決定戦でオカダ・カズチカを激闘の末に破り、2017年以来6年ぶり3度目の優勝を果たした。オカダとG1決勝で対決したのは初めて。「若手時代、同じ部屋で寮生活を過ごしたオカダとG1 CLIMAX優勝決定戦という舞台で初めて向かい合えたこと、そのオカダに勝利して優勝できたこと。初めての優勝も2回目の優勝も凄く印象に残る優勝ではありましたけど、それ以上に印象に残るし、凄く価値のある優勝だったのかな」と振り返り、「試合後、デ・ハ・ポンの大合唱、メチャクチャ気持ちよかったです。俺としてはいい夏を過ごせたかな」と満足げな表情を見せた。
昨年、挑戦権利証が廃止されたことで、2024年1・4東京ドーム大会のメインイベントでIWGP世界ヘビー級王座に挑戦する公算が高い。それは内藤にとっても既定路線で「もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」と1・4メイン確定を主張した。
仮にドームでの挑戦が実現し、勝利すればIWGP世界ヘビー初戴冠となる。が、「IWGPヘビー級王座への憧れは凄くありましたけど、IWGP世界ヘビー級王座に関しては、何なら俺ギリギリまで反対しましたからね」と特別な思い入れはまだない。初めて手にすることでそれが生まれる可能性もあるが、内藤は「相手が誰であろうと俺がメインイベントのリングに立つことに変わりないと思ってるし、その相手を倒し、東京ドームで大合唱することが今の俺の一番の目標であり、一番のモチベーション」と現時点での大目標を強調した。
優勝後のバックステージでは、公式戦で内藤を破っているジェフ・コブが再戦を要求してきた。「たとえジェフ・コブと対戦して、俺が5秒で負けたとしても東京ドームのメイン確定なんでしょ。何もかからない試合だったら俺は5秒で負けても何も悔しくないですよ」との考えを示した内藤は「何かそのへんちょっと何か考えていただきたい」と主張。コブ戦が実現する場合、プラスアルファを求める構えだ。
現在、41歳でキャリアも17年を重ねてきた。「年齢的な部分も考えて、やっぱ残されたチャンスというのはそう多くはないのかなと。と俺は自覚してるので、また来年頑張ればいいや、再来年頑張ればいいや、5年後でもいいかと思えるほど今の俺にとって時間的な余裕はない」と危機感を抱く内藤はG1制覇の勢いそのままに、悲願である東京ドームメインの大合唱締めへ向かって突き進む。
【会見の模様】
▼内藤「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン、内藤哲也です。優勝決定戦から一夜明け、体の節々はもちろん…でも一番ダメージがあるのは、やはり睡眠不足ですかね。土曜日の両国大会、そして日曜日の両国大会、今日の会見と3日連続で早起きさせられ、寝不足MAXですよ。そんな状況でモーニングコールをくれた新日本プロレス社員さんに感謝しますよ。あなたのしつこいほどの電話で何とか起きることができましたよ。とりあえず6年ぶり3度目の優勝。もちろん出場している以上、全員が優勝を目指しているわけで、優勝できたこと、凄くうれしかったですし。俺の中でG1 CLIMAXといったら、やっぱり真夏の両国というイメージが強かったので。真夏の両国で開催されるG1 CLIMAX優勝決定戦、しかも歓声ありの状況でのG1 CLIMAX優勝。そして試合後、デ・ハ・ポンの大合唱、メチャクチャ気持ちよかったです。俺としてはいい夏を過ごせたかなと思いました」
――これで1・4東京ドームの切符を手にしたということでいい?
▼内藤「あまり俺、よくわかってないんですけど、挑戦権利証ってどうなったんですか? 今現在どうなってるんですか?」
――昨年、廃止されたが?
▼内藤「なるほど。ということは俺が東京ドーム決定っていうことでいいんですかね。俺的には今のところそういうつもりでいますけどね。もう俺は東京ドームのリングに上がれるんだ、東京ドームのメインイベントに戻れるんだ。俺はそういう気持ちでいますけどね」
――試合後、コブから対戦要求されたが?
▼内藤「ただ、挑戦権利証ってないんですよね。ってことは、たとえジェフ・コブと対戦して、俺が5秒で負けたとしても東京ドームのメイン確定なんでしょ。そのへん、ちょっと何か考えていただきたいですよね。何もかからない試合だったら俺は5秒で負けても何も悔しくないですよ」
――6年ぶり3度目の優勝ということで過去2回の優勝との違いは?
▼内藤「うーん、そうだな。違いですか。そうだな、ケガのこととかもありますし、年齢的な部分も考えて、やっぱ残されたチャンスというのはそう多くはないのかなと。と俺は自覚してるので、また来年頑張ればいいや、再来年頑張ればいいや、5年後でもいいかと思えるほど今の俺にとって時間的な余裕はないんで、今年のG1 CLIMAXにかける思いは強かったので。ここで結果を残さなきゃっていう思いは過去に優勝した時より強かったかもしれないですね」
――オカダ選手とG1決勝で対決するのは初めてだったが?
▼内藤「新日本プロレスのレスラーにとってG1 CLIMAX優勝決定戦の舞台って凄く特別な舞台であって。オカダとは何度もシングルマッチしましたけど、まだ若手時代、同じ部屋で寮生活を過ごしたオカダとG1 CLIMAX優勝決定戦という舞台で初めて向かい合えたこと、そのオカダに勝利して優勝できたこと。初めての優勝も2回目の優勝も凄く印象に残る優勝ではありましたけど、それ以上に印象に残るし、凄く価値のある優勝だったのかなと。それは相手が若手時代に一緒に過ごしたオカダだから、かな」
――現時点でIWGP世界ヘビー級王者はSANADA。EVILがベルトを強奪したが、ドームの相手として描いているのは?
▼内藤「まぁ、昨日のEVILの動きとか、あまり詳しくチェックしてないんでわからないんですけど、今現在、たとえ相手が誰であろうと俺がメインイベントのリングに立つことに変わりないと思ってるし、その相手を倒し、東京ドームで大合唱することが今の俺の一番の目標であり、一番のモチベーションなので。今のところ対戦相手、俺の対角線に誰が立ってるのかということに関しては、そこまで興味がないというか。あくまでもベストな状態で東京ドームのリングに自分自身が立つこと。そこが一番、俺が気にしてることですかね」
――IWGP世界ヘビーは未戴冠だが?
▼内藤「俺はIWGPヘビー級王座への憧れは凄くありましたけど、IWGP世界ヘビー級王座に関しては、何なら俺ギリギリまで反対しましたからね。ギリギリまで抵抗したのが俺ですから。だから今現在でいうと東京ドームのメインイベントとIWGP世界ヘビー級王座といったら、もう比べられないぐらい明らかに東京ドームのメインイベントの方が上ですよ。それは今現在であって、実際、東京ドームで獲得してみたらIWGP世界ヘビー級王座というのが俺の中で上がってくるかもしれないし、獲ってみないとわからないですけどね。現時点で一番のモチベーションは東京ドームのメインイベントに戻るということですね」
――言い残したことは?
▼内藤「唯一あるとすれば、今日この会見をご覧下さった皆様、また会場でお会いしましょう。アディオス」
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