【全日本】斉藤兄弟がBGIコンビを連破でG-INFINITY王座V4、UNタッグ王者・諏訪魔&田村とWタイトル戦 2023/8/27

『#ajpw 王道トーナメント 10th』名古屋国際会議場(2023年8月27日)
G-INFINITY選手権試合 ○斉藤ジュン&斉藤レイvs鈴木鼓太郎&ハートリー・ジャクソン×

 SAITO BROTHERSが4日ぶりの再戦となった鼓太郎&ジャクソンを返り討ちにし、G-INFINITY王座4度目の防衛に成功。諏訪魔とUNタッグ王座を保持する田村男児が挑戦を表明し、ダブルタイトル戦が浮上した。

 ジュン&レイはGLEAT8・23後楽園大会で鼓太郎&ジャクソンのBLACK GENERATION INTERNATIONAL(BGI)コンビを下し、G-INFINITY王座V3。試合後、BGIコンビが再戦を要求し、4日後となったこの日、V4戦を迎えた。

 今回も鼓太郎の理詰めのテクニックとジャクソンのパワーファイトに苦戦を強いられた。ジュンが鼓太郎のランニングエルボーとジャクソンのラリアットによるサンドイッチ攻撃を食らい、フライングボディアタック、ファルコンアローとジャクソンの猛攻にあってしまった。

 それでもレイが加勢してチョークスラムでジャクソンの動きを止めた。鼓太郎が飛び込んでも蹴散らすと、ジャクソンにダブルチョークスラムを敢行。レイがダイビングボディプレスを投下。そして最後はジュンがサイコブレイクを豪快に決めてジャクソンから3カウントを奪った。

 ジュン&レイが鼓太郎&ジャクソンとの再戦を制し、G-INFINITY王座を死守。4度目の防衛を果たした。盤石といえる二人の前に意外な挑戦者が現れた。天龍プロジェクトが認定するUNタッグ王座を保持する諏訪魔&田村だ。田村がやってきて「UNタッグと斉藤兄弟の持っているG-INFINITY、この2つのベルトを懸けてみねえか? ダブルタイトルマッチ、面白そうじゃねえか? どうなんだ?」と要求すると、ジュンが「お前、よっぽどDOOMしたいらしいな。いいぜ。ダブルタイトルマッチ、面白そうだな。SAITO BROTHERSが挑戦を受けてやるよ」と受諾。異例といえる全日本勢による他団体王座のダブルタイトルマッチが浮上した。


【試合後のジュン&レイ】
▼レイ「おい、ジュン。勝ったな。これでこのG-INFINITYのベルト、4度目の防衛だ。そしてなんだ? 田村ハヤトじゃねえ、田村男児。挑戦状を叩きつけてきたな。どうだ? ジュン」

▼ジュン「いや、いいんじゃないか。ダブルタイトルマッチ。面白えじゃねえか。やってやるよ」

▼レイ「いいぜ、俺たちは誰が相手でもやってやる。お前となんだ? 諏訪魔か。2人してかかってこい。ただな、俺たちは俺たちでこのG-INFINITY、GLEATの鈴木社長にちょっと聞かなければいけないし、UNタッグは天龍さんの娘さんにお前たちはお前たちで聞いてこい。そしたらやってやるよ。ぶっ潰してやる」

▼ジュン「DOOMしてやる」