プロレス/格闘技DX

　中邑真輔が現地時間22日、オハイオ州コロンバスで行われたロウでシェイマスとの一騎打ちに臨んだものの敗戦に終わった。

　中邑はインターコンチネンタル王座挑戦者決定ガントレットマッチに敗れ、『レッスルマニア40』への出場を逸した。その後もジェイ・ウーソに敗れ、2週間前のロウではNXT王者イリヤ・ドラグノフにも敗北を喫した。

　この日は先週のロウで8ヵ月ぶりに復帰したばかりのシェイマスとの一騎打ちに臨んだ。ミドルキックで先制した中邑はコーナーに乗せての串刺しランニングニー、けいれん式踏みつけ攻撃と得意技を連発し、「カマーン!」と挑発。ミドルキックを連打し、カカト落としを振り下ろした。

　カウンターのラリアットを食らった中邑はエプロンでランニングニーを見舞われて場外に転落したが、ハイキックで反撃。実況席上で後頭部にニードロップを投下した。リングに戻るとシェイマスが変型バックブリーカーを連発し、ダイビングラリアットで猛反撃。中邑が延髄斬り、スライディングジャーマン、ダイビングニーの波状攻撃に出ても、雪崩式バックドロップで返り討ち。それでも中邑は飛びヒザ蹴り、フロントハイキックで反撃するものの、ブローグキックをカウンターで食らって3カウントを聞いた。

　中邑がこの日も敗戦。勝利の女神から見放されつつあり、何とか泥沼状態から抜け出したいところだが…。

　今回のロウの模様は日本国内ではABEMAにて放映された。