プロレス/格闘技DX

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2024』名古屋国際会議場(2024年8月25日)
スクランブルイリミネーションマッチ ○Eita&AMAKUSA&近藤修司&アレハンドロ&宮脇純太vsダガ&スペル・クレイジー&YO-HEY&タダスケ&HAYATA×

　9・1大阪大会で4年ぶり復活を果たした“金髪夫婦"HAYATA&YO-HEY組の挑戦を受けるGHCジュニアタッグ王者・Eitaが、イリミネーション形式の前哨戦で怒とうの金髪夫婦二人抜き。“プレ防衛戦"を見事に制して「NOAHジュニアの顔」としての活性化宣言を放った。

　9・1大阪大会のGHCジュニア王座戦「(王者)AMAKUSAvsダガ(挑戦者)」、GHCジュニアタッグ王座戦「(王者)近藤&EitavsHAYATA&YO-HEY(挑戦者)」に向けたダブル前哨戦がイリミネーション戦で実現した。

　序盤から接戦になるが、Eitaが得意のImperial Unoをぶち込んでタダスケを仕留めると、王者3人と挑戦者3人がリングに残る。序盤からやり合っていたダガとAMAKUSAが同体で場外に転落して脱落。GHCジュニアタッグ戦を控える4人が生き残り、さながら“プレGHCジュニアタッグ戦"の様相に。

　金髪夫婦は抜群の連係を駆使してEitaを追い詰めるが、近藤がYO-HEYの足に絡みついて動きを封じた瞬間、EitaがImperial Unoをドンピシャリ。トラウマでカチ上げてダメ押しし、YO-HEYを沈めた。

　ひとり残ったHAYATAが孤軍奮闘。王者組の連係を空転させて、Eitaを倒立キックで場外に排除し、返す刀で近藤をヘデックで叩きつけて、一気に3カウントを奪った。連続撃破での勝利を確信したが、試合権は近藤にあったため、Eitaのオーバー・ザ・トップロープは認められず。スキを突いてEitaが背後から襲いかかり、オーバー・ザ・トップロープに追い込んで技ありの勝利を手にした。

　金髪夫婦はおろか、タダスケも含めて元RATEL'S勢を3タテして勝ち残ったEitaは、「おい、名古屋、見たか? NOAHジュニアの顔が勝ち残ったぞ」とマイクで胸を張ると、「HAYATA、YO-HEY。俺はお前ら2人に直接勝ったんだよ。9・1大阪も俺たちチャンピオンがしっかり防衛して、NOAHジュニアを活性化させてやるよ」と宣告。今年NOAHに正式入団を果たしただけに、復縁夫婦をいきなり潰して、自ら“顔"としての第一歩を踏み出すか。


【試合後のEita&近藤】

▼Eita「見たか? おい。NOAHジュニアの顔が勝ったぞ。スクランブルイリミネーションだっけ? ちゃんとルール把握してるか? これが最後の前哨戦か。俺一人でYO-HEY、HAYATAに勝っちまったからな。あと一人、邪魔くさいのいたな。タダスケ、おめえもだ。おめえもまとめて俺らが潰してやってもいいんだぞ。3対2だ、3対2」

▼近藤「3対2だな。3対2でやってやるぞ。おい、タダスケ。俺はお前を狙うから覚悟しとけ」

▼Eita「ボーっとするなよ、タイトルマッチ!」

▼近藤「地元だろ? お前ら。タダスケ、恥かかせてやるから」

▼Eita「一応DNAはよ、俺たち地元は関西だから」

▼近藤「神戸な」

▼Eita「俺らもよ、関西のDNA持ってんだよ。頂上決戦だ、関西。どっちが強いか」

【AMAKUSAの話】「畏れながら申し上げまする。残す戦(いくさ)は9月1日、大阪。そなたとのし烈な戦、覚悟はいたしておりますが、輝く至宝をより高く広く世へ広める戦いをいたしましょう。百獣の王殿、尋常に勝負! 申し上げまする」