【新日本】YOSHI-HASHI大奮闘も届かず フィンレーがGLOBAL王座V2、後藤迎撃が浮上 2024/9/29
『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール(2024年9月29日) IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 ○デビッド・フィンレーvsYOSHI-HASHI× YOSHI-HASHIが6年前の悪夢を払しょくする大奮闘を見せたもののフィンレーが盤石のGLOBAL王座V2。G1公式戦で敗れている後藤との雪辱戦が浮上した。 今夏G1出場を逸したYOSHI-HASHIだが、最終戦の8・18両国大会における6人タッグマッチでフィンレーにピンフォール勝ちを収め、「決勝トーナメントに出た男と、G1の本戦に出られなかった男にどんだけ差があるんだ? てめえの持ってるベルトをかけて俺に教えてくれ」と挑戦を表明。この日、フィンレーの持つGLOBAL王座に挑戦した。 神戸はYOSHI-HASHIにとって苦い思い出がある地。2018年9月、オカダ・カズチカを救出すべく花道を駆け抜けてきたものの転倒し、リングの支柱に激突して左肩完全脱臼の重傷を負った。「神戸というのは俺にとって最悪な場所というのがあるけど、最後は笑えるような場所にしたい」と誓っていた。 シングル王座初戴冠に燃えるYOSHI-HASHIだが、フィンレーに先制されると、ラリアットで場外に叩き落とされてしまう。それでも花道上でのブレーンバスター合戦を制して反撃を開始。6年前の悪夢を払しょくするように花道全力疾走式正面飛びドロップキックを叩き込む。フィンレーをエプロンに激突させると、トペコンヒーロで突っ込んだ。 攻撃の手を緩めないYOSHI-HASHIはダイビング式のヘッドハンターで追い討ち。バタフライロックで絞め上げる。ニアロープで獲り逃しても、場外に追いかけたが、フィンレーはぶちかましでフェンスに激突させ、パワーボムの体勢で鉄柱に投げつける荒技に出た。 すかさずフィンレーがブレーンバスターホイップで怪力をみせつけたが、コーナー金具ホイップ攻撃はYOSHI-HASHIが阻止。フィンレーを鉄柱に激突させ、CTB(バックドロップの体勢からのフェースバスター)で追い討ち。エルボー合戦で真っ向から渡り合い、カルマを狙う。阻止したフィンレーはベンジュラムバックブリーカーで反撃し、カナディアンハンマーで叩きつけた。 それでもYOSHI-HASHIはパワーボムをDDTで切り返し、トラースキックを打ち込んだ。フィンレーがアイリッシュカーフバックブリーカーで応戦しても、パワーボムをフランケンで切り返してコーナーに激突させ、両国大会で3カウントを奪った頂狩でニアフォールに追い込む。すかさずバタフライロックで捕らえた。セコンドの外道がシレイリを投げ入れたが、フィンレーから奪い取ったYOSHI-HASHIは腕を極めての変型バタフライロックでなおも絞め上げた。 フィンレーも何とかロープにエスケープ。ならばとYOSHI-HASHIは高速ドラゴンスープレックスで投げ、ラリアットの打ち合いも競り勝つ。クマゴロシ、スワントーンボムの猛攻からカルマを仕掛けたものの、フィンレーはPrima Noctaで切り返した。INTO OBLIVION、コーナーへのパワーボムホイップで流れを変えると、YOSHI-HASHIの抵抗をローリングエルボーで返り討ち。パワーボムで叩きつける。YOSHI-HASHIもオーバーキルを業で切り返して粘ったが、最後はフィンレーがオーバーキルを爆発させて3カウントを奪った。 YOSHI-HASHIが6年前の悪夢を払しょくする大奮闘を見せたもののシングル初戴冠に届かず。フィンレーがGLOBAL王座2度目の防衛に成功した。「期待通り、お前は最後まで諦めない戦士だった」とYOSHI-HASHIを称える一方で、「そんなお前に重要な教訓を教えよう。どれだけ願ってもいい。でもお前がSAVAGE KINGに勝つことは出来ない。THE REBELに勝つことは出来ない。BOSS DOGに勝つことは出来ない」と断言した。 試合後のリング上でフィンレーはYOSHI-HASHIのセコンドについた後藤を手招きで挑発。呼応した荒武者と近距離で対峙した。両者は8・7後楽園大会におけるG1公式戦で対決し、後藤が愛息&愛娘の眼前で激勝。フィンレーは「G1でお前に負けたこと忘れてないぜ。だからこうしよう。対戦がいつになったとしても、お前は子どもたちを連れてこい。そして俺が子どもたちの前でお前を血だるまにしてみせよう」と再戦を見据えて報復を予告した。
『DESTRUCTION in KOBE』神戸ワールド記念ホール(2024年9月29日)
IWGP GLOBALヘビー級選手権試合 ○デビッド・フィンレーvsYOSHI-HASHI×
YOSHI-HASHIが6年前の悪夢を払しょくする大奮闘を見せたもののフィンレーが盤石のGLOBAL王座V2。G1公式戦で敗れている後藤との雪辱戦が浮上した。
今夏G1出場を逸したYOSHI-HASHIだが、最終戦の8・18両国大会における6人タッグマッチでフィンレーにピンフォール勝ちを収め、「決勝トーナメントに出た男と、G1の本戦に出られなかった男にどんだけ差があるんだ? てめえの持ってるベルトをかけて俺に教えてくれ」と挑戦を表明。この日、フィンレーの持つGLOBAL王座に挑戦した。
神戸はYOSHI-HASHIにとって苦い思い出がある地。2018年9月、オカダ・カズチカを救出すべく花道を駆け抜けてきたものの転倒し、リングの支柱に激突して左肩完全脱臼の重傷を負った。「神戸というのは俺にとって最悪な場所というのがあるけど、最後は笑えるような場所にしたい」と誓っていた。
シングル王座初戴冠に燃えるYOSHI-HASHIだが、フィンレーに先制されると、ラリアットで場外に叩き落とされてしまう。それでも花道上でのブレーンバスター合戦を制して反撃を開始。6年前の悪夢を払しょくするように花道全力疾走式正面飛びドロップキックを叩き込む。フィンレーをエプロンに激突させると、トペコンヒーロで突っ込んだ。
攻撃の手を緩めないYOSHI-HASHIはダイビング式のヘッドハンターで追い討ち。バタフライロックで絞め上げる。ニアロープで獲り逃しても、場外に追いかけたが、フィンレーはぶちかましでフェンスに激突させ、パワーボムの体勢で鉄柱に投げつける荒技に出た。
すかさずフィンレーがブレーンバスターホイップで怪力をみせつけたが、コーナー金具ホイップ攻撃はYOSHI-HASHIが阻止。フィンレーを鉄柱に激突させ、CTB(バックドロップの体勢からのフェースバスター)で追い討ち。エルボー合戦で真っ向から渡り合い、カルマを狙う。阻止したフィンレーはベンジュラムバックブリーカーで反撃し、カナディアンハンマーで叩きつけた。
それでもYOSHI-HASHIはパワーボムをDDTで切り返し、トラースキックを打ち込んだ。フィンレーがアイリッシュカーフバックブリーカーで応戦しても、パワーボムをフランケンで切り返してコーナーに激突させ、両国大会で3カウントを奪った頂狩でニアフォールに追い込む。すかさずバタフライロックで捕らえた。セコンドの外道がシレイリを投げ入れたが、フィンレーから奪い取ったYOSHI-HASHIは腕を極めての変型バタフライロックでなおも絞め上げた。
フィンレーも何とかロープにエスケープ。ならばとYOSHI-HASHIは高速ドラゴンスープレックスで投げ、ラリアットの打ち合いも競り勝つ。クマゴロシ、スワントーンボムの猛攻からカルマを仕掛けたものの、フィンレーはPrima Noctaで切り返した。INTO OBLIVION、コーナーへのパワーボムホイップで流れを変えると、YOSHI-HASHIの抵抗をローリングエルボーで返り討ち。パワーボムで叩きつける。YOSHI-HASHIもオーバーキルを業で切り返して粘ったが、最後はフィンレーがオーバーキルを爆発させて3カウントを奪った。
YOSHI-HASHIが6年前の悪夢を払しょくする大奮闘を見せたもののシングル初戴冠に届かず。フィンレーがGLOBAL王座2度目の防衛に成功した。「期待通り、お前は最後まで諦めない戦士だった」とYOSHI-HASHIを称える一方で、「そんなお前に重要な教訓を教えよう。どれだけ願ってもいい。でもお前がSAVAGE KINGに勝つことは出来ない。THE REBELに勝つことは出来ない。BOSS DOGに勝つことは出来ない」と断言した。
試合後のリング上でフィンレーはYOSHI-HASHIのセコンドについた後藤を手招きで挑発。呼応した荒武者と近距離で対峙した。両者は8・7後楽園大会におけるG1公式戦で対決し、後藤が愛息&愛娘の眼前で激勝。フィンレーは「G1でお前に負けたこと忘れてないぜ。だからこうしよう。対戦がいつになったとしても、お前は子どもたちを連れてこい。そして俺が子どもたちの前でお前を血だるまにしてみせよう」と再戦を見据えて報復を予告した。