【GLEAT】飯伏が伊藤をカミゴェ葬 GLEAT入団・愛鷹と別れの握手 2024/10/6
『GLEAT Ver.MEGA in OSAKA』 エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場(2024年10月6日) ○飯伏幸太&愛鷹亮&高橋幸光&菊タローvs田中稔&池本誠知&通天閣下&伊藤貴則× 飯伏が伊藤をカミゴェ葬。この試合をもって飯伏プロレス研究所を離れてGLEAT入団を果たす愛鷹と別れの握手を交わした。 飯伏が7・1TDCホール大会に続き、GLEAT参戦。飯伏プロレス研究所の愛鷹&高橋&菊タローと組んで、GLEATの田中&伊藤に池本と通天閣公認の覆面レスラー・通天閣下を加えた混合軍と激突した。愛鷹はGLEAT入団を果たしたため、今回の試合が飯伏プロレス研究所卒業マッチとなった。 約3年ぶりに大阪エディオンアリーナに姿を現した飯伏は、いきなり場外戦となると、伊藤とエルボー合戦で火花を散らす。卒業マッチで愛鷹も奮闘。序盤から池本とキック合戦を繰り広げた。 5分経過直後に飯伏がタッチしてリングイン。ここでも伊藤と対峙する。伊藤がエルボーから「来いよ」と吠えると、飯伏がミドルキックで返答し、蹴り合いに発展。伊藤が競り勝つと、稔たちが飛び込み、一気呵成に連続攻撃へ。伊藤は串刺しニールキックを浴びせると、ジャーマンの構えに。 だが、横殴り式のショルダータックルで愛鷹が介入すると、飯伏組が連続串刺し攻撃で反撃ののろし。飯伏のソバットから愛鷹の合体式パワーボムが伊藤にさく裂する。伊藤も急角度のバックドロップで巻き返し、顔面にストンピングを連発して怒号を上げると、ヒートアップした飯伏もストレート掌底を一閃。崩れ落ちた伊藤に厳しくストンピングを連発した。 伊藤は水面蹴りから反攻し、ニールキックを放って勝機。ぶっこ抜き式のジャーマンを決めたものの、飯伏はギリギリで肩を上げる。絶叫した伊藤は追撃を狙ってロープに飛んだものの、飯伏はこん身のラリアットをカウンターでズバリ。すぐさまカミゴェをぶち込んで、伊藤から3カウントを奪った。 試合後、飯伏は人差し指で伊藤との一騎打ちをアピールし、握手を求める。伊藤はその手を払いのけて、悔しさをあらわにした。飯伏はこの試合で飯伏プロレス研究所を離れる愛鷹とガッチリと握手。抱擁を交わして声をかけると、愛鷹が涙を見せ、互いに頭を下げた。 GLEATサイドのコーナーに下がっていく愛鷹を見送った飯伏は感極まった表情を見せつつ、「なんか試合前は別に初めて組むし、楽しいなと思ったけど、こうなってみると寂しいなっていう。ひとりいなくなるだけで、こんなに寂しいものだなと」と告白。それでも「ここから始まり」と視線を前に向け、「GLEATの選手として、完璧な最強の愛鷹亮としてね、もう1回いつか戦う日が、同じリングで会う日が来る時まで僕は待ってます。それを楽しみに」と将来的な再会を見据えていた。 一方、敗れた伊藤は「飯伏幸太、去年の両国で絡んで、そして1年後、今日この大阪エディオンアリーナでまた手を交えたことすげえ嬉しいけど、最後取られたのはそれ以上に悔しい。あんたがリングの上で言ったようにシングルでもいいし。またやろうと言ってくれたからな。俺はもっともっと強くなって、必ずあんたを超える」と飯伏との一騎打ちを熱望。愛鷹との再会、そして伊藤とのシングルと、飯伏にとってGLEATマットでの今後のテーマが浮上する形となった。 【試合後の飯伏&菊タロー&高橋】 ▼飯伏「何とも言えない感じですね」 ▼菊タロー「キッチリ育てて、旅立ったって、また一緒にやることもあるし」 ▼飯伏「はい」 ▼菊タロー「組むこともあるし、戦うこともあるし。戦ったら叩き潰せばいいだけだしね」 ▼飯伏「なんか試合前は別に初めて組むし、楽しいなと思ったけど、こうなってみると寂しいなっていう。ひとりいなくなるだけで、こんなに寂しいものだなと。だから、菊さんも辞めないで」 ▼菊タロー「クビにしないで」 ▼飯伏「クビにしないです。でも、辞めないで」 ▼菊タロー「まあ、10月からGLEAT所属って感じで。本人がここで戦いたいって思ったんだから。プロレス界、またいつかやることもあるんだから。俺だってそうだったから。だから、今日はあえて同じコーナーに帰らなかったもん。俺は止めて、あっちに帰れって。GLEATのほうに帰れって言った。だってもうGLEATの選手だから。試合が終わった時点で、飯伏プロレス研究所は終わりですよ。次からは戦争だ」 ▼飯伏「そうです。ここから始まり。終わりは始まりなんだって」 ▼高橋「俺もそう思って、最後あいさつもしないで。唯一の同期なんで、あいつは。あいつはGLEATで活躍するんだったら、俺は研究所でもっと絶対活躍するんで」 ▼飯伏「それはもう俺も引っ張っていくし、絶対何か凄いことをやりましょう」 ▼菊タロー「やりましょう」 ▼飯伏「本当に寂しいけど、これは仕方のないことで」 ▼菊タロー「飯伏プロレス研究所の大一番の時に敵として呼ぶもよし、助っ人として呼ぶもよしですよ。まあ、やってればいつか交わるから、いろんな形で。組むこともあれば、戦うこともある。大海原に旅に出たということで」 ▼飯伏「そうですね」 ▼菊タロー「沈まんかなあと見守りましょう。沈むのか、たくましく生き残るかは、やっぱレスラーのこれ(腕を叩く)次第ですから」 ▼飯伏「絶対プラスになって帰ってくると思っているんで。僕は本当に心から彼を尊敬してたし、育ってほしいなと。GLEATの選手として、完璧な最強の愛鷹亮としてね、もう1回いつか戦う日が、同じリングで会う日が来る時まで僕は待ってます。それを楽しみに」 ▼菊タロー「立派に育って、GLEATのビッグマッチでシングルマッチでメインイベントで飯伏を迎え撃てるかどうかはあいつ次第ですから。頑張ってもらいましょうよ」 ▼高橋「もう行きましょう。ちょっと無理だ」 ▼飯伏「もうOK」 ▼菊タロー「わかったか? わかったら出てけ、コノヤロー」 【愛鷹の話】「今日は飯伏プロレス研究所卒業、そしてGLEAT入団の試合だったんですけど、俺は飯伏さんのおかげでプロレスラーになれて。K-1を辞めて、道に迷っている時に飯伏さんに拾っていただいて。そこから本当にまだプロレスラーになって1年も経ってないところで、プロレスの楽しさを凄い教えてもらって。俺はプロレスでまたテッペン目指して頑張りたいなって、本気で今は思ってます。今回、飯伏さんにも背中を教えてもらって、GLEAT入団ということになったんで。GLEATもデビューからずっとレギュラー参戦させてもらってて。俺は絶対に日本一になれる団体だと思っているんで。俺の出せる力全部使って、一緒にGLEATを日本一にしていきたいと思ってます。3日後の後楽園ホール、ビッグマッチでジョシュ・バーネットとUWFルールでやらせてもらうんですけど、ジョシュはUFC、PRIDEで戦ってきて、自分もK-1で戦ってきたプライドがあるんで。次の試合もバチバチで、絶対に愛鷹亮が勝ちます」 【試合後の稔&伊藤&池本&通天閣下】 ▼稔「悔しいね。対抗戦だからね。勝ちたかった」 ▼通天閣下「すいません」 ▼稔「いやいやいや。たぶんね、俺がこんなんして入場したからですよ」 ▼通天閣下「待ってください、稔さん。次は勝ちますんで。またGLEAT軍として私を使ってください」 ▼伊藤「いいのか、ポーズしなくて」 ▼通天閣下「通天閣!」 ▼稔「ふざけんな、コノヤロー。おとといきやがれ」 ▼通天閣下「稔さん…!」 ▼池本「愛鷹としかやってないけど、あいつとは絶対この大阪でシングルで決着を付けたいと思うんで。みんなも1対1だとどんだけ差があるか期待してください。いつかまた伊藤君とタッグを組みたいと思います。ありがとうございました」 ▼伊藤「今日はGLEAT軍対飯伏プロレス研究所。俺が負けて、向こうに華を持たせた。愛鷹もGLEATに今月から所属して。ラブやんとしてのやんず家としてのあれはええけど、今日はもうええ、それは。飯伏幸太、去年の両国で絡んで、そして1年後、今日この大阪エディオンアリーナでまた手を交えたことすげえ嬉しいけど、最後取られたのはそれ以上に悔しい。あんたがリングの上で言ったようにシングルでもいいし。またやろうと言ってくれたからな。俺はもっともっと強くなって、必ずあんたを超える」
【GLEAT】飯伏が伊藤をカミゴェ葬 GLEAT入団・愛鷹と別れの握手
2024/10/6
『GLEAT Ver.MEGA in OSAKA』
エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第1競技場(2024年10月6日)
○飯伏幸太&愛鷹亮&高橋幸光&菊タローvs田中稔&池本誠知&通天閣下&伊藤貴則×
飯伏が伊藤をカミゴェ葬。この試合をもって飯伏プロレス研究所を離れてGLEAT入団を果たす愛鷹と別れの握手を交わした。
飯伏が7・1TDCホール大会に続き、GLEAT参戦。飯伏プロレス研究所の愛鷹&高橋&菊タローと組んで、GLEATの田中&伊藤に池本と通天閣公認の覆面レスラー・通天閣下を加えた混合軍と激突した。愛鷹はGLEAT入団を果たしたため、今回の試合が飯伏プロレス研究所卒業マッチとなった。
約3年ぶりに大阪エディオンアリーナに姿を現した飯伏は、いきなり場外戦となると、伊藤とエルボー合戦で火花を散らす。卒業マッチで愛鷹も奮闘。序盤から池本とキック合戦を繰り広げた。
5分経過直後に飯伏がタッチしてリングイン。ここでも伊藤と対峙する。伊藤がエルボーから「来いよ」と吠えると、飯伏がミドルキックで返答し、蹴り合いに発展。伊藤が競り勝つと、稔たちが飛び込み、一気呵成に連続攻撃へ。伊藤は串刺しニールキックを浴びせると、ジャーマンの構えに。
だが、横殴り式のショルダータックルで愛鷹が介入すると、飯伏組が連続串刺し攻撃で反撃ののろし。飯伏のソバットから愛鷹の合体式パワーボムが伊藤にさく裂する。伊藤も急角度のバックドロップで巻き返し、顔面にストンピングを連発して怒号を上げると、ヒートアップした飯伏もストレート掌底を一閃。崩れ落ちた伊藤に厳しくストンピングを連発した。
伊藤は水面蹴りから反攻し、ニールキックを放って勝機。ぶっこ抜き式のジャーマンを決めたものの、飯伏はギリギリで肩を上げる。絶叫した伊藤は追撃を狙ってロープに飛んだものの、飯伏はこん身のラリアットをカウンターでズバリ。すぐさまカミゴェをぶち込んで、伊藤から3カウントを奪った。
試合後、飯伏は人差し指で伊藤との一騎打ちをアピールし、握手を求める。伊藤はその手を払いのけて、悔しさをあらわにした。飯伏はこの試合で飯伏プロレス研究所を離れる愛鷹とガッチリと握手。抱擁を交わして声をかけると、愛鷹が涙を見せ、互いに頭を下げた。
GLEATサイドのコーナーに下がっていく愛鷹を見送った飯伏は感極まった表情を見せつつ、「なんか試合前は別に初めて組むし、楽しいなと思ったけど、こうなってみると寂しいなっていう。ひとりいなくなるだけで、こんなに寂しいものだなと」と告白。それでも「ここから始まり」と視線を前に向け、「GLEATの選手として、完璧な最強の愛鷹亮としてね、もう1回いつか戦う日が、同じリングで会う日が来る時まで僕は待ってます。それを楽しみに」と将来的な再会を見据えていた。
一方、敗れた伊藤は「飯伏幸太、去年の両国で絡んで、そして1年後、今日この大阪エディオンアリーナでまた手を交えたことすげえ嬉しいけど、最後取られたのはそれ以上に悔しい。あんたがリングの上で言ったようにシングルでもいいし。またやろうと言ってくれたからな。俺はもっともっと強くなって、必ずあんたを超える」と飯伏との一騎打ちを熱望。愛鷹との再会、そして伊藤とのシングルと、飯伏にとってGLEATマットでの今後のテーマが浮上する形となった。
【試合後の飯伏&菊タロー&高橋】
▼飯伏「何とも言えない感じですね」
▼菊タロー「キッチリ育てて、旅立ったって、また一緒にやることもあるし」
▼飯伏「はい」
▼菊タロー「組むこともあるし、戦うこともあるし。戦ったら叩き潰せばいいだけだしね」
▼飯伏「なんか試合前は別に初めて組むし、楽しいなと思ったけど、こうなってみると寂しいなっていう。ひとりいなくなるだけで、こんなに寂しいものだなと。だから、菊さんも辞めないで」
▼菊タロー「クビにしないで」
▼飯伏「クビにしないです。でも、辞めないで」
▼菊タロー「まあ、10月からGLEAT所属って感じで。本人がここで戦いたいって思ったんだから。プロレス界、またいつかやることもあるんだから。俺だってそうだったから。だから、今日はあえて同じコーナーに帰らなかったもん。俺は止めて、あっちに帰れって。GLEATのほうに帰れって言った。だってもうGLEATの選手だから。試合が終わった時点で、飯伏プロレス研究所は終わりですよ。次からは戦争だ」
▼飯伏「そうです。ここから始まり。終わりは始まりなんだって」
▼高橋「俺もそう思って、最後あいさつもしないで。唯一の同期なんで、あいつは。あいつはGLEATで活躍するんだったら、俺は研究所でもっと絶対活躍するんで」
▼飯伏「それはもう俺も引っ張っていくし、絶対何か凄いことをやりましょう」
▼菊タロー「やりましょう」
▼飯伏「本当に寂しいけど、これは仕方のないことで」
▼菊タロー「飯伏プロレス研究所の大一番の時に敵として呼ぶもよし、助っ人として呼ぶもよしですよ。まあ、やってればいつか交わるから、いろんな形で。組むこともあれば、戦うこともある。大海原に旅に出たということで」
▼飯伏「そうですね」
▼菊タロー「沈まんかなあと見守りましょう。沈むのか、たくましく生き残るかは、やっぱレスラーのこれ(腕を叩く)次第ですから」
▼飯伏「絶対プラスになって帰ってくると思っているんで。僕は本当に心から彼を尊敬してたし、育ってほしいなと。GLEATの選手として、完璧な最強の愛鷹亮としてね、もう1回いつか戦う日が、同じリングで会う日が来る時まで僕は待ってます。それを楽しみに」
▼菊タロー「立派に育って、GLEATのビッグマッチでシングルマッチでメインイベントで飯伏を迎え撃てるかどうかはあいつ次第ですから。頑張ってもらいましょうよ」
▼高橋「もう行きましょう。ちょっと無理だ」
▼飯伏「もうOK」
▼菊タロー「わかったか? わかったら出てけ、コノヤロー」
【愛鷹の話】「今日は飯伏プロレス研究所卒業、そしてGLEAT入団の試合だったんですけど、俺は飯伏さんのおかげでプロレスラーになれて。K-1を辞めて、道に迷っている時に飯伏さんに拾っていただいて。そこから本当にまだプロレスラーになって1年も経ってないところで、プロレスの楽しさを凄い教えてもらって。俺はプロレスでまたテッペン目指して頑張りたいなって、本気で今は思ってます。今回、飯伏さんにも背中を教えてもらって、GLEAT入団ということになったんで。GLEATもデビューからずっとレギュラー参戦させてもらってて。俺は絶対に日本一になれる団体だと思っているんで。俺の出せる力全部使って、一緒にGLEATを日本一にしていきたいと思ってます。3日後の後楽園ホール、ビッグマッチでジョシュ・バーネットとUWFルールでやらせてもらうんですけど、ジョシュはUFC、PRIDEで戦ってきて、自分もK-1で戦ってきたプライドがあるんで。次の試合もバチバチで、絶対に愛鷹亮が勝ちます」
【試合後の稔&伊藤&池本&通天閣下】
▼稔「悔しいね。対抗戦だからね。勝ちたかった」
▼通天閣下「すいません」
▼稔「いやいやいや。たぶんね、俺がこんなんして入場したからですよ」
▼通天閣下「待ってください、稔さん。次は勝ちますんで。またGLEAT軍として私を使ってください」
▼伊藤「いいのか、ポーズしなくて」
▼通天閣下「通天閣!」
▼稔「ふざけんな、コノヤロー。おとといきやがれ」
▼通天閣下「稔さん…!」
▼池本「愛鷹としかやってないけど、あいつとは絶対この大阪でシングルで決着を付けたいと思うんで。みんなも1対1だとどんだけ差があるか期待してください。いつかまた伊藤君とタッグを組みたいと思います。ありがとうございました」
▼伊藤「今日はGLEAT軍対飯伏プロレス研究所。俺が負けて、向こうに華を持たせた。愛鷹もGLEATに今月から所属して。ラブやんとしてのやんず家としてのあれはええけど、今日はもうええ、それは。飯伏幸太、去年の両国で絡んで、そして1年後、今日この大阪エディオンアリーナでまた手を交えたことすげえ嬉しいけど、最後取られたのはそれ以上に悔しい。あんたがリングの上で言ったようにシングルでもいいし。またやろうと言ってくれたからな。俺はもっともっと強くなって、必ずあんたを超える」