【全日本】最強タッグ完全制覇と最優秀タッグ受賞を追い風に ジュンが三冠初戴冠を予告、2024年を「DOOMで締める」 2024/12/11 16:00
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世界タッグ王者で『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』覇者“斉藤ブラザーズ"斉藤ジュン&斉藤レイが11日、東京・湯島の全日本事務所で会見した。 斉藤ブラザーズは世界タッグ王者として2024年を迎え、2月にレイの負傷欠場によって返上したものの、3月に返り咲き。そして暮れの最強タッグでは史上初の世界タッグ王者による全勝優勝を成し遂げた。 1年間無敗の活躍が評価され、『2024プロレス大賞』では最優秀タッグチーム賞を初受賞。一挙に3つの勲章を手に年を越すことになった。この日、会見に臨んだ二人はジュンがケーキ(いちご抹茶タルト)、レイが大量の缶ビールで祝杯。改めて喜びをかみしめ、「今年の最優秀タッグ、斉藤ブラザーズが獲れたのは当たり前だと思っている。去年獲れなかったのがちょっと不思議なぐらいだな。今年やっと獲れたからには来年も再来年も永遠にこれから斉藤ブラザーズが最優秀タッグを獲り続けてやるよ」(ジュン)と“永久ベストタッグ"をぶち上げた。 ジュンは12・31代々木大会で三冠ヘビー級王座挑戦を控え、世界タッグ王者としての最強タッグ全勝優勝、最優秀タッグ受賞が追い風となるのは間違いない。「タッグでは思い描いていたイメージというか、俺たち斉藤ブラザーズがイメージするタッグに近づいてきてはいる」と手応えを実感しているからこそ、シングルでの結果と実績を渇望。王者デイビーボーイ・スミスJr.とは8・3仙台大会で勝利して以来、5ヵ月ぶりの再戦で、「前にデイビーボーイ・スミスJr.とやった時は、おそらくスミスにも少し油断があったのかもしれない。こないだの決勝戦で触れ合った時を見ても、今度は100%本気で来るだろうから、その強いデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、全日本プロレスをDOOMで締めたい」と充実の2024年を有終の美で飾る構えをみせた。 もしジュンが三冠王者として2025年を迎えることになれば、レイとの斉藤ブラザーズ対決による三冠戦も期待される。ジュンも「俺が三冠チャンピオンになって、弟の斉藤レイが俺に挑戦してくるかどうかはレイ次第だから、そこはどう考えてるかわからないが、それも実現したら最高に面白いな」と前向きで、レイも「いずれは兄のジュンがチャンピオンである時にもちろん挑戦はしたい」と話した。 【会見の模様】 ▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。今年の最優秀タッグ、斉藤ブラザーズが獲れたのは当たり前だと思っている。去年獲れなかったのがちょっと不思議なぐらいだな。今年やっと獲れたからには来年も再来年も永遠にこれから斉藤ブラザーズが最優秀タッグを獲り続けてやるよ。まあ、前にも言ったが、他のタッグチームにはちょっと気の毒だがな。それもいいんじゃないか。斉藤ブラザーズが絶対のチャンピオンとして毎年獲っていってやるから。それも楽しみにしてろ。DOOM」 ▼レイ「斉藤ブラザーズとして、この最優秀タッグ賞が獲れたのは当たり前だとは思っているけれども、やっぱり素直にうれしいものがあるな。今年の大きな目標というか、獲って当然だが、大きな目標であることには変わりなかったから、そこは素直にうれしい。しかも先日行われた、ここにトロフィーもあるけど、世界最強タッグ決定リーグ戦を世界タッグのベルトを保持したまま史上初の全勝優勝をして、この最優秀タッグを獲ったってのは、この上ない喜びだな。ビールというかお酒も解禁になったし、お前もスイーツ解禁になったからな。正直言うとな、解禁になってからあんまり飲んでねえんでな。これ冷えてるからな。早く飲みたくてしょうがないんだけど」 ▼ジュン「じゃあ飲んでいいんじゃない?」 ▼レイ「どれにしようかな。よく冷えてる」 ※ビールの栓を開けて ▼レイ「お前もスイーツあるのか?」 ▼ジュン「あるに決まってるだろ。ケーキ食べたいな」 ※ケーキが用意されて ▼レイ「あ、丸ごと? すげえな。これ何ケーキだ?」 ▼ジュン「いちごがたくさん乗ったタルトみたいな感じなんだけど、抹茶なのかな。抹茶がまぶしてあるというか。早く食べよう」 ▼レイ「せっかくだからな、乾杯しようか」 ▼ジュン「最優秀タッグに…」 ▼レイ「乾杯」 ※二人がケーキと缶ビールを合わせると、ジュンがケーキにかぶりつき、レイはビールを飲み干す ▼レイ「ああ、うま。豪快な食い方だな」 ▼ジュン「おいしいね」 ▼レイ「フォーク使った方がいいんじゃねえの? お前」 ▼ジュン「ああ、いける」 ――ベルト、トロフィー、ビールとケーキに囲まれた今のお気持ちは? ▼レイ「もうホント最高の気持ちというか。あんまり最高って言ってたら誰かさんになっちまうから、あれだけど、本当に最高の気持ちだな。(ケーキを食べ続けるジュンに向かって)ジュン、今のお気持ちを」 ▼ジュン「今のお気持ち? これメチャクチャおいしいね」 ▼レイ「お前、最優秀タッグとかじゃなくて、スイーツ食った感想じゃねえか」 ▼ジュン「最優秀タッグ? うれしいに決まってるだろ。一言でいうなら、とにかくうれしい。このうれしさを最初で最後にしたくはないから、毎年味わっていきたいな。そのためにも毎年最優秀タッグ獲っていこうぜ」 ▼レイ「ああ」 ▼ジュン「そしたら毎回これ食べれるんじゃないか。いちごが甘酸っぱくてさ、抹茶の部分がいい感じに苦みが効いてて、甘すぎないのよ。俺たちみたいなベストタッグのケーキだな」 ――毎年、最優秀タッグを獲って、祝勝会もスケールアップしていく? ▼レイ「今年初の最優秀タッグ受賞ということになるけれども、これから俺たち斉藤ブラザーズは毎年必ず受賞していくから。最強タッグも必ず優勝するし、そうだな。どんどんスケールアップしていってもいいんじゃないかな。ただ一つ言えるのは、もう禁酒とノースイーツは二度とやらなくていいかなと思うな」 ――禁酒とノースイーツはレイ選手から言い出したことだが懲りた? ▼レイ「これは俺、何も言ってないよな? あれ? 俺だっけ?」 ▼ジュン「そうだな、お前だな」 ▼レイ「いや、そんなことないだろ。俺がヒゲを剃るって言った時に禁酒もしたら? って言ってきたのジュンだよな?」 ▼ジュン「あれ? そうだっけ? 最強タッグ全勝優勝するために願掛けでヒゲ剃って、ビールも甘いものも禁止にしようぜって張り切って言ってなかった?」 ▼レイ「ヒゲ剃るって言ったのは俺だけど、ヒゲ剃るのと別に禁酒にするんだったら、じゃあ、お前もスイーツに禁止にしないとっていう。俺から言い出したことではない。兄から禁酒にしたらどうだ? って言われたから、お前もスイーツ禁止にしないとっていう。だから手短に言うと、事の発端は兄のジュンです」 ▼ジュン「なんにせよ、もう二度と禁止にしなくていいっていうのは俺も賛成だな。もう二度としません」 ▼レイ「しません」 ――これだけの勲章を獲って2025年を迎えるが目指したいことは? ▼レイ「もちろん今年は本当にリング上もそうだけど、リング外でもいろいろ活動させてもらったんで、来年はもう今年以上に…(ジュンが缶ビールの栓を開けて)まあ、いいよ、いっぱいあるから。今年以上に飛躍する、前進する年にしたいなと思ってるな。もちろんリング上でいえば、来年の最優秀タッグも必ず獲って、あとは今年獲れなかったMVPも俺たちが獲っていいんじゃねえかなと思ってる。今回、俺たちが2番目だったのかな。1位は別の団体の選手になっちまったけど、今年以上にどんどん飛躍して、現状に満足せず、まだ全然通過点だから。来年は最優秀タッグとMVPを初のタッグで獲りたいな」 ▼ジュン「そのMVPを今年は獲れなかったから、来年獲るにしても、もちろんぶっちぎりで獲れるように。誰が見てもその結果を出していきたいと思ってる。そうだな。リング外でもメディアの面でもどんどんやっていきたいな。やりたいことがあれやこれやとたくさんあるから。いろいろあるんだけど、今それを言っちゃったら…それは秘密にしておこう。たぶん、そのうちわかるかもしれない」 ▼レイ「俺はビールのコマーシャルをやりたいなというのがずっと前からあって。誰かよろしくお願いします」 ▼ジュン「どこのビールのコマーシャルがいいんだ?」 ▼レイ「サッポロも大好きだけど、どのタイプのビールも大好きだから、どこかしらからお話があったらいいなと思っているな」 ▼ジュン「それだったら俺も何かスイーツの、お菓子のコマーシャルに出たいな」 ▼レイ「いいんじゃねえか」 ▼ジュン「全然ありだろ?」 ▼レイ「お菓子のコマーシャルって何だ? 何かあるかな?」 ▼ジュン「みんな大好きだから俺も何でもウエルカムなんだ」 ――ジュン選手は大みそかに三冠挑戦を控えているが、いい形で今年を締め、三冠王者として2025年やっていきたいことは? ▼ジュン「振り返ってみれば、タッグでは思い描いていたイメージというか、俺たち斉藤ブラザーズがイメージするタッグに近づいてきてはいるんだけど、シングルを振り返ってみると、あまり結果を出せてないからね。やっぱりここで強いチャンピオンのデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、俺が先に三冠ベルトを巻いて結果を出していきたいな。前にデイビーボーイ・スミスJr.とやった時は、おそらくスミスにも少し油断があったのかもしれない。こないだの決勝戦で触れ合った時を見ても、今度は100%本気で来るだろうから、その強いデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、全日本プロレスをDOOMで締めたいと思っている」 ――ジュン選手が三冠王者になれば、来年中に斉藤ブラザーズ対決の三冠戦も見られるかもしれない? ▼ジュン「俺が三冠チャンピオンになって、弟の斉藤レイが俺に挑戦してくるかどうかはレイ次第だから、そこはどう考えてるかわからないが、それも実現したら最高に面白いな」 ▼レイ「もちろん今回、兄の斉藤ジュンが必ず新三冠チャンピオンに大みそかで今年の締めくくりというか、最後に新三冠チャンピオンになると俺はもちろん信じてるし。そうだな、いずれは兄のジュンがチャンピオンである時にもちろん挑戦はしたいと思っている。まだ、それがいつになるか俺もわからねえけど、先のことをあんまり考えるよりは、まずはしっかり1試合1試合、目の前の試合をやっていくことに集中という感じだな。もちろんジュンが三冠チャンピオンになったあかつきにはいずれ挑戦したいと思っている」 ――今年は斉藤ブラザーズにとって完ぺきといえる年だったが、自分たちを脅かすタッグチームはいる? ▼レイ「そうだな。他団体も含めて面白いタッグチームは本当にたくさんいるとは思うけれども、俺たちは本当に誰の挑戦でも受けるから、もし俺たちとやりたいヤツらがいたら、いつでもやって来いって感じだな。まずは挑戦表明してきた鈴木秀樹と大日本の関本だな。その二人をまずはしっかり倒して、そこから挑戦してくるヤツがいたら、しっかり挑戦を受けたいな。たくさんいろんなチームいるからな。特にこのチーム限定みたいな、そういうのはないけど、どうだ? ジュン。やりてえヤツはいるか?」 ▼ジュン「俺はとりあえず目の前のことに集中したいから、関本と鈴木秀樹だな。いきなり挑戦してきたからな、さすがにちょっと驚いたな。昨日もSNSで俺に絡んできてよ。『早く日程を決めろ』って言ってきたから、『今すぐお家に行ってやるよ』って言ったんだよ。でもよく考えたら、どこに住んでるかわからないから行かなかったんだけど。とりあえず俺は目の前にあるデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを奪うことに集中したいから。ベルトを獲ってチャンピオンになってからだな。やろうと思ったら別に俺はどこでもいいんだけど。明日だってできるし。いつやりたい?」 ▼レイ「いつやるか、まだ決まってねえけど、いずれな。明日はTAXIめしのロケが入ってるんで、ちょっと無理だな」 ――レイ選手は今後、ヒゲをどうする? ▼レイ「ヒゲか。ヒゲは正直な、伸ばそうと思ったらいつでも伸ばせるんだけれど。2、3週間ですぐ生えるから、これもすでに伸びてるけども、これも2日ぐらいでこんな伸びてるから、いつでも伸ばせるんだけども、どうだろうな。ヒゲがないってのも悪くないと思ってるので、とりあえずはこのままでいこうかな。定期的に剃って、伸ばしたい時があったら伸ばすかもしれない。ヒゲファンに伝えておいてくれ」
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世界タッグ王者で『世界最強タッグ決定リーグ戦2024』覇者“斉藤ブラザーズ"斉藤ジュン&斉藤レイが11日、東京・湯島の全日本事務所で会見した。
斉藤ブラザーズは世界タッグ王者として2024年を迎え、2月にレイの負傷欠場によって返上したものの、3月に返り咲き。そして暮れの最強タッグでは史上初の世界タッグ王者による全勝優勝を成し遂げた。
1年間無敗の活躍が評価され、『2024プロレス大賞』では最優秀タッグチーム賞を初受賞。一挙に3つの勲章を手に年を越すことになった。この日、会見に臨んだ二人はジュンがケーキ(いちご抹茶タルト)、レイが大量の缶ビールで祝杯。改めて喜びをかみしめ、「今年の最優秀タッグ、斉藤ブラザーズが獲れたのは当たり前だと思っている。去年獲れなかったのがちょっと不思議なぐらいだな。今年やっと獲れたからには来年も再来年も永遠にこれから斉藤ブラザーズが最優秀タッグを獲り続けてやるよ」(ジュン)と“永久ベストタッグ"をぶち上げた。
ジュンは12・31代々木大会で三冠ヘビー級王座挑戦を控え、世界タッグ王者としての最強タッグ全勝優勝、最優秀タッグ受賞が追い風となるのは間違いない。「タッグでは思い描いていたイメージというか、俺たち斉藤ブラザーズがイメージするタッグに近づいてきてはいる」と手応えを実感しているからこそ、シングルでの結果と実績を渇望。王者デイビーボーイ・スミスJr.とは8・3仙台大会で勝利して以来、5ヵ月ぶりの再戦で、「前にデイビーボーイ・スミスJr.とやった時は、おそらくスミスにも少し油断があったのかもしれない。こないだの決勝戦で触れ合った時を見ても、今度は100%本気で来るだろうから、その強いデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、全日本プロレスをDOOMで締めたい」と充実の2024年を有終の美で飾る構えをみせた。
もしジュンが三冠王者として2025年を迎えることになれば、レイとの斉藤ブラザーズ対決による三冠戦も期待される。ジュンも「俺が三冠チャンピオンになって、弟の斉藤レイが俺に挑戦してくるかどうかはレイ次第だから、そこはどう考えてるかわからないが、それも実現したら最高に面白いな」と前向きで、レイも「いずれは兄のジュンがチャンピオンである時にもちろん挑戦はしたい」と話した。
【会見の模様】
▼ジュン「斉藤ブラザーズ兄の斉藤ジュンだ。今年の最優秀タッグ、斉藤ブラザーズが獲れたのは当たり前だと思っている。去年獲れなかったのがちょっと不思議なぐらいだな。今年やっと獲れたからには来年も再来年も永遠にこれから斉藤ブラザーズが最優秀タッグを獲り続けてやるよ。まあ、前にも言ったが、他のタッグチームにはちょっと気の毒だがな。それもいいんじゃないか。斉藤ブラザーズが絶対のチャンピオンとして毎年獲っていってやるから。それも楽しみにしてろ。DOOM」
▼レイ「斉藤ブラザーズとして、この最優秀タッグ賞が獲れたのは当たり前だとは思っているけれども、やっぱり素直にうれしいものがあるな。今年の大きな目標というか、獲って当然だが、大きな目標であることには変わりなかったから、そこは素直にうれしい。しかも先日行われた、ここにトロフィーもあるけど、世界最強タッグ決定リーグ戦を世界タッグのベルトを保持したまま史上初の全勝優勝をして、この最優秀タッグを獲ったってのは、この上ない喜びだな。ビールというかお酒も解禁になったし、お前もスイーツ解禁になったからな。正直言うとな、解禁になってからあんまり飲んでねえんでな。これ冷えてるからな。早く飲みたくてしょうがないんだけど」
▼ジュン「じゃあ飲んでいいんじゃない?」
▼レイ「どれにしようかな。よく冷えてる」
※ビールの栓を開けて
▼レイ「お前もスイーツあるのか?」
▼ジュン「あるに決まってるだろ。ケーキ食べたいな」
※ケーキが用意されて
▼レイ「あ、丸ごと? すげえな。これ何ケーキだ?」
▼ジュン「いちごがたくさん乗ったタルトみたいな感じなんだけど、抹茶なのかな。抹茶がまぶしてあるというか。早く食べよう」
▼レイ「せっかくだからな、乾杯しようか」
▼ジュン「最優秀タッグに…」
▼レイ「乾杯」
※二人がケーキと缶ビールを合わせると、ジュンがケーキにかぶりつき、レイはビールを飲み干す
▼レイ「ああ、うま。豪快な食い方だな」
▼ジュン「おいしいね」
▼レイ「フォーク使った方がいいんじゃねえの? お前」
▼ジュン「ああ、いける」
――ベルト、トロフィー、ビールとケーキに囲まれた今のお気持ちは?
▼レイ「もうホント最高の気持ちというか。あんまり最高って言ってたら誰かさんになっちまうから、あれだけど、本当に最高の気持ちだな。(ケーキを食べ続けるジュンに向かって)ジュン、今のお気持ちを」
▼ジュン「今のお気持ち? これメチャクチャおいしいね」
▼レイ「お前、最優秀タッグとかじゃなくて、スイーツ食った感想じゃねえか」
▼ジュン「最優秀タッグ? うれしいに決まってるだろ。一言でいうなら、とにかくうれしい。このうれしさを最初で最後にしたくはないから、毎年味わっていきたいな。そのためにも毎年最優秀タッグ獲っていこうぜ」
▼レイ「ああ」
▼ジュン「そしたら毎回これ食べれるんじゃないか。いちごが甘酸っぱくてさ、抹茶の部分がいい感じに苦みが効いてて、甘すぎないのよ。俺たちみたいなベストタッグのケーキだな」
――毎年、最優秀タッグを獲って、祝勝会もスケールアップしていく?
▼レイ「今年初の最優秀タッグ受賞ということになるけれども、これから俺たち斉藤ブラザーズは毎年必ず受賞していくから。最強タッグも必ず優勝するし、そうだな。どんどんスケールアップしていってもいいんじゃないかな。ただ一つ言えるのは、もう禁酒とノースイーツは二度とやらなくていいかなと思うな」
――禁酒とノースイーツはレイ選手から言い出したことだが懲りた?
▼レイ「これは俺、何も言ってないよな? あれ? 俺だっけ?」
▼ジュン「そうだな、お前だな」
▼レイ「いや、そんなことないだろ。俺がヒゲを剃るって言った時に禁酒もしたら? って言ってきたのジュンだよな?」
▼ジュン「あれ? そうだっけ? 最強タッグ全勝優勝するために願掛けでヒゲ剃って、ビールも甘いものも禁止にしようぜって張り切って言ってなかった?」
▼レイ「ヒゲ剃るって言ったのは俺だけど、ヒゲ剃るのと別に禁酒にするんだったら、じゃあ、お前もスイーツに禁止にしないとっていう。俺から言い出したことではない。兄から禁酒にしたらどうだ? って言われたから、お前もスイーツ禁止にしないとっていう。だから手短に言うと、事の発端は兄のジュンです」
▼ジュン「なんにせよ、もう二度と禁止にしなくていいっていうのは俺も賛成だな。もう二度としません」
▼レイ「しません」
――これだけの勲章を獲って2025年を迎えるが目指したいことは?
▼レイ「もちろん今年は本当にリング上もそうだけど、リング外でもいろいろ活動させてもらったんで、来年はもう今年以上に…(ジュンが缶ビールの栓を開けて)まあ、いいよ、いっぱいあるから。今年以上に飛躍する、前進する年にしたいなと思ってるな。もちろんリング上でいえば、来年の最優秀タッグも必ず獲って、あとは今年獲れなかったMVPも俺たちが獲っていいんじゃねえかなと思ってる。今回、俺たちが2番目だったのかな。1位は別の団体の選手になっちまったけど、今年以上にどんどん飛躍して、現状に満足せず、まだ全然通過点だから。来年は最優秀タッグとMVPを初のタッグで獲りたいな」
▼ジュン「そのMVPを今年は獲れなかったから、来年獲るにしても、もちろんぶっちぎりで獲れるように。誰が見てもその結果を出していきたいと思ってる。そうだな。リング外でもメディアの面でもどんどんやっていきたいな。やりたいことがあれやこれやとたくさんあるから。いろいろあるんだけど、今それを言っちゃったら…それは秘密にしておこう。たぶん、そのうちわかるかもしれない」
▼レイ「俺はビールのコマーシャルをやりたいなというのがずっと前からあって。誰かよろしくお願いします」
▼ジュン「どこのビールのコマーシャルがいいんだ?」
▼レイ「サッポロも大好きだけど、どのタイプのビールも大好きだから、どこかしらからお話があったらいいなと思っているな」
▼ジュン「それだったら俺も何かスイーツの、お菓子のコマーシャルに出たいな」
▼レイ「いいんじゃねえか」
▼ジュン「全然ありだろ?」
▼レイ「お菓子のコマーシャルって何だ? 何かあるかな?」
▼ジュン「みんな大好きだから俺も何でもウエルカムなんだ」
――ジュン選手は大みそかに三冠挑戦を控えているが、いい形で今年を締め、三冠王者として2025年やっていきたいことは?
▼ジュン「振り返ってみれば、タッグでは思い描いていたイメージというか、俺たち斉藤ブラザーズがイメージするタッグに近づいてきてはいるんだけど、シングルを振り返ってみると、あまり結果を出せてないからね。やっぱりここで強いチャンピオンのデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、俺が先に三冠ベルトを巻いて結果を出していきたいな。前にデイビーボーイ・スミスJr.とやった時は、おそらくスミスにも少し油断があったのかもしれない。こないだの決勝戦で触れ合った時を見ても、今度は100%本気で来るだろうから、その強いデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを剥ぎ取って、全日本プロレスをDOOMで締めたいと思っている」
――ジュン選手が三冠王者になれば、来年中に斉藤ブラザーズ対決の三冠戦も見られるかもしれない?
▼ジュン「俺が三冠チャンピオンになって、弟の斉藤レイが俺に挑戦してくるかどうかはレイ次第だから、そこはどう考えてるかわからないが、それも実現したら最高に面白いな」
▼レイ「もちろん今回、兄の斉藤ジュンが必ず新三冠チャンピオンに大みそかで今年の締めくくりというか、最後に新三冠チャンピオンになると俺はもちろん信じてるし。そうだな、いずれは兄のジュンがチャンピオンである時にもちろん挑戦はしたいと思っている。まだ、それがいつになるか俺もわからねえけど、先のことをあんまり考えるよりは、まずはしっかり1試合1試合、目の前の試合をやっていくことに集中という感じだな。もちろんジュンが三冠チャンピオンになったあかつきにはいずれ挑戦したいと思っている」
――今年は斉藤ブラザーズにとって完ぺきといえる年だったが、自分たちを脅かすタッグチームはいる?
▼レイ「そうだな。他団体も含めて面白いタッグチームは本当にたくさんいるとは思うけれども、俺たちは本当に誰の挑戦でも受けるから、もし俺たちとやりたいヤツらがいたら、いつでもやって来いって感じだな。まずは挑戦表明してきた鈴木秀樹と大日本の関本だな。その二人をまずはしっかり倒して、そこから挑戦してくるヤツがいたら、しっかり挑戦を受けたいな。たくさんいろんなチームいるからな。特にこのチーム限定みたいな、そういうのはないけど、どうだ? ジュン。やりてえヤツはいるか?」
▼ジュン「俺はとりあえず目の前のことに集中したいから、関本と鈴木秀樹だな。いきなり挑戦してきたからな、さすがにちょっと驚いたな。昨日もSNSで俺に絡んできてよ。『早く日程を決めろ』って言ってきたから、『今すぐお家に行ってやるよ』って言ったんだよ。でもよく考えたら、どこに住んでるかわからないから行かなかったんだけど。とりあえず俺は目の前にあるデイビーボーイ・スミスJr.から三冠ベルトを奪うことに集中したいから。ベルトを獲ってチャンピオンになってからだな。やろうと思ったら別に俺はどこでもいいんだけど。明日だってできるし。いつやりたい?」
▼レイ「いつやるか、まだ決まってねえけど、いずれな。明日はTAXIめしのロケが入ってるんで、ちょっと無理だな」
――レイ選手は今後、ヒゲをどうする?
▼レイ「ヒゲか。ヒゲは正直な、伸ばそうと思ったらいつでも伸ばせるんだけれど。2、3週間ですぐ生えるから、これもすでに伸びてるけども、これも2日ぐらいでこんな伸びてるから、いつでも伸ばせるんだけども、どうだろうな。ヒゲがないってのも悪くないと思ってるので、とりあえずはこのままでいこうかな。定期的に剃って、伸ばしたい時があったら伸ばすかもしれない。ヒゲファンに伝えておいてくれ」
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