【DDT】ディーノが緊急参戦・透明人間に敗戦 消滅オーカーン戦の実現誓う 2024/12/28

『Ultimate Party 2024』両国国技館(2024年12月28日)
○透明人間vs男色ディーノ×

 ディーノが急きょ参戦となった透明人間に敗戦。消滅したグレート-O-カーン戦の実現を誓った。

 当初、ディーノは新日本・オーカーンとの一騎打ちに臨む予定だった。ディーノに稲田徹、オーカーンに熊谷健太郎とそれぞれ声優がセコンドにつくことになっていたが、オーカーンが腰と脇腹の負傷のため欠場。透明人間が代替出場することになったが、直前になって熊谷も体調不良で欠場する非常事態となった。

 ディーノと透明人間は2012年8・18日本武道館大会でも対戦している。この日の透明人間は前回の透明人間の弟子にあたる模様。ディーノは透明人間が見えるコンタクトレンズを装着して12年ぶりの再戦に臨んだ。

 開始早々、場外戦で幕を開けると、ディーノは花道での垂直落下式ブレーンバスターを敢行。セコンドの稲田が透明人間を羽交い絞めにし、ディーノがリップロックを狙ったものの誤爆してしまう。これで稲田は戦線離脱。透明人間は入場ゲートからのダイブ攻撃で反撃し、リングに戻ると、トップロープから3回転ムーサルトプレスを発射した。

 ディーノはカウント2.9でクリア。スケルトンボンバーを連打されても意地で倒れず。その都度タイツを脱ぐと、ロープに走ったが、転倒してしまう。どうやら別の透明人間が足を引っ張ったようだ。それでもディーノはリップロックを決め、男色ドライバー狙ったものの、不発に終わらせた透明人間が丸め込んで3カウントが入った。

 ディーノが透明人間との緊急対決に敗退。直前になってオーカーンとの対戦が消滅したものの仕切り直しを実現させるつもりだ。「この試合はまだ終わってない。オーカーンがここに戻ってきて、ひでぇ試合して、みんなが“来るんじゃなかった"と思う瞬間まで終わってない」と宣言したディーノは「星になってしまった熊ちゃんの気持ちも背負って。これだけは心の底から言いたい。プロレスはまだ続く。だから今日は途中。次、オーカーン、熊ちゃん、4人が全員上がって、そこで初めてこの試合の第1章が終わる。それまで4人とも、それぞれの戦場で戦って生き抜いて、もう1回ここに集まりましょう。今日のところは解散!」と当初予定されていた4人そろい踏みを見据えた。

【ディーノの話】「この数日間、徹ちゃんまでいなくなるんじゃないかとドキドキした。プロレスは相手あってのもの。相手がいないとプロレスができない。今日の透明人間もそう。それがプロレスのいいところ。そう言いながら負けました。次はO-カーンがこのリングに立って、熊ちゃんがセコンド、徹ちゃんは私のセコンド。その試合後に第1章が終わる。それでもプロレスは終わらない。プロレスは続いていく。願わくば見ている人も見続けて欲しいかな」