【スターダム】上谷が負傷偽装でたむからワールド王座強奪 2025年へ「史上最大の悪夢」予告 2024/12/29
『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』両国国技館(2024年12月29日) ワールド・オブ・スターダム選手権試合 ○上谷沙弥vs中野たむ× 上谷が負傷を偽装してたむを翻ろうし、まんまとワールド王座を強奪。赤いベルト初戴冠を果たした上谷は2025年に向けて、「悪の頂に立ったこの私が絶対王者としてスターダムをメチャクチャにする。スターダム史上最大の悪夢の始まりだ」と予告した。 上谷は11・11後楽園大会のタッグリーグ公式戦でワールド王者・たむを直接ピン。「あの日、お前にプロレス人生を壊されたんだ。今度はお返しに私がお前の大切なものを全部奪ってやる」と赤いベルト挑戦を要求し、年末恒例の両国大会でのタイトルマッチが決定した。 “あの日"とは昨年7月の5★STAR GP公式戦を意味する。開幕戦で両者は激突したものの、上谷は照明からのプランチャに失敗し、左ヒジを負傷してレフェリーストップ負け。4ヵ月の長期欠場を余儀なくされた。その後、今年7月に上谷は“闇堕ち"してH.A.T.E.入り。ヒールレスラーに変貌して、3度目の防衛戦となるたむの前に立った。 先に動いたたむは、バックドロップで上谷を場外に叩き落とすと、コーナーからプランチャへ。しかし、上谷は避けて自爆を誘うと、リング中央にイスを設置し、そこに優雅に座ってたむを挑発。怒って突っ込んできたたむをカニバサミでイスに顔面から叩きつけた。 たむも打撃戦から反撃に出ると、戦場は場外へ。たむは花道で距離を取り、バイオレットシューティングを狙って走り込む。だが、読んだ上谷はチェーン攻撃で迎撃。たむの首に巻きつけると、そのまま入場ゲートの上に登って絞首刑に処す。さらに、ゲート上からダイビングボディアタックを敢行。破天荒な攻撃でたむに大きなダメージを与えた。チェーンを首に巻きつけたまま、たむをリングに連行する。 しかし、たむはエプロンに上がった瞬間、ジャーマンを強行。一転して上谷をリングアウト寸前まで追い詰める。手をつないだ状態からエルボー合戦を展開。2人は大技でもせめぎ合い、上谷がニールキックを放てばたむはスピンキックを、たむがタイガースープレックスを繰り出せば上谷はリバースフランケンを…とシーソーゲームで火花を散らした。上谷は一気に押し切ろうとスタークラッシャーの体勢に入るも、逆にたむがバイオレットスクリュードライバーで突き刺す。完璧に決まったが、上谷はギリギリで肩を上げた。 たむは非情な顔面蹴りを放つが、今の上谷は沈まない。二段蹴り、スピンキック、コークスクリューキックと蹴り技で挽回。スタークラッシャーで突き刺したが、今度はたむが肩を上げた。ならばと上谷はカミゴェ式フロントハイキックから封印したフェニックススプラッシュの構えに。背後から組みついて防いだたむは雪崩式タイガースープレックスを敢行。上谷は前のめりに倒れ込んだ。 肩を押させて動けない上谷を村山レフェリーは心配そうに介抱。5★STAR GPでの戦いに続いて、またも上谷を負傷させてしまったのか…とたむは大きく動揺する。しかし、これは上谷の偽装だった。突然動き出した上谷はフランケンシュタイナー、スクールボーイ式スープレックス、さらに掟破りのバイオレットスクリュードライバーとたむに怒とうのラッシュへ。そして、最後は旋回式スタークラッシャーでたむを葬った。 上谷がまんまとワールド王座を強奪。赤いベルト初戴冠を果たした。まさかの敗北で涙に暮れるたむだったが、その前で赤いベルトを見せつけた上谷は「巻けよ、ここに。巻けって言ってんだろ。言うこと聞けよ」と容赦なく要求した。意気消沈して言い返せないたむは、その言葉通りに上谷の腰に赤いベルトを巻いてみせた。 ブーイングも飛ぶ中、たむを張り倒した上谷は「帰れよ、負けたんだから。お前、無様だな」と嘲笑。「中野たむ、これで終わりだと思うなよ」と通告した。上谷の言いたい放題はなおも続き、「これが1年前の悪夢の続きだ。ずっと巻きたかったこの赤いベルト、狂うほど愛おしいよ。悪の頂に立ったこの私が絶対王者としてスターダムをメチャクチャにする。スターダム、史上最大の悪夢の始まりだ」とニヤリ。「しもべたちよ、ひざまずけ。2024年、永遠にさようなら」と2024年のスターダムをバッドエンドで締めくくった。 バックステージでも「お前ら見てたか? あの中野たむの無様な姿。すべて計画通りなんだよ。全然痛くない」とたむをせせら笑った上谷。一方、赤いベルトを失ったたむは錯乱状態で「これがあんたのやり方かよ! 騙し討ちみたいなことして獲った赤いベルトが嬉しいか!! お前を絶対に許さない! 絶対! 絶対! 絶対! 絶対に許さない」と叫ぶと、「復讐してやるよ。お前を地獄の、本当の地獄のどん底に必ず引きずり落としてやる!」と雪辱を誓った。 【上谷の話】「お前ら見てたか? あの中野たむの無様な姿。すべて計画通りなんだよ。全然痛くない。でも、中野たむへの復讐はまだまだ終わらないから。おい、たむちゃん、見てるかな。まだまだあんたを地獄の底に引きずり落としてやるから! 来年もスターダム、私がメチャクチャにしてやるから。お前ら、目を離さずに見とけよ」 【たむの話】「上谷! ふざけんな!! これがあんたのやり方かよ! 騙し討ちみたいなことして獲った赤いベルトが嬉しいか!! お前を絶対に許さない! 絶対! 絶対! 絶対! 絶対に許さない。復讐してやるよ。お前を地獄の、本当の地獄のどん底に必ず引きずり落としてやる!」
【スターダム】上谷が負傷偽装でたむからワールド王座強奪 2025年へ「史上最大の悪夢」予告
2024/12/29
『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』両国国技館(2024年12月29日)
ワールド・オブ・スターダム選手権試合 ○上谷沙弥vs中野たむ×
上谷が負傷を偽装してたむを翻ろうし、まんまとワールド王座を強奪。赤いベルト初戴冠を果たした上谷は2025年に向けて、「悪の頂に立ったこの私が絶対王者としてスターダムをメチャクチャにする。スターダム史上最大の悪夢の始まりだ」と予告した。
上谷は11・11後楽園大会のタッグリーグ公式戦でワールド王者・たむを直接ピン。「あの日、お前にプロレス人生を壊されたんだ。今度はお返しに私がお前の大切なものを全部奪ってやる」と赤いベルト挑戦を要求し、年末恒例の両国大会でのタイトルマッチが決定した。
“あの日"とは昨年7月の5★STAR GP公式戦を意味する。開幕戦で両者は激突したものの、上谷は照明からのプランチャに失敗し、左ヒジを負傷してレフェリーストップ負け。4ヵ月の長期欠場を余儀なくされた。その後、今年7月に上谷は“闇堕ち"してH.A.T.E.入り。ヒールレスラーに変貌して、3度目の防衛戦となるたむの前に立った。
先に動いたたむは、バックドロップで上谷を場外に叩き落とすと、コーナーからプランチャへ。しかし、上谷は避けて自爆を誘うと、リング中央にイスを設置し、そこに優雅に座ってたむを挑発。怒って突っ込んできたたむをカニバサミでイスに顔面から叩きつけた。
たむも打撃戦から反撃に出ると、戦場は場外へ。たむは花道で距離を取り、バイオレットシューティングを狙って走り込む。だが、読んだ上谷はチェーン攻撃で迎撃。たむの首に巻きつけると、そのまま入場ゲートの上に登って絞首刑に処す。さらに、ゲート上からダイビングボディアタックを敢行。破天荒な攻撃でたむに大きなダメージを与えた。チェーンを首に巻きつけたまま、たむをリングに連行する。
しかし、たむはエプロンに上がった瞬間、ジャーマンを強行。一転して上谷をリングアウト寸前まで追い詰める。手をつないだ状態からエルボー合戦を展開。2人は大技でもせめぎ合い、上谷がニールキックを放てばたむはスピンキックを、たむがタイガースープレックスを繰り出せば上谷はリバースフランケンを…とシーソーゲームで火花を散らした。上谷は一気に押し切ろうとスタークラッシャーの体勢に入るも、逆にたむがバイオレットスクリュードライバーで突き刺す。完璧に決まったが、上谷はギリギリで肩を上げた。
たむは非情な顔面蹴りを放つが、今の上谷は沈まない。二段蹴り、スピンキック、コークスクリューキックと蹴り技で挽回。スタークラッシャーで突き刺したが、今度はたむが肩を上げた。ならばと上谷はカミゴェ式フロントハイキックから封印したフェニックススプラッシュの構えに。背後から組みついて防いだたむは雪崩式タイガースープレックスを敢行。上谷は前のめりに倒れ込んだ。
肩を押させて動けない上谷を村山レフェリーは心配そうに介抱。5★STAR GPでの戦いに続いて、またも上谷を負傷させてしまったのか…とたむは大きく動揺する。しかし、これは上谷の偽装だった。突然動き出した上谷はフランケンシュタイナー、スクールボーイ式スープレックス、さらに掟破りのバイオレットスクリュードライバーとたむに怒とうのラッシュへ。そして、最後は旋回式スタークラッシャーでたむを葬った。
上谷がまんまとワールド王座を強奪。赤いベルト初戴冠を果たした。まさかの敗北で涙に暮れるたむだったが、その前で赤いベルトを見せつけた上谷は「巻けよ、ここに。巻けって言ってんだろ。言うこと聞けよ」と容赦なく要求した。意気消沈して言い返せないたむは、その言葉通りに上谷の腰に赤いベルトを巻いてみせた。
ブーイングも飛ぶ中、たむを張り倒した上谷は「帰れよ、負けたんだから。お前、無様だな」と嘲笑。「中野たむ、これで終わりだと思うなよ」と通告した。上谷の言いたい放題はなおも続き、「これが1年前の悪夢の続きだ。ずっと巻きたかったこの赤いベルト、狂うほど愛おしいよ。悪の頂に立ったこの私が絶対王者としてスターダムをメチャクチャにする。スターダム、史上最大の悪夢の始まりだ」とニヤリ。「しもべたちよ、ひざまずけ。2024年、永遠にさようなら」と2024年のスターダムをバッドエンドで締めくくった。
バックステージでも「お前ら見てたか? あの中野たむの無様な姿。すべて計画通りなんだよ。全然痛くない」とたむをせせら笑った上谷。一方、赤いベルトを失ったたむは錯乱状態で「これがあんたのやり方かよ! 騙し討ちみたいなことして獲った赤いベルトが嬉しいか!! お前を絶対に許さない! 絶対! 絶対! 絶対! 絶対に許さない」と叫ぶと、「復讐してやるよ。お前を地獄の、本当の地獄のどん底に必ず引きずり落としてやる!」と雪辱を誓った。
【上谷の話】「お前ら見てたか? あの中野たむの無様な姿。すべて計画通りなんだよ。全然痛くない。でも、中野たむへの復讐はまだまだ終わらないから。おい、たむちゃん、見てるかな。まだまだあんたを地獄の底に引きずり落としてやるから! 来年もスターダム、私がメチャクチャにしてやるから。お前ら、目を離さずに見とけよ」
【たむの話】「上谷! ふざけんな!! これがあんたのやり方かよ! 騙し討ちみたいなことして獲った赤いベルトが嬉しいか!! お前を絶対に許さない! 絶対! 絶対! 絶対! 絶対に許さない。復讐してやるよ。お前を地獄の、本当の地獄のどん底に必ず引きずり落としてやる!」