【GLEAT】SBK&TAKUMAがG-INFINITY奪取、NOBU SANはバルク脱退を表明 2025/1/19

『G PROWRESTLING Ver.83』新木場1stRING(2024年1月19日)
G-INFINITY選手権試合 ○TAKUMA&SBKvs立花誠吾&黒潮TOKYOジャパン×

 SBK&TAKUMAのTOKYO BAD BOYSがG-INFINITY王座を奪取。二人と共闘するNOBU SAN(チェック島谷)はBULK ORCHESTRA脱退を表明した。

 黒潮&立花は昨年12・30TDCホール大会でT-Hawk&リンダマンを破ってG-INFINITY王座を戴冠。トーキョーヤンキースとして初のタッグベルト獲りとなった。今春、新団体「アップタウン」の旗揚げも決まった中、この日、SBK&TAKUMAのTOKYO BAD BOYSを迎え撃つ初防衛戦に臨んだ。

 TOKYO BAD BOYSが入場時の黒潮を襲撃。立花を孤立させてサンドイッチ延髄斬りを見舞っていく。SBKが肩車すると、みちのくドライバーで追い討ち。花道を走ったTAKUMAがトップロープに駆け上がってのファイアーバードスプラッシュを放った。

 立花もトペコンヒーロを発射して反撃。黒潮とベルトを掲げて勝ち誇る。ダブルバックエルボーでSBKに追撃し、ジャケット張り手を連発した黒潮はスワンダイブ式ミサイルキックを放つ。立花はダイビングボディアタックを繰り出したが、自爆に終わった。

 それでも黒潮がTAKUMAのシューティングスターを両ヒザで迎撃。SBKが立花をジャーマンで投げても、黒潮がしがみついて動きを止め、立花がエルボーを叩き込む。TAKUMAをコーナーに追い込むと、黒潮がジャンピングハイキック、立花がエルボーを交互に連発。ハイジャックイケメンドライバーを敢行した。

 すかさず黒潮がバズソーキックを連発し、仕上げのムーンサルトを狙ってコーナーに上がったが、SBKが急行して足止め。TAKUMAが雪崩式フランケンシュタイナーで叩き落とす。SBKはフロッグスプラッシュを投下し、返す刀で場外の立花にトペスイシーダを発射。すかさずTAKUMAがファイアーバード式セントーンを投下して3カウントを奪った。

 黒潮&立花が初防衛戦で陥落。SBK&TAKUMAがG-INFINITY王座を奪取した。「俺とTAKUMAがG-INFINITYのタッグベルト獲ったぞ!」と勝ち誇ったSBKは「ただ、俺はよ、一つ白黒ハッキリさせたいことがあるんだよ」と続けた。「島ちゃん、俺たち約半年、TOKYO BAD BOYSとしてチーム、ユニット組んでやってるけどよ、あんたはどこまでいってもGLEAT所属のメンバーだ。今現在、TOKYO BAD BOYSとBULK ORCHESTRA、二つ掛け持ちしてるよな?」とNOBU SANに語りかけると、「もし、島ちゃんが今後バルクとしてやっていくなら、俺とTAKUMAはメキシコ戻って二人でやるよ。バルクを抜けて俺たち3人でやっていくんだったら、俺たちも大歓迎だ。そこんとこ白黒はっきりさせてほしい。答えを聞かせてくれ」と二者択一を求めた。

 するとNOBU SANは「そうだな。今後の俺たちのためにも、そして、応援してくれてるお前らのためにも、中途半端はよくないと俺も思ってるから。そろそろ白黒はっきりさせないといけないよな」と呼応。「バルクか、TOKYO BAD BOYSか。俺の答えは……BULK ORCHESTRA……いや! TOKYO BAD BOYS、NOBU SANとしてSBK、TAKUMAとともに俺はこれからやっていくぞ」と宣言した。

 「海外で俺たち成功つかんで、お前らに夢を見せてえし、俺らも夢見てえからよ、マジでやってやる」と言い切ったNOBU SANは「そういうことだから、今日でBULK ORCHESTRAのチェック島谷は終わりだ。アディオス! BULK ORCHESTRA」と古巣となったバルク軍に決別を告げた。

 TAKUMAが「おい新木場! 2025年も俺たちTOKYO BAD BOYS、大暴れしていくから、俺たちから目を離すなよ」と予告したように、NOBU SANの完全加入とG-INFINITY戴冠によってTOKYO BAD BOYSの勢いが加速していくことになりそうだ。

【試合後のSBK&TAKUMA、NOBU SAN】

▼NOBU SAN「はい、はい、はい、はい、はい! リング上で言った通り、俺は今日からTOKYO BAD BOYS、正真正銘TOKYO BAD BOYS、NOBU SANとしてSBK、TAKUMAとともに、これからやっていくぞ。バルク! おい、バルクのチェック島谷は今日で終わりだ。アディオス、BULK ORCHESTRA。そんなことより! これを見ろ、これを。今日のメインイベント、G-INFINITY、SBK&TAKUMAが獲ったぞ!」

▼TAKUMA「正真正銘のTOKYO BAD BOYS。俺らが今日このベルトを獲ったということは2025年、GLEATをもっとTOKYO BAD BOYSがかき回していくからな。アメリカ、メキシコ、日本、世界中で名前売っていこうぜ。もっともっとTOKYO BAD BOYS、名を広げていくからな。なあ? SBK」

▼SBK「上にいくぞ。マジでやるぞ。NOBU SANはもうバルクじゃねえんだよ。TOKYO BAD BOYSのNOBU SANだ。おい、いいか。2025年、俺たちTOKYO BAD BOYS、楽しみにしとけ」

▼NOBU SAN「次はG-RUSHがあるだろ? 1月24日、新宿FACEで。二人がINFINITYベルト獲ったな。次はこのNOBU SANがG-RUSH獲って、次はG-RUSHをかっさらうからよ。GLEATにあるもん全部よ、この俺たちがかっさらっていくからな!」

▼TAKUMA「俺たちがロス!」

▼全員「TOKYO BAD BOYS!」