【GLEAT】LIDET UWF王座戦へ稔が中嶋眼前で伊藤料理 「獲ったら宣言したいことがある」 2025/1/19

『G PROWRESTLING Ver.83』新木場1stRING(2024年1月19日)
○田中稔&愛鷹亮vs中嶋勝彦&伊藤貴則×

 稔がLIDET UWF世界王座戦へ向けた前哨戦で中嶋と譲らない攻防を展開。王者の眼前で伊藤をギブアップに追い込み、「名古屋で獲ったあかつきにはハッキリと宣言したいことがある」と必勝を誓った。

 LIDET UWF世界王者として自身21年目となる2025年を迎えた中嶋。1・11大阪大会で稔が「奪還表明」し、1・26名古屋大会でのタイトルマッチが決まった。この日、中嶋が伊藤、稔が愛鷹とそれぞれ組んでの前哨戦に臨んだ。

 いきなり中嶋と稔が先発で対峙。一進一退の先手争いを展開し、中嶋がミドルキックで先手を取った。愛鷹が加勢してもフロントハイキックで稔をなぎ倒し、ノーザンライトボムで愛鷹を撃退。稔も延髄斬り、顔面蹴りで伊藤を蹴散らした。

 これでリング上は中嶋と稔の1対1に。中嶋がローキック、ミドルキックで蹴りつければ、稔はドラゴンスクリュー、低空ドロップキックと足攻めでやり返す。掟破りの逆シャッターチャンス式踏みつけ攻撃を決めたが、中嶋はトラースキックで反撃。シャッターチャンス式踏みつけ攻撃でやり返し、重たいミドルキックを連打した。

 稔もローキックを連発して応戦し、飛びつきヒザ十字固めで絡みついて中嶋をエスケープに追い込んだ。そして最後は伊藤をミノルスペシャルで捕らえてギブアップを奪った。

 稔が王者の眼前で快勝。LIDET UWF世界王座戦へ向けて好調ぶりを見せつけた。「すべてが強烈でしたね」と中嶋との対戦を振り返った稔は1・24新宿大会での最終前哨戦へ向けて「G PROルールとか関係なくガッチリやりたい」とキッパリ。「次、名古屋で獲ったあかつきにはハッキリと宣言したいことがあるんで。俺は名古屋、絶対獲らなきゃいけない理由がある」と意味深長に明かした。

【稔の話】「中嶋勝彦といつ以来ですかね。俺がNOAH出てる頃ぐらい、たぶん6年ぶりぐらいだったと思うんですけど、すべてが強烈でしたね。また26日のLIDET UWF世界王座戦の前に新宿FACEでも当たると思うんでね。そこでG PROルールとか関係なくガッチリ当たりたいなと思います。俺、大阪で彼にリング上で『挑戦表明じゃなくて奪還表明だ』って言ったんですけど、次、名古屋で獲ったあかつきにはハッキリと宣言したいことがあるんで。俺は名古屋、絶対獲らなきゃいけない理由がある」

【愛鷹の話】「中嶋選手のノーザンライトボム強烈だったよ。この借りは必ず返す。それもそうだけど、今日#STRONGHEARTSの解体って話を聞いて、俺も#STRONGHEARTS、好きなユニットだったし、その中でも特にT-Hawkが一番好きだったね。これはラブですよ。ラブ・ホーク!」

【試合後の中嶋&伊藤】

▼中嶋「おい、今日どうしたんだよ? しっかりしろよ。このままじゃダメだぞ。しっかり考えろ」

※中嶋は先に控室へ

▼伊藤「LIDET UWFを盛り上げるために中嶋勝彦と組んで、俺はあのベルトを俺が獲られてから取り返したい気持ちで、中嶋勝彦からたくさんのものを吸収して、そのうえでってずっと掲げてたけど、タイトルマッチも稔さんと中嶋勝彦。やんずもLIDET UWFも両方で今はふがいなくて、何やってんだか…ちょっといろいろ考えます」