【NOAH】W王座戦へ情熱王者・征矢が“火の国"で加速 OZAWAに衝撃要求「俺の顔を舐めてみろ!」 2025/2/21

『NOAH Jr. TAG LEAGUE 2025』熊本城ホール シビックホール(2025年2月21日)
○征矢学&HAYATA&YO-HEYvsOZAWA&遠藤哲哉&オオワダサン×

 3・2横浜武道館大会のダブル王座戦「(GHCヘビー級王者)OZAWAvs征矢(GHCナショナル王者)」に向けた3度目の前哨戦は征矢に軍配。火の国・熊本でW王座戦へ情熱的に加速した征矢は、OZAWAに「俺をペロペロペロペロ舐めてみろ!」と衝撃要求を放った。

 前夜の博多大会に続いてOZAWA&遠藤&オオワダサンのTEAM 2000Xトリオと、征矢&HAYATA&YO-HEYの情熱RATEL'Sトリオによる6人タッグマッチで激突。やはり“おちょくり"全開なOZAWAは、ことあるごとに場外に出ては一直線な征矢をあざ笑い、マネージャーのヨシ・タツも介入して何度も場外で征矢を袋叩きにした。

 終盤にもT2000Xの介入で好機を相次いで潰された征矢だったが、HAYATA&YO-HEYが絶妙なタイミングで援護射撃に入ってオオワダサンの動きを止めると、一気のデスバレーボム→弾道で征矢が仕留めてみせた。

 前夜はOZAWAが征矢の面前でYO-HEYにビッグベンエッジで完勝。一夜にして再び反撃星を上げた征矢は「おい! OZAWA!! リングの外ばっかり逃げねえで、お前チャンピオンなら、このリングの上で正々堂々、勝負しろよ!」と叫んだうえで、「3月2日、横浜武道館大会で俺がこのナショナルともう一つのGHCヘビー級のベルトを持って、また熊本に帰ってきます。情熱ぅうう! 情熱ぅうう!! 情熱ぅううう!!! ぶつけろ! 情熱っ!!」と火の国・熊本大会を情熱的に締めくくってみせた。

 さらにバックステージではOZAWAに衝撃要求。“顔舐め"を得意とするOZAWAは、いまだに征矢の顔面を“ペロペロ"したことはなく、今宵もその標的となったのはHAYATAだった。

 OZAWAは「コンプライアンス上の問題」としているものの征矢は「OZAWA。なぜ俺を味見しない? お前は食べず嫌いか? 味見もしてねえのに食べたくない? ふざけたこと言うな。まずは食べてくれよ。舐めてみろ、俺を。いくらでもいいぞ。ペロペロペロペロ舐めてみろ!」と40歳の男性が28歳の青年に“顔面を舐めろ"と公然と要求した。

 もっともOZAWAは「お前はもっとリング内で戦いたいかもしれないが、これが残念ながらプロレスリング・ノアの戦い方なんだ。プロレスリング・ノア、今年で25周年を迎える。そして、その25年間のうち、いったい何人の人間がデビューできたと思う? このプロレスリング・ノアの25年間のうちにデビューできた人数は18人だ。そして、その18人のうち、今現在プロレスリング・ノアに残っている人間の数は何人だと思う? 9人だ。おい、25年で18人しかデビューできないし、そのやっとデビューできた18人も半分がやめたり、外で戦ってしまっている現状なんだ」と理路整然と暴論を展開…。「外で戦ってこそNOAH」という反逆王者と、「顔を舐めろ」と突きつける情熱王者。とにもかくにもW王座戦線は、そのカオスさを増しながら横浜武道館へと向かっている。

【征矢の話】「情熱RATEL'S、今日は勝ったぜ。ありがとう(とYO-HEY、HAYATAと握手) お二人はタッグリーグがあるけど、俺はダブルタイトルマッチ、ナショナルとヘビー級のベルトをかけて3・2横浜武道館。OZAWAがよ、ワイルドの時、金剛の時、そして情熱の時、何が本当のキャラクターだとか言ってたけどよ、どれも征矢学だ。ワイルドも! 情熱も、金剛の時もすべて偽りない征矢学だ! それとよ、OZAWA。なぜ俺を味見しない? お前は食べず嫌いか? 味見もしてねえのに食べたくない? ふざけたこと言うな。まずは食べてくれよ。舐めてみろ、俺を。いくらでもいいぞ。ペロペロペロペロ舐めてみろ! とにかくこの勢いで俺たち全員で優勝だ! リーグ戦も優勝。よっしゃ、いくぜ、オラ!」

【OZAWAの話】「おーい! 征矢学。今日はなんかリングの外で戦うことが多かったな。征矢学、お前はもっとリング内で戦いたいかもしれないが、これが残念ながらプロレスリング・ノアの戦い方なんだ。プロレスリング・ノア、今年で25周年を迎える。そして、その25年間のうち、いったい何人の人間がデビューできたと思う? このプロレスリング・ノアの25年間のうちにデビューできた人数は18人だ。そして、その18人のうち、今現在プロレスリング・ノアに残っている人間の数は何人だと思う? 9人だ。おい、25年で18人しかデビューできないし、そのやっとデビューできた18人も半分がやめたり、外で戦ってしまっている現状なんだ。俺はGHCヘビー級チャンピオンになって、このプロレスリング・ノアをこんな泥船にしてきた連中に今、指導している最中だ。征矢学、お前がこのGHCヘビー級チャンピオンになったところで、いったいプロレスリング・ノアにどんないい影響を与えることができるんだ? お前のその情熱芸じゃ、この泥船を変えることはできない。こんな腐った団体やめずに頑張ってきた、生え抜きとして頑張ってきたこの俺のほうがよっぽど情熱があるぞ。お前なんかにこのGHCヘビー級チャンピオンになる資格なんてない! Real Rebel!!」