プロレス/格闘技DX

　AEWダイナマイトが現地時間5日、カリフォルニア州サクラメントで行われ、AEWコンチネンタル王者オカダ・カズチカが4日後に迫ったブロディ・キングとの防衛戦へ向けた前哨戦を制した。

　コンチネンタル王者・オカダは今月1日のコリジョンでブロディを突然襲撃。3・9ロサンゼルス大会『AEW:レボリューション』で両者によるコンチネンタル王座戦が実現することになった。この日、オカダはリコシェと組んで、スワーブ・ストリックランド&ブロディと対戦。3・9ロサンゼルス大会での一騎打ちを控えるリコシェとストリックランドとのダブル前哨戦となった。

　オカダは場外戦でブロディに圧倒され、リコシもろともフライングボディアタックを被弾。ブロディに抱え上げられると、ストリックランドのエプロンからのダイビングフットスタンプを食らった。それでもブロディに見せつけるようにストリックランドを何度も鉄階段に激突させ、場外DDTで突き刺して挽回した。

　ブロディと対峙すると、オカダはラリアットを連発されて劣勢に。リコシェが加勢に飛び込んでも、ブロディはオカダをフラップジャックで投げつけて返り討ち。オカダはセントーン、デスバレーボムで攻め込まれたが、ドロップキックで反撃。フロントハイキックを叩き込んだものの、ブロディも強烈なラリアットで譲らず。ダブルダウンとなった。

　終盤、リコシェがストリックランドのダイビングフットスタンプで追い込まれると、オカダはダイビングエルボードロップでカット。ブロディが飛び込んでも、コンチネンタル王座ベルト攻撃を狙ったものの、ストリックランドのハウスコールに阻まれ、ブロディにラリアットで場外に叩き落とされた。が、そのスキにリコシェがベルトでストリックランドの顔面を殴打して3カウントを奪った。

　オカダがブロディに苦戦を強いられながらも勝利。前哨戦を制し、4日後のコンチネンタル王座防衛戦を迎えることになった。