▼後藤「自分の中で超えなければいけない壁だったんですよね。そこを超えないと俺の中でチャンピオンとして語れないというのがあって。その二人に勝ったことによって、自分自身で誇れる、自信をもってチャンピオンになったと言えるようになりましたね。今回、NEW JAPAN CUP優勝者ということで、誰もが認める挑戦者ですよね。ここを迎え撃つことによって、さらにチャンピオンとしての箔をつけることができる重要な一戦かなと思ってます」
▼後藤「俺の中での革命はNEW JAPAN CUPです。フィンレーが体調不良で欠場した。あそこから始まってるんですよ。前回チャンピオンのSANADAに勝って、決勝までいった。まずそこが始まり。そのあとのG1でいろんな戦いを残しましたけど、きっかけはフィンレーが欠場したことだったんですよ。でも、あれはフィンレーのおかげとは思ってなくて、俺の亡き父がくれたチャンスだと思ってます」
IWGP世界ヘビー級王者・後藤洋央紀が4・5両国大会で『NEW JAPAN CUP 2025』覇者デビッド・フィンレーを迎え撃つ3度目の防衛戦に臨む。“思い出の地"両国にIWGP王者として立つ思い、IWGP戦開催が決まっている 4・11シカゴ大会を見据えたプランなどを語ってもらった。
【後藤洋央紀インタビュー】
――IWGP世界ヘビー級王者になってから後藤選手の中で今までとの違い、意識の変化はどんなものがありますか?
▼後藤「やっぱり忙しさもそうですし、周りの反響であったり、声をかけられる頻度であったり、そういうところで違いを感じます。これがチャンピオンの忙しさかと実感してますね」
――息子さん、娘さんに父親の背中を見せられていると思いますが、お子さんたちからかけられた言葉でうれしかったのはどんなものですか?
▼後藤「やっぱり喜んでくれるのが一番うれしいですよね。ベルト見て喜んでくれるのもそうだし、友達とかに自慢してくれる。ある意味、プロレスを広めてるということにもなるだろうし。そういうところは誇れる父親になれたという実感は持ってます」
――フィンレー選手との3度目の防衛戦が迫ってきました。これまでの挑戦者は棚橋選手、永田選手と歴代IWGPヘビー級王者でした。今回は今現在のトップ戦線の一角が相手になりますね。
▼後藤「自分の中で超えなければいけない壁だったんですよね。そこを超えないと俺の中でチャンピオンとして語れないというのがあって。その二人に勝ったことによって、自分自身で誇れる、自信をもってチャンピオンになったと言えるようになりましたね。今回、NEW JAPAN CUP優勝者ということで、誰もが認める挑戦者ですよね。ここを迎え撃つことによって、さらにチャンピオンとしての箔をつけることができる重要な一戦かなと思ってます」
――個人的に後藤革命の始まりは昨年のG1公式戦でフィンレー選手を破った一戦だったと思っているのですが、後藤選手の感覚ではいかがですか?
▼後藤「俺の中での革命はNEW JAPAN CUPです。フィンレーが体調不良で欠場した。あそこから始まってるんですよ。前回チャンピオンのSANADAに勝って、決勝までいった。まずそこが始まり。そのあとのG1でいろんな戦いを残しましたけど、きっかけはフィンレーが欠場したことだったんですよ。でも、あれはフィンレーのおかげとは思ってなくて、俺の亡き父がくれたチャンスだと思ってます」
――G1 でフィンレー選手に勝利した時の爆発は凄まじいものがありました。あの一戦が後藤選手への期待感をさらに高めたと感じています。
▼後藤「確かにいろんな各地で後藤待望論が広まっていったのはG1でしたね。俺を突き動かしてるのは家族であったり、全国各地で応援してくれてる方々の声援。それが今の俺を突き動かしてますよ」
――昨年10月のGLOBAL王座戦では雪辱されてしまいましたが、フィンレー選手のどのあたりが警戒点になりますか?
▼後藤「非情なところと、やっぱりあのパワー。どこから出てくるのかわからないようなパワーとスタミナですよね。あと俺とは真逆かなと。憎悪が彼の原動力になってる。俺は声援だったり、愛が原動力になってる。本当に真逆だなと思いますね。でも俺は怒りよりも、誰かのためにっていう方が力になるタイプだなっていうのが最近わかったんでね。そういう面では泣かされた子供たち、応援して下さるファンの皆さんの気持ちを今回も力に変えて戦うだけです」
――憎しみを愛が上回るということですね?
▼後藤「上回らなきゃいけないですよね。今、世の中も各地で戦争が起こって、人が何人も死んでる。そういう人たちを救うのはやっぱり個人個人の持つ愛。そこかなと思うんでね。愛が世界を救う。まさにそれを体現したいと思います」
――4・11シカゴ大会でのIWGP世界ヘビー戦開催も決まっていますが、フィンレー選手を突破した先に見据えていることはありますか?
▼後藤「IWGP世界ヘビーを獲ったらやりたい選手がいるって何人か名前を挙げてたんですけど、最近やりたい新たな選手が見つかりまして。それだけは言っとこうかなと」
――では、防衛を果たせば両国のリング上でその名前が聞けるかもしれないと?
▼後藤「そうですね。勝ったあかつきには言いたいですね」
――その相手との防衛戦、シカゴ大会でやりたいですか?
▼後藤「シカゴでやりたいですね。新日本プロレスがアメリカでやる意味って、新日本のレスラーをアメリカで見せつける、新日本の戦いを見せつけるってことが重要だと思うんですよね。今まで海外の大物を呼んでやったりもしてましたけど、それで新日本を見せてることになるのかなって部分は常に思ってたんですよ。だから俺は純・新日本の戦いをアメリカでやることに意味があると思ってるんで、そこに持っていきたいですね」
――両国での防衛戦は初めてになりますね。
▼後藤「そうですね。(IWGPヘビー級王座)初挑戦も両国でしたし、何度かタイトルマッチをやってますけど、思い入れのある試合は両国が結構多くて。棚橋さんとのIWGP戦もそうだし、G1優勝もそうだし。今回 IWGP世界ヘビー王者として防衛戦を両国で。やっぱり運命的な何かを感じてますよ」
――勝って思い出に加えたいところですね?
▼後藤「思い出に残る一戦になると思います。子供たちも来てくれるって言ってくれてるんでね。GLOBALのトラウマを払しょくし、また子供たちの笑顔を皆様に見せられるようにしたいと思います」