【新日本】最後のG1へ棚橋「僕は棚橋弘至にまだ期待しています」 ゲイブとTAKESHITAが一触即発 G1直前会見 2025/7/17
『G1 CLIMAX35』へ向けた公開会見が17日、都内で行われた。 真夏の祭典G1は7・19札幌大会で開幕。8・17有明アリーナ大会まで約1ヵ月の過酷な戦いが始まる。開幕2日前となったこの日、出場全20選手が出席しての公開会見が行われた。 Aブロックにエントリーした棚橋弘至はこれが2年ぶり23度目にして最後のG1出場。2018年以来7年ぶり3度目、そして現役最後の優勝を狙う。「厳しい闘いになるのは覚悟しています」と過酷な連戦を見据える棚橋は7・19札幌大会のタイチ戦を皮切りに、7・25大田区大会のデビッド・フィンレー戦、7・27名古屋大会の大岩陵平戦、8・1高松大会の上村優也戦、8・3福岡大会の辻陽太戦と公式戦9試合中5試合がメインイベントに組まれている。 これがプラス材料に働くと考える棚橋は「メインイベントが多いのでね。メインイベントのたびに、おそらくどんどん良くなっていくと思います」とその中で上昇気流に乗ると確信している。引退前とはいえ「「僕は棚橋弘至にまだ期待しています」と言い切った棚橋は「だから最後のG1も言わせてください。ちょっくら優勝してきます」とG1恒例の逸材節で豪語してみせた。 最後のG1とあって棚橋は自ずと狙われる立場になる。昨年、準優勝に終わっている辻は「今年はしっかりと優勝してその先の目標へと進んで行きたい」と誓うと、「棚橋社長、新日本プロレスは俺に任せておけ」と頼もしい言葉を口にした。 辻はヤングライオン時代、棚橋の付き人を務め、「今のプロレスラー辻陽太の中には棚橋弘至の血が多く流れています」と自負している。「そんな辻陽太がこの舞台でどこまで成長したか、それを見せるのがこのG1の舞台の目標」と定めた辻は8・3福岡大会で実現する棚橋との公式戦を見据えて「福岡のリングの上で棚橋さんが『このまま新日本プロレスをこいつに任せておけば大丈夫だ』。そう思えるような試合をしたい」と誓った。 棚橋にとっての怨敵・EVILも当然、逸材の首を狙っている。「今年のG1には秘策があるからよ」と予告したEVILは「HOUSE OF TORTURE“キング・オブ・ダークネス"EVILの集大成をお見舞いしてやる」と宣言した。 Bブロックは昨年覇者でIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.が名を連ねた。史上5人目の連覇、史上初のIWGP世界ヘビー王者による優勝がかかる今年、絶対の自信を胸に真夏の祭典に臨むザックは「このBブロックにいるみんな、本当にどうかと思う。決勝戦で勝って俺に負けるか、その前に敗退するか、お前たちの運命はもう決まってる」と断言。「それはBブロックでもAブロックでも関係ない。なぜならば『G1 CLIMAX』で今年も優勝するのはこの俺だから。『G1 CLIMAX』でベルトを獲得しながらも、歴史を作って優勝する」と予告してみせた。 開幕戦の7・19札幌大会でいきなり当たるIWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッドとKONOSUKE TAKESHITAは一触即発となった。「優勝するために、この1年間『G1 CLIMAX』のことを考えて過ごしてきた」というTAKESHITAは“G1特化型・KONOSUKE TAKESHITA"を予告。するとゲイブが「この中で一番戦わなければいけない、戦いたい相手はユー、お前だ」と指名。「お前はどこの道場出身だ? DDT? DDTレスラー、そんなヤツが新日本プロレスに何をしに来たんだ? 金が欲しいだけだろ?」と迫ると、「お前のことをしっかりと痛めつけて、お里に返してやるから楽しみにしとけ」と通告した。するとTAKESHITAがゲイブに詰め寄り、しばし視殺戦。二人の間に危険なムードが充満した。 20人の思惑が交錯する真夏の祭典は2日後、札幌の地で過酷な戦いが幕を開ける。
『G1 CLIMAX35』へ向けた公開会見が17日、都内で行われた。
真夏の祭典G1は7・19札幌大会で開幕。8・17有明アリーナ大会まで約1ヵ月の過酷な戦いが始まる。開幕2日前となったこの日、出場全20選手が出席しての公開会見が行われた。
Aブロックにエントリーした棚橋弘至はこれが2年ぶり23度目にして最後のG1出場。2018年以来7年ぶり3度目、そして現役最後の優勝を狙う。「厳しい闘いになるのは覚悟しています」と過酷な連戦を見据える棚橋は7・19札幌大会のタイチ戦を皮切りに、7・25大田区大会のデビッド・フィンレー戦、7・27名古屋大会の大岩陵平戦、8・1高松大会の上村優也戦、8・3福岡大会の辻陽太戦と公式戦9試合中5試合がメインイベントに組まれている。
これがプラス材料に働くと考える棚橋は「メインイベントが多いのでね。メインイベントのたびに、おそらくどんどん良くなっていくと思います」とその中で上昇気流に乗ると確信している。引退前とはいえ「「僕は棚橋弘至にまだ期待しています」と言い切った棚橋は「だから最後のG1も言わせてください。ちょっくら優勝してきます」とG1恒例の逸材節で豪語してみせた。
最後のG1とあって棚橋は自ずと狙われる立場になる。昨年、準優勝に終わっている辻は「今年はしっかりと優勝してその先の目標へと進んで行きたい」と誓うと、「棚橋社長、新日本プロレスは俺に任せておけ」と頼もしい言葉を口にした。
辻はヤングライオン時代、棚橋の付き人を務め、「今のプロレスラー辻陽太の中には棚橋弘至の血が多く流れています」と自負している。「そんな辻陽太がこの舞台でどこまで成長したか、それを見せるのがこのG1の舞台の目標」と定めた辻は8・3福岡大会で実現する棚橋との公式戦を見据えて「福岡のリングの上で棚橋さんが『このまま新日本プロレスをこいつに任せておけば大丈夫だ』。そう思えるような試合をしたい」と誓った。
棚橋にとっての怨敵・EVILも当然、逸材の首を狙っている。「今年のG1には秘策があるからよ」と予告したEVILは「HOUSE OF TORTURE“キング・オブ・ダークネス"EVILの集大成をお見舞いしてやる」と宣言した。
Bブロックは昨年覇者でIWGP世界ヘビー級王者ザック・セイバーJr.が名を連ねた。史上5人目の連覇、史上初のIWGP世界ヘビー王者による優勝がかかる今年、絶対の自信を胸に真夏の祭典に臨むザックは「このBブロックにいるみんな、本当にどうかと思う。決勝戦で勝って俺に負けるか、その前に敗退するか、お前たちの運命はもう決まってる」と断言。「それはBブロックでもAブロックでも関係ない。なぜならば『G1 CLIMAX』で今年も優勝するのはこの俺だから。『G1 CLIMAX』でベルトを獲得しながらも、歴史を作って優勝する」と予告してみせた。
開幕戦の7・19札幌大会でいきなり当たるIWGP GLOBALヘビー級王者ゲイブ・キッドとKONOSUKE TAKESHITAは一触即発となった。「優勝するために、この1年間『G1 CLIMAX』のことを考えて過ごしてきた」というTAKESHITAは“G1特化型・KONOSUKE TAKESHITA"を予告。するとゲイブが「この中で一番戦わなければいけない、戦いたい相手はユー、お前だ」と指名。「お前はどこの道場出身だ? DDT? DDTレスラー、そんなヤツが新日本プロレスに何をしに来たんだ? 金が欲しいだけだろ?」と迫ると、「お前のことをしっかりと痛めつけて、お里に返してやるから楽しみにしとけ」と通告した。するとTAKESHITAがゲイブに詰め寄り、しばし視殺戦。二人の間に危険なムードが充満した。
20人の思惑が交錯する真夏の祭典は2日後、札幌の地で過酷な戦いが幕を開ける。