【全日本】故・長尾一大心さん追悼式でテンカウントゴング 宮原ら選手沈痛、惜別の「一大心!」コール 2025/9/15
故・長尾一大心さんの追悼式が15日、東京・後楽園ホール大会開始前に行われ、追悼のテンカウントゴングが捧げられた。 昨年10月に全日本でデビューした長尾さんは今年5月31日、巡業バスとの接触事故に見舞われ、腹部圧迫による外傷性ショックの重症を負った。集中治療室での治療、手術の末、今月7日、敗血症のため21歳でこの世を去った。 長尾さんは10日、荼毘に付された。全日本は今月12日、会見を行い、状況説明と再発防止策を発表。そしてこの日、長尾さん逝去後、初の興行となる後楽園大会を迎えた。 後楽園ホール展示場には献花台を設置。長尾さんの遺影、ショートタイツ、リングシューズが飾られた中、たくさんのファンが花をたむけ、両手を合わせた。用意されたメッセージノートにはファンが各々、長尾さんへの思いをしたため、中には涙をこらえきれないファンの姿も見られた。献花台は年内の全大会で設けられる。 そして大会開始の午前11時半を迎え、追悼式が執り行われた。宮原健斗選手会長が遺影を、鈴木秀樹が骨壺を抱いてリングに。長尾さんは遺骨ながら最後のリング登場を果たした。出場選手、レフェリーらがリングサイドに集まり、長尾さんの経歴が紹介されると、追悼テンカウントゴングが捧げられた。 客席からファンのすすり泣きも聞こえる中、長尾さん最後の選手コールが行われると、宮原が四方の観客に遺影を見せる。宮原がロープを広げ、鈴木に遺骨を抱かれた長尾さんが最後のリングを降りた。長尾さんが使用する予定だった入場テーマ曲が流されると、客席から惜別の「一大心」コールが巻き起こった。
故・長尾一大心さんの追悼式が15日、東京・後楽園ホール大会開始前に行われ、追悼のテンカウントゴングが捧げられた。
昨年10月に全日本でデビューした長尾さんは今年5月31日、巡業バスとの接触事故に見舞われ、腹部圧迫による外傷性ショックの重症を負った。集中治療室での治療、手術の末、今月7日、敗血症のため21歳でこの世を去った。
長尾さんは10日、荼毘に付された。全日本は今月12日、会見を行い、状況説明と再発防止策を発表。そしてこの日、長尾さん逝去後、初の興行となる後楽園大会を迎えた。
後楽園ホール展示場には献花台を設置。長尾さんの遺影、ショートタイツ、リングシューズが飾られた中、たくさんのファンが花をたむけ、両手を合わせた。用意されたメッセージノートにはファンが各々、長尾さんへの思いをしたため、中には涙をこらえきれないファンの姿も見られた。献花台は年内の全大会で設けられる。
そして大会開始の午前11時半を迎え、追悼式が執り行われた。宮原健斗選手会長が遺影を、鈴木秀樹が骨壺を抱いてリングに。長尾さんは遺骨ながら最後のリング登場を果たした。出場選手、レフェリーらがリングサイドに集まり、長尾さんの経歴が紹介されると、追悼テンカウントゴングが捧げられた。
客席からファンのすすり泣きも聞こえる中、長尾さん最後の選手コールが行われると、宮原が四方の観客に遺影を見せる。宮原がロープを広げ、鈴木に遺骨を抱かれた長尾さんが最後のリングを降りた。長尾さんが使用する予定だった入場テーマ曲が流されると、客席から惜別の「一大心」コールが巻き起こった。