【NOAH】Eitaがヒロム眼前で反撃の完全勝利 「一発で仕留めて」金メダル宣言 2025/9/23

『ABEMA presents N-1 VICTORY 2025』後楽園ホール(2025年9月23日)
○Eita&宮脇純太vs高橋ヒロム&AMAKUSA×

 10・11両国大会のGHCジュニア王座戦「(王者)ヒロムvsEita(挑戦者)」に向けた2度目の前哨戦で、Eitaが反撃の完全勝利だ。

 GHCジュニアを懸けて行われる“ノアジュニアの顔vs新日ジュニアの顔"対決となる両国決戦。9・17大阪大会での前哨戦第1ラウンドではEitaの眼前でヒロムが完勝をおさめていたものの、その大阪で宮脇が“対ヒロム"に決起、この日の第2ラウンド「ヒロム&AMAKUSAvsEita&宮脇」へとつながった。

 ヒロムから「メインディッシュ前のサラダ」呼ばわりされていた宮脇は試合前から「高橋ヒロム出てこい!」と叫んでエキサイト。そんな宮脇をAMAKUSAが場外に投げ捨てて、亀裂が決定的に。ヒロムとEitaがスピーディな先制争いを展開するが、代わって宮脇が登場すると、状況は一変。AMAKUSAに襲いかかると、ヒロムにも感情むき出しで突っ込むが、逆にヒロム&AMAKUSAが宮脇を一方的に攻め込む形に。AMAKUSAは喧嘩腰のファイトを展開。Eitaは遊んでやるよ」と宮脇に言い放つと、Eitaには「俺がやりたいのはあんただけだよ」と語りかけつつ、逆エビ固めで絞めに絞めた。

 宮脇がピンチを切り抜けると、Eitaが再登場。再びヒロムと対峙すると、シングルマッチさながらの激闘を展開するが、裏の読み合いで相譲らず、痛み分けに。あとを受けたAMAKUSAはここでも喧嘩腰で宮脇を制裁すると、ヒロムとは好連係を披露。ヒロムに振られた勢いのまま天船をEitaに浴びせると、コーナーに上がって追い討ちの構えに。

 しかし、宮脇がミサイルキックでヒロムを排除すると、返す刀でAMAKUSAに雪崩式ファルコンアローを敢行して援護射撃に出る。Eitaは一転して攻勢に。ヒロムが割って入っても、宮脇に気を取られているところで、Imperial Unoをドンピシャリ。ヒロムをKOすると、AMAKUSAにトラウマをぶち込み、王者の眼前で3カウントを奪った。

 キッチリと後楽園で反撃の完全勝利を上げた“ノアジュニアの顔"は、動けぬヒロムを一瞥し、顔面にペットボトルの水をぶっかけてから涼しげに退場。「高橋ヒロムの目の前で親友か? 3つ獲ったぞ。NOAHのジュニアの選手、高橋ヒロムと戦いたいとか、そういう気持ちはいいんだけどさ。10・11両国、ここで高橋ヒロムvsEita。これに変わりはねえからな。両国で高橋ヒロムを一発で仕留める」と予告してみせた。

 「ついこないだまでやってた世界陸上。俺、あれ見てモチベーション上がったのよ。同じスポーツ選手として。やっぱり銀メダル、銅メダル、2位、3位じゃないんだよ。やっぱり一番だよ。金メダルを目指さないとダメなんだよ」とEita。両国決戦ではヒロムからノアジュニアの“金メダル"を実力で掴み取るつもりだ。

【Eitaの話】「GHCジュニアヘビー級チャンピオン、高橋ヒロムの目の前で親友か? 3つ獲ったぞ。NOAHのジュニアの選手、高橋ヒロムと戦いたいとか、そういう気持ちはいいんだけどさ。10・11両国、ここで高橋ヒロムvsEita。これに変わりはねえからな。両国で高橋ヒロムを一発で仕留める。あとちょっとだけ話変わるけど、ついこないだまでやってた世界陸上。俺、あれ見てモチベーション上がったのよ。同じスポーツ選手として。やっぱり銀メダル、銅メダル、2位、3位じゃないんだよ。やっぱり一番だよ。金メダルを目指さないとダメなんだよ。大樹、200m見たか? 見た? 100mダメだったけど、200mキッチリ一番、優勝したな。俺、あれを見て思ったよ。やっぱり一番じゃないとダメなんだなって。ありがとうございました」

【宮脇の話】「おい、高橋ヒロム! サラダって言われて俺にも汚点があったかもしれない。けど、今日のサラダ、うまかったろ? 高橋ヒロム。サラダだってメインディッシュを超えることだってあるんだぞ。絶対に絶対にAMAKUSA、そして高橋ヒロムを見返してやる! なぜなら俺はサンシャインヒーロー。ノアジュニアをピッカピカに照らす太陽になる」

【ヒロムの話】「もらっちゃいけないものをもらったよ。最悪だ。最悪な痛さだよ! ただよ、食らっといて今となってはよかったぜ。こんなもん、両国で食らってたらダメだったな。知れてよかったよ。あんたの最高の技」

【AMAKUSAの話】「戦いに敗れ、恥を忍び、申し上げさせていただきまする。試されて揺らぐ友情や信念など、誠のものとは申さぬ。純太殿、迷いながら進み、信じながら戻ればよい。我はその先に思いを巡らせておる。すべてはノアジュニアのため…」