【NOAH】10・11両国GHCジュニア戦“消滅危機"にEita猛反発 シュン・スカイウォーカーの両国参戦も正式決定 2025/9/25

 NOAHは25日、秋のビッグマッチとなる10・11両国大会の一部カード変更と追加カードを発表した。

 GHCジュニア王座戦「(王者)高橋ヒロムvsEita(挑戦者)」が変更され、「ヒロムvs石森太二」(新日本9・28神戸)の勝者にEitaが挑戦することになった。また「杉浦貴&シュン・スカイウォーカーvs遠藤哲哉&HAYATA」が新たに決まった。

 急展開があったのは前夜(24日)の新日本・札幌大会。すでにEitaとの次期防衛戦が決まっていたヒロムだが、タッグマッチで石森に敗れたことで次期挑戦者に強行指名。新日本9・28神戸大会での「ヒロムvs石森」が急きょGHCジュニア王座戦として行われることが正式に決まった。

 これを受けてNOAH10・11両国大会でのGHCジュニア王座戦も「(王者)ヒロム-石森の勝者vsEita(挑戦者)」に変更されることに。

 とはいえGHCジュニア最多防衛記録保持者でもある石森だが、ヒロムとの一騎打ちが決まっても「ベルトに興味なし」を再三に渡って強調してきた。今回の指名も「獲ったら防衛戦はNOAHではやらない。新日本でしかやらない」ことを条件に受諾しており、石森戴冠なら両国でのジュニア王座戦自体が消滅しかねない状況となっている。

 これに無論Eitaは怒り心頭。SNS上で「自己中過ぎる」「やりたい放題だな」と猛反発した。

 一方で前夜のDRAGONGATE後楽園大会には、シュンのパートナー“X"として杉浦が参戦。試合後のバックステージには欠場中のOZAWAが出現し、「私の代わりに両国に出場して、ゴッドファーザー(杉浦)を楽しませていただけませんか」と菓子折り持参でシュンに頭を下げ、OZAWAの力量を認めるシュンも承諾していた。

 両国でもタッグを組むことになった杉浦&シュン組は遠藤哲哉&HAYATA組と対決。シュンと遠藤の遭遇に注目が集まるほか、杉浦と遠藤はTEAM 2000Xをめぐる裏切りの因縁を抱え、かつてノアジュニアをメッタ斬りにしたシュンがノアジュニアの雄・HAYATAと対決する構図となる。

 発表分も含むNOAH秋のビッグマッチ10・11両国大会の決定分カードは以下の通り。


【NOAH】10/11(土)東京・両国国技館『LINEヤフー PRESENTS WRESTLE ODYSSEY』13:30会場、15:00開始

▼タッグマッチ
HAYATA
遠藤哲哉
vs
シュン・スカイウォーカー
杉浦貴

▼スペシャルシングルマッチ
鈴木みのる
vs
藤田和之

▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
小田嶋大樹
ダガ
vs
アルファ・ウルフ
ドラゴン・ベイン
[第63代王者]
※ベイン&ウルフ組5度目の防衛戦

▼GHCジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
Eita
vs
「高橋ヒロムvs石森太二」勝者(新日本9・28神戸)
[王者]

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者]
マサ北宮
vs
KENTA
[第48代王者]
※KENTA2度目の防衛戦