【NOAH】横文字たっぷりYoshiki Inamuraインタビュー KENTA戦へ“感謝の完全粉砕"宣言 OZAWA、清宮にも言及 2025/10/28
超異例のWWE・NXTでの武者修行を終え、約1年ぶりに超アメリカンになって帰ってきたYoshiki Inamura。11・8後楽園大会で、いきなりKENTAの持つGHCヘビー級王座に挑戦する。 2022年の元日武道館大会で「あいつがいれば、もしかしたらNOAHの未来は明るいんじゃないの?」と“稲村愛輝"を“外部"から称賛したのがKENTAだった。あれから3年以上が経過。凱旋帰国し、まさにその“未来"が始まるタイミングで王者として待ち構えていたのが、NOAHに戻ってきたKENTAだった。 KENTAも元WWE。そんな数奇なめぐり合わせのほか、アメリカでの収穫、これから始まる“NOAHの未来"に向けた清宮海斗、OZAWAへ思い――。横文字がふんだんに詰まったその胸の内に迫った。 【Yoshiki Inamuraインタビュー】 ――1年ぶりにNOAHのマットに帰ってきました ▼Yoshiki「率直な思いはI'm home…ただいま。僕はプロレスリング・ノアでBirth(誕生)して、ここでGrow up(成長)してきたので、そこにCome backできたことはVery happyなことです」 ――NOAH所属のままNXTで武者修行…というのは前例のない超異例のことでしたが、不安はなかった? ▼Yoshiki「Just one thingだけAnxious…不安だったことは、NXTというシステム自体、何も知らなかったこと。あれだけa lot ofなレスラーがいて、誰が試合して、誰が試合できないのかも分からない状況。最初はそこで何をすべきか想像もつかず…」 ――パフォーマンスセンターに通って、ハウスショーを回って、テーピングマッチがあって…というシステム自体が日本とあまりにも違ったので… ▼Yoshiki「Yes、でもOne monthで慣れましたね。その辺のadapt(適応)能力はありました。それにNOAHに来ていたタビオン(ハイツ)だったり、(ジョシュ)ブリッグスだったり、日本経験のある(元レスラーの)コーチ陣にも本当にTake careしてもらって。彼らが日本でTake careしてもらってた分、日本人である僕を世話してくれましたね。誰より一番は(タッグパートナーでもあった)ジョシュ・ブリッグスですよね。あとは今NOAHに来ているチャーリー・デンプシーも凄く気にかけてくれました」 ――かなりアメリカンになって帰ってきましたが、アメリカのどこに影響を受けた? ▼Yoshiki「すべてにおけるスケールのデカさ。全部がJAPANに比べてBiggerですし。それと“自由"なところですよね。よく『自由の国、アメリカ』っていいますけど、しっかり自分のMind…信念がないと、本当の意味での自由は謳歌できない国。今こうしてEnglishをMixするTalkをしたりしてますけど、あれだけのタレントがいるなかで埋もれないようにするための努力はMustなので。それは大きく学んだところです」 ――何をやってもいいという自由があるけれど、個性を磨き続けなければすぐGood byeされてしまう厳しさがあると ▼Yoshiki「Exactly(その通り)」 ――コーチ陣が豊富なのもNXTの特色だったと思いますが ▼Yoshiki「Yes、でもJAPANだと“先輩に教えてもらう"というのは一方通行な部分が多いんですけど、NXTは積極的にこちらからAskしていくのが当たり前で。コーチが何を求めているのか、こっちが何を知りたいのか。積極的にCommunicationしてかないとすべてが始まらない。だからEnglishも頑張りましたよ」 ――WWEパフォーマンスセンターでは、プロモ(自己表現)のクラスというのもあったそうですが… ▼Yoshiki「学ぶという点で“日本には無いもの"は、プロモのクラスが一番じゃないですかね。お題が出されて一方的にしゃべる…ということを練習するんですけど、日本語でやることもできたんですが、そこはEnglishにこだわって。もちろん不安なところもあったので、僕がHomestayしていたスタリオン・ロジャースに教えてもらって。Pronunciation(発音)もそうですけど、本当にいろいろな面で彼(ロジャース)にはお世話になりました」 ――自分自身、一番進化したと思える点は? ▼Yoshiki「見ての通り、僕のFight style自体は変わってない。でも“中身"が大きく変わりました。というのも、コーチのデイブ・フィンレー(デビッド・フィンレーの父)からかけられた言葉があって。『Don't be a Gentleman』。リングの中では紳士になるな。この言葉をかけられた時、ハッとして、すべてが吹っ切れました」 ――遠慮がちだった自分を… ▼Yoshiki「すぐに見抜かれましたね。だからMental(精神)の部分でLimitをBreakできたんです。あとPhysical(肉体)な面でも収穫があって。それは僕の肉体が大きくなったり強くなった…ってことではなくて、僕よりBigな選手と多くFightすることで、逆に僕よりSmallな選手の気持ちが分かるようになった、ということ。これまで自分よりSmallな選手とばかり闘っていたのが、いかにBigな選手に立ち向かっていくか、を常に考えなきゃいけない環境になった。Physical controlですね。そこで得たものは、JAPANに帰ってきて再びSmallな選手と闘う時にも活きると思う。大は小を兼ねる、という意味でも。だからアメリカでの僕のEvolution(進化)は、Physical controlとMental limit breakです」 ――なるほど…そして帰国してすぐにGHCヘビー挑戦を表明、王者KENTAに挑戦することになった ▼Yoshiki「Mr.KENTAとGHCを懸けて闘えるというのは、凄くうれしい。彼はPure(純粋)なNOAH Fighterですし、それでいてアメリカでのExperience(経験)も僕より凄い先輩なので。そんな彼に挑むことはToo Hardなことだと思いますし、Body sizeこそ僕のほうが大きいですけど、先輩のChest(胸)を借りて、そこをCrush(粉砕)してやろうと思います」 ――今でこそNXTから日本人WWEスーパースターが生まれる過程が見慣れた光景になりましたが、KENTAはそのさきがけとなった選手でもある ▼Yoshiki「そこはNXTに行くと決まった時から思ってましたね。Mr.KENTAがいなかったら、僕がNXTに行くこともなかったかもしれないし、今WWEにいるJapanese wrestlerたちの道も違っていたのかもしれない…と。だからMr.KENTAの功績はRespectしてますし、本当に感謝しています」 ――そのKENTAから3年前の日本武道館で「稲村がいればNOAHの未来は明るい」と言われて、その未来が「KENTAのGHCに挑戦する」という形でやってきた ▼Yoshiki「まさにBig surpriseですね。3年前の未来はまさに今。アメリカで素晴らしいExperienceを得たことで、Yoshiki Inamuraへの期待感というのも、あの頃よりは大きくなっているはず。だからMr.KENTAだけじゃなくて、方舟ShipのFanたちにもToo BrightなFutureというものをお見せします」 ――遠征中にOZAWA選手がNOAHの風景をガラッと変え、変わらず清宮海斗がいて、そこにYoshikiさんも帰ってきた。この3人がどう絡み合って新たなNOAHが創り上げられていくのか、という期待感もあります ▼Yoshiki「OZAWAはStyleとしてはDirty、でもそれがきっかけでAudience(観客)の数が増えた…ということは明るいFutureにつながってる材料だとは思うんです。でも、やっぱりDarkness(暗闇)がはびこる世界っていうのはいつかは失速してしまうもの。だから僕のBrightすぎるFutureで、そのDarknessを飲み込みますよ」 ――清宮のことも気になっていた? ▼Yoshiki「Mr.海斗への率直なOpinion(意見)としては…彼のTalent(才能)はとってもGenius(天才的)なもので、世界No.1にもなり得るTalentがあると思うんですけど、なんだかPhysicalな部分がしぼんでる気がして…。彼はもともとWeight trainingが好きではないと思うんですけど、Heavyweightな世界でやるからには、もっとしっかりBodymakeしてほしい思いはありますね」 ――帰ってきてちょっと残念だった? ▼Yoshiki「Yes…Mr.海斗とはGHCを懸けて闘ったり、いろいろありましたけど、一貫して彼のことはRespectしてきたので。僕自身もそうですけど、彼ももっとNOAHを背負うというStrongな意識を持って欲しい」 ――そういう意味でもいち早く方舟シップのキャプテンになって意識改革の先頭に立ちたい? ▼Yoshiki「Yes! どうやらMr.大和田も海外に出ているようですね。OZAWAも含めて、もっと彼らにはEducation(教育)が必要。特にMr.大和田に関しては、人間としてのEducationが必要だと思うんで、帰ってきたら覚悟していてほしいですね」 ――最後に改めて意気込みを ▼Yoshiki「November 8th、後楽園ホール。Mr.KENTAとPureでStrongでFair and square(正々堂々)なFightをしたうえで、GHCヘビー級タイトルをGetして、Too Brightな方舟ShipのFutureをStartさせます!」
超異例のWWE・NXTでの武者修行を終え、約1年ぶりに超アメリカンになって帰ってきたYoshiki Inamura。11・8後楽園大会で、いきなりKENTAの持つGHCヘビー級王座に挑戦する。
2022年の元日武道館大会で「あいつがいれば、もしかしたらNOAHの未来は明るいんじゃないの?」と“稲村愛輝"を“外部"から称賛したのがKENTAだった。あれから3年以上が経過。凱旋帰国し、まさにその“未来"が始まるタイミングで王者として待ち構えていたのが、NOAHに戻ってきたKENTAだった。
KENTAも元WWE。そんな数奇なめぐり合わせのほか、アメリカでの収穫、これから始まる“NOAHの未来"に向けた清宮海斗、OZAWAへ思い――。横文字がふんだんに詰まったその胸の内に迫った。
【Yoshiki Inamuraインタビュー】
――1年ぶりにNOAHのマットに帰ってきました
▼Yoshiki「率直な思いはI'm home…ただいま。僕はプロレスリング・ノアでBirth(誕生)して、ここでGrow up(成長)してきたので、そこにCome backできたことはVery happyなことです」
――NOAH所属のままNXTで武者修行…というのは前例のない超異例のことでしたが、不安はなかった?
▼Yoshiki「Just one thingだけAnxious…不安だったことは、NXTというシステム自体、何も知らなかったこと。あれだけa lot ofなレスラーがいて、誰が試合して、誰が試合できないのかも分からない状況。最初はそこで何をすべきか想像もつかず…」
――パフォーマンスセンターに通って、ハウスショーを回って、テーピングマッチがあって…というシステム自体が日本とあまりにも違ったので…
▼Yoshiki「Yes、でもOne monthで慣れましたね。その辺のadapt(適応)能力はありました。それにNOAHに来ていたタビオン(ハイツ)だったり、(ジョシュ)ブリッグスだったり、日本経験のある(元レスラーの)コーチ陣にも本当にTake careしてもらって。彼らが日本でTake careしてもらってた分、日本人である僕を世話してくれましたね。誰より一番は(タッグパートナーでもあった)ジョシュ・ブリッグスですよね。あとは今NOAHに来ているチャーリー・デンプシーも凄く気にかけてくれました」
――かなりアメリカンになって帰ってきましたが、アメリカのどこに影響を受けた?
▼Yoshiki「すべてにおけるスケールのデカさ。全部がJAPANに比べてBiggerですし。それと“自由"なところですよね。よく『自由の国、アメリカ』っていいますけど、しっかり自分のMind…信念がないと、本当の意味での自由は謳歌できない国。今こうしてEnglishをMixするTalkをしたりしてますけど、あれだけのタレントがいるなかで埋もれないようにするための努力はMustなので。それは大きく学んだところです」
――何をやってもいいという自由があるけれど、個性を磨き続けなければすぐGood byeされてしまう厳しさがあると
▼Yoshiki「Exactly(その通り)」
――コーチ陣が豊富なのもNXTの特色だったと思いますが
▼Yoshiki「Yes、でもJAPANだと“先輩に教えてもらう"というのは一方通行な部分が多いんですけど、NXTは積極的にこちらからAskしていくのが当たり前で。コーチが何を求めているのか、こっちが何を知りたいのか。積極的にCommunicationしてかないとすべてが始まらない。だからEnglishも頑張りましたよ」
――WWEパフォーマンスセンターでは、プロモ(自己表現)のクラスというのもあったそうですが…
▼Yoshiki「学ぶという点で“日本には無いもの"は、プロモのクラスが一番じゃないですかね。お題が出されて一方的にしゃべる…ということを練習するんですけど、日本語でやることもできたんですが、そこはEnglishにこだわって。もちろん不安なところもあったので、僕がHomestayしていたスタリオン・ロジャースに教えてもらって。Pronunciation(発音)もそうですけど、本当にいろいろな面で彼(ロジャース)にはお世話になりました」
――自分自身、一番進化したと思える点は?
▼Yoshiki「見ての通り、僕のFight style自体は変わってない。でも“中身"が大きく変わりました。というのも、コーチのデイブ・フィンレー(デビッド・フィンレーの父)からかけられた言葉があって。『Don't be a Gentleman』。リングの中では紳士になるな。この言葉をかけられた時、ハッとして、すべてが吹っ切れました」
――遠慮がちだった自分を…
▼Yoshiki「すぐに見抜かれましたね。だからMental(精神)の部分でLimitをBreakできたんです。あとPhysical(肉体)な面でも収穫があって。それは僕の肉体が大きくなったり強くなった…ってことではなくて、僕よりBigな選手と多くFightすることで、逆に僕よりSmallな選手の気持ちが分かるようになった、ということ。これまで自分よりSmallな選手とばかり闘っていたのが、いかにBigな選手に立ち向かっていくか、を常に考えなきゃいけない環境になった。Physical controlですね。そこで得たものは、JAPANに帰ってきて再びSmallな選手と闘う時にも活きると思う。大は小を兼ねる、という意味でも。だからアメリカでの僕のEvolution(進化)は、Physical controlとMental limit breakです」
――なるほど…そして帰国してすぐにGHCヘビー挑戦を表明、王者KENTAに挑戦することになった
▼Yoshiki「Mr.KENTAとGHCを懸けて闘えるというのは、凄くうれしい。彼はPure(純粋)なNOAH Fighterですし、それでいてアメリカでのExperience(経験)も僕より凄い先輩なので。そんな彼に挑むことはToo Hardなことだと思いますし、Body sizeこそ僕のほうが大きいですけど、先輩のChest(胸)を借りて、そこをCrush(粉砕)してやろうと思います」
――今でこそNXTから日本人WWEスーパースターが生まれる過程が見慣れた光景になりましたが、KENTAはそのさきがけとなった選手でもある
▼Yoshiki「そこはNXTに行くと決まった時から思ってましたね。Mr.KENTAがいなかったら、僕がNXTに行くこともなかったかもしれないし、今WWEにいるJapanese wrestlerたちの道も違っていたのかもしれない…と。だからMr.KENTAの功績はRespectしてますし、本当に感謝しています」
――そのKENTAから3年前の日本武道館で「稲村がいればNOAHの未来は明るい」と言われて、その未来が「KENTAのGHCに挑戦する」という形でやってきた
▼Yoshiki「まさにBig surpriseですね。3年前の未来はまさに今。アメリカで素晴らしいExperienceを得たことで、Yoshiki Inamuraへの期待感というのも、あの頃よりは大きくなっているはず。だからMr.KENTAだけじゃなくて、方舟ShipのFanたちにもToo BrightなFutureというものをお見せします」
――遠征中にOZAWA選手がNOAHの風景をガラッと変え、変わらず清宮海斗がいて、そこにYoshikiさんも帰ってきた。この3人がどう絡み合って新たなNOAHが創り上げられていくのか、という期待感もあります
▼Yoshiki「OZAWAはStyleとしてはDirty、でもそれがきっかけでAudience(観客)の数が増えた…ということは明るいFutureにつながってる材料だとは思うんです。でも、やっぱりDarkness(暗闇)がはびこる世界っていうのはいつかは失速してしまうもの。だから僕のBrightすぎるFutureで、そのDarknessを飲み込みますよ」
――清宮のことも気になっていた?
▼Yoshiki「Mr.海斗への率直なOpinion(意見)としては…彼のTalent(才能)はとってもGenius(天才的)なもので、世界No.1にもなり得るTalentがあると思うんですけど、なんだかPhysicalな部分がしぼんでる気がして…。彼はもともとWeight trainingが好きではないと思うんですけど、Heavyweightな世界でやるからには、もっとしっかりBodymakeしてほしい思いはありますね」
――帰ってきてちょっと残念だった?
▼Yoshiki「Yes…Mr.海斗とはGHCを懸けて闘ったり、いろいろありましたけど、一貫して彼のことはRespectしてきたので。僕自身もそうですけど、彼ももっとNOAHを背負うというStrongな意識を持って欲しい」
――そういう意味でもいち早く方舟シップのキャプテンになって意識改革の先頭に立ちたい?
▼Yoshiki「Yes! どうやらMr.大和田も海外に出ているようですね。OZAWAも含めて、もっと彼らにはEducation(教育)が必要。特にMr.大和田に関しては、人間としてのEducationが必要だと思うんで、帰ってきたら覚悟していてほしいですね」
――最後に改めて意気込みを
▼Yoshiki「November 8th、後楽園ホール。Mr.KENTAとPureでStrongでFair and square(正々堂々)なFightをしたうえで、GHCヘビー級タイトルをGetして、Too Brightな方舟ShipのFutureをStartさせます!」