【DRAGONGATE】YAMATOが20周年記念試合で師匠・門馬と技巧戦 大田区ドリーム戦へ最多7度目の戴冠予告 2026/9/3

『Rey de Parejas 2026』後楽園ホール(2026年9月3日)
エキシビションマッチ YAMATOvs門馬秀貴

 YAMATOがデビュー20周年記念試合で師匠・門馬とエキシビションながら対戦。9・12大田区大会でのドリームゲート王座挑戦へ向けて原点回帰し、最多記録となる7度目の戴冠を予告した。

 2006年7月デビューのYAMATOは今年が20周年記念イヤー。7・20神戸ワールド大会から記念試合が幕を開け、9・12大田区大会でのドリームゲート王座挑戦も控える中、この日、第2弾を迎えた。相手は和術慧舟會時代の師匠・門馬。10分1本勝負の特別エキシビションマッチで対戦した。

 握手を交わして開始のゴングを聞くと、グラップリングの展開で幕開け。タックルで飛びついたYAMATOはバックを取ると、胴締めスリーパーを狙う。門馬も腕を取って切り抜け、足首固めを極めた。ロープに逃れたYAMATOは足を引きずりながらもタックルを仕掛けたが、門馬は下から両足でリフトするや、流れるように腕ひしぎ逆十字固めへ。しのいだYAMATOはタックルで突っ込むものの不発に終わり、門馬が両足で右腕を挟んでの腕関節でエスケープに追い込んだ。

 それでもYAMATOは果敢にタックルで飛びついたが、門馬はカウンターのヒザ蹴りを合わせた。YAMATOはたまらず場外に転落してしまう。リングに戻っても馬乗りになった門馬が左右の掌底を連発。三角絞めで絡みつく。逃れたYAMATOもチキンウイングアームロックとネックロックの複合技で捕獲。門馬がロープに逃れても頭突きを連打した。

 門馬も掌底で応戦。YAMATOをコーナーにねじ伏せ、踏みつけ攻撃に出る。レフェリーがブレークで二人を分けると、YAMATOは延髄斬りで逆襲。門馬もソバットで応戦し、フランケンシュタイナーで突き刺す。飛びつき腕十字で絡みつくと、もがくYAMATOの首に足を引っかける複合技で拷問。苦もんしたYAMATOだったが、何とか耐え抜いてタイムアップとなった。

 技巧戦の末、10分時間切れドロー。試合後、マイクを持ったYAMATOは「後楽園ホールの皆さん、DRAGONGATEネットワークでご覧の皆さん、こちらの方が門馬秀貴、正真正銘、YAMATOの師匠です。僕が20歳になる年に、門馬さんはその当時、28だったと思いますけども。ということは今いくつなんですか? 門馬さん。元気すぎるでしょ」と舌を巻き、「その時ね、僕覚えてますよ。2001年かな。世の中はPRIDE、総合格闘技全盛の頃で、門馬さんに『プロレスラーになりたくて入会しに来ました』って言ったんですよ。成増にあったA3というジムで。そうしたら門馬さんは、『ああ、そうなんだ』みたいな。それはそうですよね。総合格闘技全盛の時代に、なんでプロレスラーなんてってそれは思いますよ。同じように入ったその当時の会員さんたちには散々バカにされましたよ。なんだよ、プロレスって。総合格闘技だろ。PRIDEだって。そう言われながらも、私は自分の目指すプロレス道を突きつめまして、今年20周年を迎えました」と和術慧舟會時代を回想。拍手の中、「門馬さん、師匠。師匠なんて言ったことないけど。門馬さんからも一言いただきたいと思います」と投げかけた。

 すると門馬は「小野寺、いや、YAMATO。久しぶりだな。こうやって組み合うのは20年ぶりだ。でも、この20年間のYAMATOの形をこの肌で感じられて、そしてこのDRAGONGATEの歴史を作ってきたYAMATOと戦えたことに感謝してるよ。ありがとう」と返答。「そして、DRAGONGATEファンの皆さん、今日、俺とYAMATOは命を懸けてこのリングで戦いました。命を懸けてこのリングで戦うことで、今日来てるお客さんに何かパワーを与えられれば、ぶつけられればと思って戦いました。そして、そのパワーをまたさらに倍にして、大きな声援に変えて、このリングに返してください」と呼びかけ、「そして、選手たち、俺たちはそのパワーをまた倍にして、さらに倍にして、勇気と感動を乗せて、またお返ししていくんで。何が言いたいかっていうと、YAMATO、そしてDRAGONGATEファンの皆さんが最高だってことだ」と言い切ると、「YAMATO、次のチャンピオンシップ、タイトルマッチ、必ず勝って、またDRAGONGATEの歴史を作っていくんだ」とエール。二人が握手し、何やら言葉を交わすと、YAMATOは門馬の手を掲げて敬意を表した。

 師弟対決を終え、次なる記念試合は地元凱旋となる9・6一関大会。鷹木信悟との合体が実現する。そして9・12大田区大会ではドリームゲート王者・Kzyと対決。大一番を前に原点回帰したYAMATOは「プロレスラーは強くなきゃいけないと、今日あらためてそれを感じたし、僕の信念は間違ってない」と実感。「だから9月12日、大田区。あんな弱いヤツがDRAGONGATEで一番弱いヤツが巻いちゃダメなベルト。夢がないよ。ドリームゲートなのに夢がない」と相変わらずKzyをこき下ろし、「獲った時点であいつの夢は終わってるんだから、恥をさらす前に俺がこの腰にベルトを獲り返す。最多7度目の戴冠、よろしく」と予告してみせた。

【YAMATOの話】「20周年記念第2弾として、私の師匠である門馬秀貴、門馬さん、会社に無理を言ってお願いして組んでもらいました。感無量です。僕がプロレスラーになろうと思ってた時期は本当にK-1、PRIDEが飛ぶ鳥を落とすがごとく勢いだった時期ですから。周りにプロレスラーになろうなんてアホは全然いなかったんですね。本当に道場の同じ時期に入った会員さんたちにはバカにされましたし。そういうヤツらは半年も経たずにいなくなっちゃいますけどね。YAMATOはこうやってあの時の思い、気持ちを曲げずに今年20周年を迎えられて。そして皆さん、ご存じない方も調べてもらったら分かると思いますけど、門馬秀貴は総合格闘技で、MMAで確かな実績を残してきた師匠ですので、DRAGONGATEに上がっていただいて、本当にありがとうございます。本当にね、プロレスラーは強くなきゃいけないと、今日あらためてそれを感じたし、僕の信念は間違ってないと思った。だから9月12日、大田区。あんな弱いヤツがDRAGONGATEで一番弱いヤツが巻いちゃダメなベルト。夢がないよ。ドリームゲートなのに夢がない。獲った時点であいつの夢は終わってるんだから、恥をさらす前に俺がこの腰にベルトを獲り返す。最多7度目の戴冠、よろしく」