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5/6【新日本】オカダとのV2戦決定も内藤、対CHAOS連戦に不満あらわ 「大阪城で終わりにしていただきたい」

 IWGPヘビー級王者・内藤哲也が6日、東京・中野坂上の新日本事務所で会見。6・19大阪城ホール大会でオカダ・カズチカとの2度目の防衛戦が決まったものの、対CHAOS連戦となる状況に不満をあらわ。「どうやったら終わるのか、はっきり示してほしい」としたうえで、大阪城決戦をCHAOSとの最終決着戦の舞台に定めた。

 5・3福岡大会で内藤は石井を激闘の末に下し、IWGP王座初防衛に成功。試合後、挑戦を表明してきたオカダをV2戦で迎え撃つことがこの日、決まった。

 だが、会見場に現れた内藤は「今日の会見、俺が次の挑戦者を指名するための会見じゃなかったんですか?」と不満顔。「俺の、そしてIWGPヘビー級チャンピオンの決定権のなさを改めて痛感しましたよ」とぼやいた。

 4・10両国大会でオカダを破っている内藤にすれば、この短期間で再戦する意義が見出せない。「何せ木谷オーナーが2億円規模のプロジェクトを用意するぐらい期待されてる選手ですからね。オカダの過去の実績とか認めないわけじゃないですから。素晴らしい選手だと思いますよ」としながらも、「俺が次の挑戦者として指名したかった相手はEVIL。今、IWGPの挑戦者として一番ふさわしいのはオカダなんかじゃないよ。EVILだと俺は思いますけどね」と主張した。

 何より内藤の不満は対CHAOSが続く現状にある。3月のNEW JAPAN CUPでYOSHI-HASHI、石井、矢野を撃破し、オカダを破ってIWGP王座を奪取。そしてV1戦で石井を返り討ちにした。「新日本プロレス的にCHAOS押しだから、次から次へCHAOSから挑戦者を選んでるんですかね」と疑問を口にした内藤は、「何回、何人倒せばいったい終わるのという疑問は常に持ってますよ」と不満をぶちまけた。

 オカダの挑戦は前王者としてのリマッチ権とも考えられるが、内藤は「リマッチ権のあやふやな、あるのかないのか、設定をしっかり説明していただきたい」と明文化を要求。さらに「CHAOSとの対戦に関してはどうやったら終わるのか、はっきり示してほしい」とし、「そろそろ大阪城で終わりにしていただきたい」と6・19大阪城でCHAOSとの抗争に終止符を打つ構えをみせていた。

プロ格 情報局