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5/16【WWE】中邑が5ヶ月ぶり日本凱旋へ国際電話で共同インタビュー 「お客さんがどういう反応をするのか非常に楽しみ」

 中邑真輔が16日、国際電話における共同インタビューを受けた。5ヶ月ぶりの日本凱旋となる7・1&2両国2連戦でブレイ・ワイアットとのシングル連戦に臨む中邑は「お客さんがどういう反応をするのかという部分では非常に楽しみ。いろんな変化がある中での、また変わらない中邑真輔というのをみせることもできると思いますし、WWEの中邑真輔というのも非常に見てほしい」と意気込んだ。

 今年の1月いっぱいで新日本を退団し、WWEに入団した中邑。NXT4・1ダラス大会でWWEデビューを果たし、7・1&2両国2連戦で早くも日本マット凱旋を果たすことになった。

 2月22日の入団会見後、アメリカに渡った中邑はフロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターでトレーニングを積みながら、精力的に試合をこなしている。リングネームは新日本時代と同じで、ファイトスタイルにも大きな変化はなし。「会社の方から自分自身を変えろと言うことは言われないですね。『中邑真輔を維持しろ』とは言われる」という。

 渡米から2ヶ月弱が経過し、「プロレスっていう部分ではリングの表面的なものという部分では、やってることは以前よりシンプルになったかなと思う」と自己分析した中邑にとって目下のテーマは新しい環境になじむこと。「一つ一つの試合に対する分析がNXTは徹底してる」と常に高いレベルを求められる状況にあり、だからこそ「組織が自分が試合をしやすい環境にある。より大きな世界観で試合ができるのは自分が求めたもの」と新天地での戦いに充実感をのぞかせつつ、「そこまで焦ってはいないんですけど、できるだけ早く細かい空気感をつかみたい」と話した。

 そして今夏、両国2連戦で5ヶ月ぶりに日本マット凱旋を果たす。両日とも中邑はブレイ・ワイアットとのシングルマッチに登場。中邑ファンとして知られるワイアットが相手となり、中邑は「ワイアットの方が非常に楽しみにしてるというのは聞いてます。他の選手とは世界観が違う方向に向いているので、自分も試合をするのは非常に楽しみ」と胸を躍らせている。

 新日本時代の中邑とWWEの一員となった中邑の違いも両国2連戦の見どころになりそうだ。「新日本プロレスと比べてしまうと、WWEのプロレスは若干違って見えると思うけど、個人的な感覚としては何ら変わりないかなと自分は感じてますので、それをより表面的にお客さんに伝えて、違いだったりというのも楽しんでもらいたい」と強調した中邑は、、「お客さんがどういう反応をするのかという部分では非常に楽しみにしていますね。いろんな変化がある中での、また変わらない中邑真輔というのをみせることもできると思いますし、WWEの中邑真輔というのも非常に見てほしい部分ではありますね」と2ヶ月をきった日本公演へ向けて声を弾ませていた。(写真:(C)2016 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

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