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1/16【DRAGON GATE】YAMATOを直接ピン 絶好調のKzyがDG王者・PACに2・10博多で挑戦

 『OPEN THE NEW YEAR GATE 2019』後楽園ホール大会が16日、行われ、KzyがYAMATOを直接ピン。吉野正人、土井成樹に続き、現世代3人を連続して撃破して自信をつけたKzyはオープン・ザ・ドリームゲート王者のPACに挑戦表明。2・10博多でのタイトル戦が決定した。

 新年早々、1・12京都で吉野を、1・13大阪で土井を直接ピンフォールし、勢いに乗っているKzyがNATURAL VIBESの横須賀ススム&堀口元気とともにセミファイナルに登場した。対戦相手はTRIBE VANGUARDのYAMATO&Kagetora&KAI組。B×Bハルクが首負傷のために戦線離脱を余儀なくされると、手薄になった陣営を補うべく、YAMATOが今年からDRAGON GATE本格参戦を予告していたKAIを勧誘。結果、KAIは助っ人枠として行動をともにすることになった。

 絶好調のKzyはYAMATOと熱のこもったエルボー合戦で火花を散らす。ヘビー級のKAIにも強烈なエルボーを突き刺し、前転式ネックブリーカーに繋げると、トペコンヒーロも浴びせた。

 終盤、KagetoraとKAIの連続攻撃で大ピンチを迎えたKzyだったが、YAMATOと再び真っ向からエルボー合戦を展開。ギャラリア狙いをかいくぐり、ランニングエルボー、エルボースマッシュ、スライディング式エルボースマッシュと畳みかけると、最後は韻波句徒(ダブルアーム式パイルドライバー)からKZ.time(フロッグスプラッシュ)に繋いで、YAMATOから3カウントをもぎ取った。

 「後楽園の皆さん、YAMATOから3つ取りました! 開幕の京都では吉野正人、大阪では土井成樹、そして、今日はYAMATO。現世代と言われている3人から3カウントを奪うことができました」と勝利の雄叫びをあげたKzyは、「去年、この場所でドリームゲートに挑戦して、俺は男を上げてもらいました。皆さんのおかげで上にいくことができました。次は存在を確実なものに、今年はしていくぞ。誰がいかねえなら、俺がいってやる」と高らかに宣言。ドリームゲート王者のPACをリングに呼び出し、「お前、ベルトを獲ったくせに全然タイトルマッチをやらねえな」と挑発すると、タイトル挑戦をぶち上げた。

 リング上でKzyとにらみ合ったPACは最終的に対戦に合意。Kzyは「叩き潰してみろよ? お前が昔のm.c.KZ.だと思っているなら、俺がお前を叩き潰してやるよ」と宣戦布告した。舞台は2・10博多スターレーンに決定。同会場は来年3月に一時閉鎖されることが決まっており、DRAGON GATEとしては最後の大会開催となる。Kzyは「その舞台で、俺は夢の扉を必ずに開いてみせます」と意気込んだ。

 そんなkzyに対戦を迫ったのが土井だ。「俺と吉野の名前を使って挑戦表明したよな? 俺も吉野もお前の踏み台にはならへんぞ。吉野が来月の後楽園のカード決まったみたいだけどな、俺は決まってへんのや。俺がこのまま黙っていると思うなよ」と宣言。すると、今日の試合で敗れたYAMATOも「関係ないお前がどこから出てきた。Kzyと来月のホールで試合するってか? 俺が今、負けたんだよ。順番は俺のほうが先や」と横やりを入れ、言い争いを繰り広げる。すると、Kzyは「俺に負けたのがそんなに悔しいか? この悔しさ、これからももっと味わわせてやろうじゃないか。どうするなら賑やかなほうがいいじゃないか。3人でやろうよ」と提案。2・5後楽園での3WAY戦が決定した。

 なお、同じく2・5後楽園で「20周年記念特別試合 闘龍門JAPAN対T2P スペシャル8人タッグマッチ」として、「斎藤了&横須賀ススム&堀口元気&ドン・フジイvs大鷲透&吉野正人&“brother"YASSHI&しゃちほこBOY」の一戦が行われることも発表された。大鷲は約14年ぶりの参戦となる。

 Kzyたちの舌戦が収まった後でマイクを持った吉野は「T2Pと発表されたからには、次回後楽園の俺のリングネームはYOSSINOや。それだけじゃない。YOSSINOで出るってことは、コスチュームはターザンや」とかつてのリングネーム&コスチュームで試合に出場すると予告した。吉野のアピールを受けて、タッグを組むYASSHIは「“brother"YASSINI」、しゃちほこBOYは「鯱魔神2号(しゃちほこマシーン2号)」として試合に臨むことが決定。T2P出身で3人の同期にあたる八木隆行本部長がレフェリーを務めることになった。また、ジェイソン・リーが2月1日に所属選手になることも吉野の口から発表された。

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