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11/21【NOAH】中嶋「壊すべき相手」、潮崎「すべて受け止めて勝つ」 横浜GHCヘビー戦へ直前調印式

 あす(22日)の横浜武道館大会で行われるGHCヘビー級選手権試合「(選手権者)潮崎豪vs中嶋勝彦(挑戦者)」に向けた調印式が21日、都内で開かれ、「壊すべき相手」と直言してきた中嶋に対して潮崎が「すべてを受け止めて勝つ」と宣言した。

 1年前は“AXIZ"を組み、最愛の存在だった両雄。それが1年後には憎み合ったうえに、かたや正規軍のGHCヘビー級王者、かたや金剛のN-1 VICTORY覇者として向かい合う形となる。

 いよいよ決戦前日。前哨戦で潮崎の“豪腕"右腕を痛めつけ続けてきた中嶋は「ボロボロのチャンピオン・潮崎豪。いやぁ、よくぞここまでもってくれた。ついに明日だな。そんな丈夫なチャンピオンに拍手〜♪」とニヤニヤと手を叩くと、現在の自身にとっての潮崎を「壊すべき相手」と言い切った。

 一方の潮崎も「中嶋勝彦と戦うことは必然かもしれない。しかし、このGHCヘビー級のタイトルを守るのは俺の宿命だと思います」としたうえで、「中嶋勝彦をすべて、すべて受け止めて、必ず勝ちます。I am……NOAH!」と“ノア本道"の王者像を掲げて真っ向から応戦。そのうえで現在の自身にとっての中嶋を「俺が倒すべき相手」と受け止めた。

 ノア旗揚げ20周年イヤーとなった今年。年頭にGHCヘビーを奪取した潮崎は、コロナ禍で流動的な状況のなかでも「I am NOAH」として先頭を守ってきた。「今年2020年、本当に世界でいろいろなことがあって、我慢、我慢の年だったと思います。そのみんな苦しかった年を、2020年を、俺がこのGHCヘビー級ベルトをもって、最後までみんなにとって最高の年だったと思えるようにしたい」。苦難続きだった防衛ロードと、コロナ禍に踏ん張る社会状況を重ねるように語った。

 今年のノアの頂上決戦。中嶋による破壊か、潮崎“我慢"の末の仁王立ちか。闘いのゴングはまもなく鳴る。


【会見の模様】
――決戦に向けた意気込みを

【会見の模様】
▼中嶋「ボロボロのチャンピオン・潮崎豪。いやぁ、よくぞここまでもってくれた。ついに明日だな。そんな丈夫なチャンピオンに拍手!(※と自ら拍手) まぁ、数ある前哨戦の中で俺が絶妙に調節してきたバランスで、明日までもつことでしょう。でも、明日、横浜武道館ではチャンピオン・潮崎豪は終わり。そう…“YES"か“NO"かで言ったら、潮崎豪はNO! 皆さん、明日、お会いするのを楽しみにしています」

▼潮崎「中嶋勝彦と戦うことは必然かもしれない。しかし、このGHCヘビー級のタイトルを守るのは俺の宿命だと思います。中嶋勝彦を全て、全て受け止めて、必ず勝ちます。I am……NOAH!」

――1年前はともに最愛の存在だったと思うが、今は改めてどんな存在?

▼中嶋「潮崎豪こそ壊すべき相手だと思います」

▼潮崎「中嶋勝彦……俺が倒すべき相手です」

――なぜ潮崎豪を壊さないといけない?

▼中嶋「うん、このクソッタレたノアを変えるためかな」

――潮崎選手、中嶋選手から『腐ったチャンピオン』などと言われてきたが、反論があれば?

▼潮崎「腐ったチャンピオン? それはてめぇが自分自身で思ってる。そのことはいいと思いますよ。それが分かるのは明日、横浜武道館。メインのリングでどちらが最後に立っているか。それをみれば全てが分かると思います」

――改めて今年1年守ってきたGHCヘビーへの思いは?

▼潮崎「今年2020年、本当に世界でいろいろなことがあって、我慢、我慢の年だったと思います。そのみんな苦しかった年を、2020年を俺がこのGHCヘビー級ベルトをもって、最後までみんなにとって最高の年だったと思えるような年にするためのチャンピオンです」

――潮崎選手からベルトを獲った先に見据えるものがあれば?

▼中嶋「獲ったら教えてあげるよ♪」

――今大会は全世界にPPV配信されるが、メインでどんな戦いをみせたい?

▼潮崎「今こんな状況の世の中に、最高の戦い、ノアのベストの戦いを明日のリングで世界に届けたいと思います」

▼中嶋「そうだねえ…まぁ、このコロナでノアが配信をして続けてこれたものを武器に、この1年やってきたんだと思うし、その集大成もひとつあると思うけど、今のチャンピオンと、これからのチャンピオン…すなわち俺のでっかい差をみせたいね。全世界に。しっかりとみてくれよ」

【NOAH】11/22(日)神奈川・横浜武道館『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』14:30開場、16:00開始

▼8人タッグマッチ
矢野安崇
岡田欣也
宮脇純太
稲村愛輝
vs
吉岡世起
YO-HEY
大原はじめ
モハメド ヨネ

▼タッグマッチ
タダスケ
覇王
vs
X
鈴木鼓太郎

▼6人タッグマッチ
仁王
征矢学
マサ北宮
vs
NOSAWA論外
ケンドー・カシン
藤田和之

▼シングルマッチ
谷口周平
vs
武藤敬司

▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
[挑戦者]
HAYATA
小川良成
vs
小峠篤司
原田大輔
[第41選手権者]
※原田&小峠組2度目の防衛戦

▼GHCナショナル選手権試合
[挑戦者]
清宮海斗
vs
拳王
[第3代選手権者]
※拳王2度目の防衛戦

▼GHCタッグ選手権試合
[M's alliance/挑戦者]
船木誠勝
丸藤正道
vs
桜庭和志
杉浦貴
[杉浦軍/第54代選手権者]
※杉浦&桜庭組2度目の防衛戦
※杉浦軍は最高顧問・蝶野正洋と、M's allianceは松井珠理奈さんと入場

▼GHCヘビー級選手権試合
[挑戦者/N-1 VICTORY 2020優勝者]
中嶋勝彦
vs
潮崎豪
[第33代選手権者]
※潮崎5度目の防衛戦

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