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7/5【NOAH】原田「ドカーン!」、タダスケ「自爆しとけアホ」 仙台ジュニアタッグ戦調印式で“ドカーン問答"

 7・11仙台大会のGHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合「(王者)原田大輔&大原はじめvs覇王&タダスケ(挑戦者)」に向けた会見が5日、都内ホテルで開かれ、原田とタダスケが“ドカーン問答"を繰り広げた。

 “ノアジュニア正規軍vs金剛ジュニア"の構図で争われる仙台ジュニアタッグ王座戦。6月のTVマッチでタダスケと覇王が大原を追い詰め、「地味でベルトが霞んでる」(タダスケ)と挑発を深めていた。

 前哨戦では大原も喧嘩腰ファイトで巻き返し、原田も「ドカーン!と派手に散らしたる」と応戦していたが、この日の調印式ではタダスケが“ドカーン!発言"に改めてツッコミ。「あんなやっすい挑発で、地味や地味や言うとったら一人はブチ切れて、もう一人はオイ、ドカーンって何やねん? なぁ、教えてくれや。ドカーン!って何やねん?」とあざ笑った。

 原田も「ドカーンはな! それ以上でもそれ以下でもない。ドカーンは、ドカーンや!」と抽象的に返答。「だからドカーンって何やねんって?」と迫られても、「なんべんも言わすな言うてるやろ! ドカーン!はドカーン!じゃ。よう覚えとけ」とムキになって返し、「俺と大原でしっかり“これぞノアジュニア"というプロレスを特にタダスケにみせつけて、ドカーン!と派手に防衛します」と、ひたすら“ドカーン!"にこだわりながら改めて宣言した。

 マット界では佐々木健介以来となる「ドカーン!」連呼を突じょとして始めた原田。写真撮影が終わっても「ドカーン!ってなんやねん?」とあざ笑い続けるタダスケを、原田は「ドカーン!はドカーン!や!!」とベルトを見せつけながら一喝し、タダスケも「勝手に自爆しとけアホ」と吐き捨てた。かつてプロレス界には“コラコラ問答"と呼ばれた会見が存在したが、仙台ジュニアタッグ決戦を前に“ドカーン問答"が産み落とされた形となった…。

【会見の模様】
――仙台大会に向けた意気込みを

▼覇王「これまで何度かこのベルトに挑戦してきて、俺たち金剛はそのたびに悔しい思いをしてきました。そろそろ俺たちも結果を出さないといけないと肌でひしひしと感じています。前哨戦を戦ってみて、やはりこの二人が個々で強いというのは、それは百も承知だけど、チーム力は俺たちの方が上だって信じてます。11日、仙台、俺とタダスケでベルトを獲る」

▼タダスケ「何や、まさかあんなやっすい挑発で、地味や地味や言うとったら一人はブチ切れて、もう一人はオイ、ドカーンって何やねん? なぁ、教えてくれや。ドカーン!って何やねん? 答え聞くまで帰らへんからな」

▼原田「ドカーン!は、ドカーン!や。分かったか?」

▼タダスケ「だからドカーンって何やねんって?」

▼原田「ドカーンはな! それ以上でもそれ以下でもない。ドカーンは、ドカーンや!」

▼タダスケ「だからドカーンって何やねん!?」

▼原田「なんべんも言わすな言うてるやろ! ドカーン!はドカーン!じゃ。よう覚えとけ」

▼タダスケ「ハッハッハ。オチないのにドカーンとか言うなや、ほんなら。自爆しとけ勝手に」

▼大原「前哨戦では何回も負けてしまったことや、タダスケの発言にうまく乗せられて感情的になり、取り乱し、ちょっと感情的になってね。でも本心で言えば俺は喧嘩なんかしたくなくて、感情的になったことは素直に認めて、自分の本心を言えばタイトルマッチ、ノアジュニアらしい、これぞノアジュニアという戦いを俺はしたい。そう思ってる。彼らに散々うまいことやられて、連係にやられて負けて、彼らのコンビネーションがいかにすごいかというのは十分、自分が痛いほどわかってる。当日はやっぱ俺と原田の課題っていうのはタッグとして何が見せれるかだと思うから、仙台では彼ら二人の素晴らしい連係を俺たちが、俺と原田が上回り、さらなる上のムイ・ビエンをみせたいと思います」

▼原田「初防衛戦でタダスケと覇王。俺と大原でしっかり、これぞノアジュニアというプロレスを特にタダスケにみせつけて、ドカーンと派手に防衛します。以上です」

――金剛ジュニアとして結果がつかめきれない状況が続いているが、どう捉えている?

▼タダスケ「まぁ、結果出てへんのは事実やからね、ここでガッツリ獲りたいと思っとります。それよりドカーン!って何やねん? 俺、全然納得してないからな」

――ドカーンというからにはどんな勝ち方をしたい?

▼原田「どんな勝ち方? それは一つですよ。ドカーンとど派手に、あの二人を散らしてやります」

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