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11/11【DDT】KO-D戦へクリス「この2人にしかできない試合を」、上野「僕とクリスでDDTの先を見せる」 両国前日会見

 11・12両国大会へ向けた会見が11日、都内のホテルで行われ、KO-D無差別級王座戦を争うクリス・ブルックス、上野勇希が出席。王者・クリスが「この2人にしかできない試合」を見据えれば、上野は「僕とクリスがこのベルトを競うことで、DDTの先を見せられる」と言い切ったうえで初戴冠を誓った。

 クリスは7・23両国大会で火野裕士を破ってKO-D無差別初戴冠。その後、入江茂弘、赤井沙希の挑戦を退け、2度の防衛を重ねてきた。戴冠の地・両国ビッグマッチで迎えるV3戦の相手は上野。二人はプライベートで親しくしており、親友対決となる。

 上野は昨年12・29TDCホール大会で当時の王者・樋口和貞に敗れて以来、11ヵ月ぶりの挑戦となる。「明日の両国大会はDDTのレスラーのいつも以上のレスリングが見られると思いますし、海外、他団体からも(DDTで)初めて見る選手がたくさんいます。だからDDTのいろんな顔が見られると思う」と描いた上野。KO-D王座戦は「クリス・ジェリコvsKONOSUKE TAKESHITA」と並ぶダブルメインイベントで両国大会の最終試合となる。「いろんなものが見られるDDTのビッグマッチだからこそ、僕とクリスがこのベルトを競うことで、DDTの先を見せられると思う」と確信しており、「試合が終わった後は、僕が少しだけ前に出て、DDTを見せていくことになっていると思います」とその先も見据えて初戴冠を誓った。

 対するクリスは初戴冠から約4ヵ月、再び両国メインのリングに立つことになった。「まさか1年に2回も両国でメインをやらせていただくなんて、想像もつかなかった」と話したクリスは「ウエノはライバルとしてだけではなく、ベストフレンドでもある。DDTもいろんなことが変わった。DDTの先にはたくさんのことがあると思いますけど、この2人にしかできない試合をしたい」と誓うばかり。「でも最後に立ってるのはクリス・ブルックスです」と言い切ってみせた。

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