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9/6【NOAH】天運我にあり、拳王2勝目でN-1優勝へ望みつなぐ ワグナーJr.は脱落

『N-1 VICTORY 2019〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』茨城・つくばカピオ(2019年9月6日)
Bブロック公式戦 ○拳王vsイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×

 拳王がN-1・Bブロック公式戦でワグナーJr.を撃破。ワグナーJr.を脱落に追いやったうえでブロック突破へ望みをつないだ拳王は、自力優勝が消滅した状況でも“天運我にあり"を強調した。

 誰よりも早くN-1出場宣言を放って、新たなリーグ戦の“ブランド化"も宣言した拳王だが、2戦目となった8・29後楽園大会でDRAGON GATEの望月成晃に痛恨の敗戦。少数精鋭のリーグ戦だけに、早くも後がなくなった状況で3戦目の舞台に立った。

 つくば大会のメインで1勝2敗のワグナーJr.と対決。敗れたほうが脱落となるサバイバルマッチは、序盤からパワー&スピードの異色ルチャドールっぷりを発揮したワグナーJr.が主導権を握った。それでも拳王は相手必殺のムーンサルトプレスは3度に渡って阻止。逆に雪崩式ドラゴンスープレックスで活路を切り拓くや、背中へのダイビングフットスタンプ、蹴暴、そして正調ダイビングフットスタンプ…と一気に畳み掛けて3カウントをもぎ取った。

 ワグナーJr.を脱落に追いやっての2勝目。優勝決定戦進出に望みをつないだ拳王は、「初めてのN-1 VICTORY、優勝するのはこの俺、拳王だ。これからはな、N-1優勝者の拳王…俺についてこい」とマイクで公約してつくば大会を締めくくった。

 残るは9・9後楽園大会の中嶋勝彦戦のみ。とはいえ勝ったとしても、望月が同日、谷口周平を破れば、直接対決で望月に敗れている拳王は脱落となる。いわゆる“自力優勝"は消滅している状況だが、「プロレスの神様、ノアをもっと輝かしくしようとする神様はな、俺のこと信じてるんだよ。会社は信じない。親会社も俺のことは信じてないだろう。でもな、プロレスリング・ノアを良くしようと思ってるヤツは俺のことを信じてるんだ。運はな、俺の方に向いてくるんだよ!」と拳王は“天運我にあり"を強調。「後楽園ホール、必ず勝って俺が優勝決定戦まで行くぞ? そして大阪府立体育館、俺が必ず優勝する。そして見えてるのは11月2日、両国国技館。ベルト奪取。…そして、超満員だバカヤロー!」と改めて高みを見据えた。

【拳王の話】「今日勝って首の皮一枚つながったな。自力優勝はなくなったかもしれないけどな、いいか!? プロレスの神様、ノアをもっと輝かしくしようとする神様はな、俺のこと信じてるんだよ。会社は信じない。親会社も俺のことは信じてないだろう。でもな、プロレスリング・ノアを良くしようと思ってるヤツは俺のことを信じてるんだ。運はな、俺の方に向いてくるんだよ! おい! 後楽園ホール、必ず勝って俺が優勝決定戦まで行くぞ? そして大阪府立体育館、俺が必ず優勝する。そして見えてるのは11月2日、両国国技館。ベルト奪取。…そして、超満員だバカヤロー!」

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