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9/8【NOAH】後楽園で結論? Jrタッグ挑戦権問題、論外「一日考える」 タダスケは引き続き決定戦主張

『N-1 VICTORY 2019〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』福島トヨタ クラウンアリーナ(国体記念体育館)サブアリーナ(2019年9月8日)
○タダスケ&HAYATA&YO-HEY&原田大輔vs小川良成&鈴木鼓太郎&クリス・リッジウェイ&小峠篤司×

 大原&論外組と、原田&タダスケ組がGHCジュニアタッグ王座挑戦をめぐって競合している問題で、論外が「大人な対応」としての翻意を示唆。一方のタダスケは従来の主張通り“挑戦者決定戦"決行を主張した。

 コトの発端は前夜(7日)の横浜大会。ジュニアタッグ王者の小川をKOした論外が挑戦を表明したものの、原田&タダスケが“待った"をかけた。論外は「会社の犬権限」での優先権を主張し、タダスケは「挑戦者決定戦」を主張して事態は混沌としていた。

 この日は原田&タダスケ組が王者の小川&鼓太郎組と直接対決。この日試合がなかった論外も会場の片隅で大原とともに戦況を見つめていた。

 試合はスピーディなRATEL'S連係で勝機を逃さなかったタダスケが、IPWジュニア挑戦を控える小峠を2PAC(変型十字固め)で丸め込んで技あり勝利。王者コンビの眼前でその力量を示してみせた格好となったものの、そこへすかさず論外がリングに滑り込んだ。

 「小川さんに鼓太郎ちゃんよ、そのGHCジュニアタッグ、俺たちの挑戦、いつ受けてくれるのかな?」とマイクで王者コンビの言質を取りにかかったものの、やはり「ちょっと待てオラ!」とタダスケが“待った"。「なに勝手に決めとんねん。ここはアレやろ。挑戦者決定戦とかやるやろ、普通は! そんなに言うんやったら今ここで決めようや!」と改めて挑戦者決定戦を主張し、RATEL'Sと杉浦軍(論外&大原&岡田)の乱闘に発展した。

 数で勝るRATEL'Sに蹴散らされた論外は、バックステージに戻ると「ちょっと気が変わったな。挑戦するって言ったけど、一日考えたいな。あいつらの言い分も何となく分かる。別に俺たち大人だから、先に譲ってもいいし。まぁ、一日考えようかな。明日試合があるんだったら、明日までに」と翻意に含みをもたせ、あす(9日)の後楽園大会で何らかの結論を出すことをほのめかした。

 一方のタダスケは「まぁ譲ってくれるんやったら全然……いやっ! それはおかしい! 流れ的に。やっぱり段階踏まえてベルトに挑戦したいじゃないですか。『譲りますよ』『ハイそうでっか』ってなる? 普通。ここは試合して機運高めてベルト獲ったほうが気持ちいいでしょ?」とブレずに“決定戦"を改めて主張。原田も「“そもそも論"を言いますよ。俺らみたいに毎回毎回、いろんな会場で試合してる人間と、今日も試合してない、ポツッと来てマイクだけしゃべって…そんなんで挑戦決まるんですか? おかしいでしょ、それは」と声を荒げていた。

【試合後の大原&論外】
▼論外「なんか、ちょっと気が変わったな。挑戦するって言ったけど、一日考えたいな。良く考えたら挑戦しなくてもいいワケだから。うん、一日考えようかな。あいつらの言い分も何となく分かる。別に俺たち大人だから、先に譲ってもいいし。まぁ、一日考えようかな。明日試合があるんだったら、明日までに。そこまで金髪ブタ……いや、タダスケ選手が言うんであれば。タダスケ選手、原田選手、RATEL'Sの皆さんがそこまで言うんであれば、一日考えようかな。っていうか、俺たちが挑戦権譲ったほうがカッコよくない? うん」

▼大原「この続きは明日、後楽園で!」

【試合後の原田&タダスケ】
――今度は論外は『一日考えたい、挑戦権を譲ってもいいかも』と言っていたが?

▼原田「は!? 譲る譲らないも、2チームがやりたい言うてるなら、タダスケが言ってる通り、挑戦者決定戦をやったらいいんじゃないですか? 考える必要もないでしょ、そんなもん。答えはもう出てるんやから。それやればいい話やないですか」

▼タダスケ「まぁ譲ってくれるんやったら全然……いやっ! それはおかしい! 流れ的に。やっぱり段階踏まえてベルトに挑戦したいじゃないですか。『譲りますよ』『ハイそうでっか』ってなる? 普通。ここは試合して機運高めてベルト獲ったほうが気持ちいいでしょ? それよか、なに勝手に自分らで決めるテイになっとんねん。おかしいやろ! おかしいやろ!? ほかなんか言ってました?」

――明日の後楽園で何かしらの動きに出るようなことをほのめかしていたが?

▼原田「てか“そもそも論"を言いますよ。俺らみたいに毎回毎回、いろんな会場で試合してる人間と、今日も試合してない、ポツッと来てマイクだけしゃべって…そんなんで挑戦決まるんですか? おかしいでしょ、それは。ね!? おかしいやろ!? それで文句あるんやったら俺たちはナンボでも決定戦やる。考える必要もない。いつでもどこでも挑戦者決定戦やるし、勝って小川良成たちのベルトに挑戦する。おかしいやろ!!」

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