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7/28【全日本】宮原&鼓太郎アジア挑戦、中島加入で潮崎宣言「Xceedが中心になって全日本引っ張る」(写真あり)

 潮崎豪、宮原健斗、鈴木鼓太郎、中島洋平のXceedが28日、神奈川・横浜市の全日本事務所で会見。潮崎の復帰、宮原&鼓太郎のアジアタッグ挑戦、中島の新加入とテーマ多き8月へ向けて潮崎は「自分が復帰したことによって4人で中心になって引っ張っていきたい」と躍進を誓った。

 リーダー・潮崎の復帰を控えるXceedは7・27後楽園大会で新展開を迎えた。めんそ〜れ親父がマスクを脱ぎ、本名・素顔の中島洋平としてXceed入り。宮原&鼓太郎が秋山準&金丸義信を破ってアジアタッグ次期挑戦権を獲得した。

 Xceedにとって8月シリーズは正念場。この日、4人揃っての会見に臨み、各人が決意を語った。「何か新しいことに取り組んでいかないと根本的に変わらないんじゃないか」との思いからXceedに身を投じた中島は「ゼロからまた始めるつもりで、この全日本のリングで頑張っていきたい」と再出発にかける覚悟をあらわ。世界ジュニア王座獲りを目標に設定し、「今は全日本に集中したい」と今まで以上に全日マットに比重を置いて己を磨いていくつもりだ。

 宮原&鼓太郎は8月シリーズでのアジアタッグ挑戦を決めた。王者組の入江茂弘&石井慧介とは5・16後楽園大会以来の再戦で雪辱戦となる。7月シリーズでシングル5戦を3勝2敗で勝ち越した宮原は、挑戦者決定戦で初の秋山超えも果たし、「シングル5戦やって、今までみえなかった課題もみえましたし、その課題を払拭することによって僕はさらに一つ上のステージにいける」と上昇への手応えをつかんだ。鼓太郎も「一度負けてる相手なので、同じチームに二度負けるのは絶対あってはならないこと」と必勝を期し、「試合を組み立てる力は確実に僕らが上」と確信。ともに最古のベルト奪還を誓うばかりだ。

 そしてリーダー・潮崎は8・16後楽園大会で4ヶ月ぶりの復帰戦を迎える。前夜の後楽園大会に来場し、「潮崎豪というものを、全日本プロレスのリングで潮崎豪の戦いをみせないと全日本プロレスは成り立たない」と自信を持って確信。「復帰戦の試合も全て含めて主役を奪い取っていこうと思います」と言い切った。

 「新体制一発目の最終戦でセミ、メイン、よく考えたら試合をした4人ともEvolution。この状況は本当に面白くない」。7・27後楽園大会でそんな感情を抱いた潮崎は、「打倒Xceedという話をしてましたんで、やれるもんならやってみろ」とEvolutionに徹底抗戦の構え。「自分が復帰したことによって全日本の中心は誰かファンの人に分かってもらえるように4人で中心になって引っ張っていきたい」と宣言した。4者ともそれぞれのテーマを抱えるXceedがこの8月、リーダー・潮崎の復帰と同時に躍進へ向けた第一歩を踏み出す。


【会見におけるXceed】
▼潮崎「新体制の全日本プロレスになって初のシリーズが終了しまして、昨日の最終戦の後楽園、やはりこのリング上に何が足りないかをみて、はっきりしました。潮崎豪というものを、全日本プロレスのリングで潮崎豪の戦いをみせないと全日本プロレスは成り立たないと思いました。8月16日、後楽園で復帰しますけど、そこで復帰戦の試合も全て含めて主役を奪い取っていこうと思います。そこから全日本プロレスが始まると考え、より素晴らしい試合をファンの皆さんに提供していきたいと思います」

▼鼓太郎「一度負けてる相手なので、同じチームに二度負けるのは絶対あってはならないことだと思ってます。試合を組み立てる力は確実に僕らが上だと思うので、勝負どころをしっかりかぎ分けて、いけるところではサポートに回るし、自分に流れがきてるようなら自分が獲りにいって、健斗にサポートに回ってもらう形で、まず勝つことを第一に考えて、必ず全日本にアジアのベルトを取り戻したいと思ってます」

▼宮原「昨日、秋山さんから初めて勝利を奪って、自分で分からないぐらい無我夢中で技を決めて、この世界に入ってから一番うれしいといっても過言ではないぐらいうれしい瞬間でした。アジアタッグ挑戦決定、それ以上のうれしさが昨日の試合でつかむことができた。そして先シリーズ、シングル5戦やって、今までみえなかった課題もみえましたし、その課題を払拭することによって僕はさらに一つ上のステージにいけると確信もしましたので、次の8月16日、開幕戦から始まるシリーズに向けて、また練習してアジアタッグを取り戻したいと思います」

▼中島「中島洋平です。この6年、7年、めんそ〜れ親父としてやってきましたけど、昨日を持ちまして、この全日本のリングで素顔の中島洋平としてやっていくことを決めました。正直、この数シリーズ、結果が伴わなくて、その中で悩みに悩んで、結果、髪を出すマスクだったり、そういったところで変えてはいったんですけど、悩んだ中で、根本的なところで何か大きな変革がしたいというか、自分の中で大きく変えていきたい、何か新しいことに取り組んでいかないと根本的に変わらないんじゃないかと思い、昨日、SUSHI選手とのシングルのあとでマスクを脱いだんですけど、そのマスクを脱いだ上でXceedの一員としてゼロからまた始めるつもりで、この全日本のリングで頑張っていきたいと思います」
※続きは別項に掲載します

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