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5/5【DRAGONGATE】望月&吉田陥落 石田&KAZMAが手段選ばずツインゲート強奪

 『DEAD or ALIVE 2021』愛知県体育館(名古屋)大会が5日、行われ、石田凱士&KAZMA SAKAMOTOが手段を選ばず望月成晃&吉田隆司を破って、オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ王座を強奪した。

 今年1月にR・E・Dから追放された吉田が「プロレス一から教えてください」と望月に弟子入りを志願し、タッグを結成。過去に2度、望月を裏切った前科がある吉田だが、今度ばかりは本気のようで、3・7大阪大会ではツインゲート王座戴冠を果たした。

 2度目の防衛戦となったこの日の相手はR・E・Dの石田&KAZMA。石田は王者組を「ネタ枠」呼ばわりし、KAZMAは「とってもとってもイージーにベルトを確実に獲ってやる」と余裕たっぷりに予告していた。

 先手を取ったのはR・E・Dコンビ。石田がBOX攻撃で望月をいたぶり、KAZMAも吉田を金網用ポールや客席に叩きつけて蹂躙。リングに戻っても望月に集中攻撃を浴びせて主導権を握った。

 望月がR・E・Dの同士討ちを誘うと、吉田が地獄突きの乱れ打ち、モンゴリアンチョップ連打で二人を相手取って巻き返した。バックドロップで二人まとめて叩きつける怪力をみせつけると、吉田の2019CC、望月のランニングローキックの連続攻撃も決まった。

 だが、KAZMAがツイスターを阻止し、ニーアッパーで望月の動きを止めて流れを変えた。石田がミドルキックを連打し、KAZMAは吉田相手に地獄突き合戦、延髄斬りと2019CCの打ち合いで渡り合う。石田が吉田の右足をイスで殴打すると、望月にはKAZMAのトラースキック、石田のフロントハイキック、KAZMAの延髄斬りの連続攻撃を浴びせて蹴散らした。

 これでR・E・Dは吉田の孤立化に成功。すかさずKAZMAが相手の腕をクロスしてのヒザ蹴り、ランニングニーでたたみかけてニアフォールに追い込む。石田は右足にスパナを仕込んでの顔面蹴りを放つ。吉田も何とかガードしたが、次の瞬間、石田は右インローキックで吉田の右足を正面から蹴り飛ばし、アンクルホールドで捕獲。悲鳴を上げた吉田も意地で耐え続けたものの最後はギブアップした。

 望月&吉田の師弟タッグがV2戦で陥落。石田&KAZMAがツインゲート王座を奪取した。KAZMAは昨年8月に第48代王者(パートナーはB×Bハルク)から陥落して以来、9ヵ月ぶり2度目の戴冠。ツインゲート初戴冠となった石田は試合後もベルトを踏みつけ、認定証を引き裂くなどやりたい放題だった。

プロ格 情報局