【NOAH/インタビュー企画】5・28大阪に向けて 丸藤正道&矢野通編 2016/5/26 15:02
開催目前となったノア5・28大阪大会。直前企画としてGHCタッグ王座に挑む丸藤正道&矢野通組のインタビューをお届けします。 【丸藤正道&矢野通組インタビュー】 ――調印式を終えてタイトルマッチが近づいてきた実感も大きくなってきたのではないですか? ▼矢野「K.E.S.の迫力に関しては単純に怖いです。でも、アイツらの言ってることはいつも同じだから大丈夫のような気もしてきました(笑)」 ▼丸藤「何度も言ってるんですけど、ぶっ壊れなければ、耐え抜ければ勝つ隙というのはあると思います。今までいろんなパートナーと組んでアイツらと対戦してきましたけど、勝つ隙を一番広げてくれるのが矢野さんだと思うので」 ――グローバル・タッグリーグ(GTL)では優勝を果たしましたけど、優勝できた最大の要因はなんだと思いますか? ▼矢野「常に先を見てることだと思いますよ。さっきも言ったように、彼らは今まで10回防衛してきたとか、500日以上持ってるとか、過去の話ばかりするじゃないですか。でも我々は勝ってからのことを見据えていますから。必ず持ち帰ってきて、未来の話をしてるので。過去を見ている人間と未来を見てる人間の差を化学反応という形で見せます」 ▼丸藤「まったく同じ気持ちです」 ――GTLでは初戦でK.E.S.に敗れ、ジ・アグレッション、テンコジと連敗続きでした。勝てない時にコンビに不安を持つことはなかったですか? ▼矢野「一番不安だったのは最初に組む前なので、それに比べれば全然。大した不安じゃないと僕は思ってました」 ▼丸藤「G1に出た時に試合をしたこととかはあったんですけど、言うならばパートナーなのに未知な部分が僕の中ではあったので、それが一発目からうまくいくわけがないと思うし、化学反応だって何回か実験しておきるものだから」 ――連敗と言ってもそこまで気にしていなかったんですね。 ▼矢野「結果にはこだわりますけど、過程には左右されないんで。GTLという中で見たら連敗しようが、結果は僕らが優勝したんで、それしか残っていないので。途中で負けたっていうのは実験過程なので関係ないです」 ▼丸藤「失敗を繰り返して成功が生まれたりするわけじゃないですか」 ――闘いを通して手応えはあったんですね。 ▼矢野「それはどうですかね。あんまり歩み寄らずにやってたほうが面白いんじゃないかなと思います。酒は一緒に飲むし、そこでは喋るけど、試合でのあの場面がどうとかは一切ないし、そんなのないほうがいいんですよ」 ▼丸藤「1回も話したことないですね」 ――飲む時は試合の話はしない? ▼丸藤「飲む時は僕はまずプロレスの話をしないです」 ▼矢野「話すのは飲みやすい日本酒の話とかね(笑)」 ▼丸藤「そうそう。甘口が好きか辛口が好きかとかね」 ――そうしたコミュニケーションでお互いを理解していっていると。 ▼矢野「探りながらっていうのも変ですけど、まだそこまで理解していないふしもありますけど、試合になれば勝手に思い通りやればいい。僕は試合をしてても、ちょっと考え方が違うというか、他の名ばかりの天才とは違うと思っていたので、組めば自然と天才な部分を拝借しながらできるだろうなって思っていました」 ――これまでいろいろなパートナーと組んできていますが、似たタイプのパートナーはいました? ▼丸藤「いないですね。でもひじょうにやりやすいというか、リラックスできる。勝負がかかった試合でリラックスするというのはおかしな話なんですけど、それが今までにない部分。そういうことがあるからこそ、こういう結果だったり、こういう流れにもっていけたと思っているので、マイナスなリラックスではないですよね」 ――リラックスして試合に臨めているんですね。 ▼丸藤「もともと僕はそんなに緊張するタイプじゃないんですけどね。僕より緊張しない人をもしかしたら初めて見たかもしれない(笑)」 ▼矢野「緊張しないっていうか、楽しんでやろうとは思っていますね。だから悲壮感はないですよ。(丸藤は)ぶっちゃけ俺がいなくても一人でやってくれるんじゃねえかぐらいの感じがありますから、一言で言えば楽ですよ(笑)」 ――やりやすいパートナー? ▼矢野「やりやすいです。楽ですね。試合中にふと、もうちょっと頑張らないとなって思いますよ(笑)」 ▼丸藤「それはすごいことなんですよね(笑)」 ▼矢野「すごいことですよ(笑) いつもは頭をフル回転させてやってる部分もあるんですけど、丸藤選手とやってる時は、頑張らなきゃなって思うんで」 ――引っ張られるような感じですか? ▼矢野「そうですね。お互いにああだこうだ言わないですけど、試合の作り方が似てると思うんですよ。司令塔タイプというか」 ――タッグはどちらかが主導権を握ることも多いと思いますが、それぞれが試合を作っていけるんですね。 ▼矢野「そうだと思います。ただ、タイプはまったく違いますけどね。僕はまったく何もやりたがらないので」 ――似ているタイプと組むよりもまったく違うタイプのほうがやりやすい? ▼矢野「似ていて普通にガツガツしてるヤツよりは全然やりやすいですよね。僕の勝手なイメージですけど、丸藤選手は団体を背負ってるわけじゃないですか。背負ってたらだいたいガツガツしてテメーの実力以上に俺が俺がっていうヤツが多いんですよ。でもそういうのがないから、不思議だなって感じはしますけどね。お互いに思うことかもしれないけど、組んだことがないタイプだから楽しんでできるのかもしれませんね」 ――新鮮なんですね。 ▼丸藤「新鮮ですね。だから不思議なモチベーションの上がり方ですね」 ――矢野選手はノアの会場でも大歓迎を受けています。 ▼丸藤「そうですね。お客さんも本当に楽しんでくれているし、いろんなものに期待していると思うし、俺もそれにうまく乗っからせてもらっている状態ですね」 ――対鈴木軍では、常にノア側には悲壮感が漂っていた印象があります。それが矢野選手が入ったことによって、景色が変わったようなイメージがあります。 ▼丸藤「完全にそうですね。相手は今回もK.E.S.、鈴木軍ですけど、そういう相手なのに矢野選手と組むことによってまったく違う風景が生まれる。去年は丸々1年嫌な空気というか、雰囲気のなかで、それでもなお会場に来てお客さんが応援してくれた。そうしたなかで、今こういうものが見られるというのは、お客さんも楽しんでくれてると思うし、それが期待に変わるんじゃないかなと思います」 ――矢野選手をパートナーに指名した時は、ノアの選手ではないこともあっていろんな声があったと思います。 ▼丸藤「いろんな声があるのは当たり前だし、結果オーライならいいんですよ」 ――K.E.S.とは3度目の対戦となりますが、勝負のポイントはどんなところでしょうか? ▼丸藤「ずっと言ってるように、俺が耐えて耐えて耐えれば、そこに矢野さんが隙をみつけて、そこから活路を見いだせる。それが完全に私たちのスタイルだと思います」 ――王者のK.E.S.は一度負けた相手に二度負けていません。そうしたデータ的には王者組有利と予想できます。 ▼矢野「僕は一度勝ったからって自信があるわけでもないんです。変に自信をもっちゃうと足をすくわれる。彼らは絶対に自信を持ってるじゃないですか。だからその自信をあと何日間かでさらに増長させるかがポイントですよ」 ――前哨戦で主導権を握るのではなく、相手に自信を持たせていくと。 ▼矢野「はい。頭をでっかくしたしたほうが、足をすくった時に軽いんで」 ▼丸藤「頭いいですね」 ▼矢野「だから、僕がいつも“怖い、怖い"って言ってるのもウソかもしれないですしね」 ――お話しを聞いていると、本心では自信がありそうですね。 ▼矢野「自信…確信はあるかもしれないですね」 ▼丸藤「これだけ毎日のようにアイツらとやってきて、最初のほうは体もきつかったんですけど、段々免疫というか、対応能力が身についてきたので、MAXの状態を大阪で出せるんじゃないかなって思っています」 ――防衛を重ねれば重ねるほどチャンピオンは自信と力をつけると思います。王者のK.E.S.は1年ベルトを守ってきて何か変化は感じますか? ▼丸藤「成長過程、発展途上のチャンピオンではないから、常に上をキープしてるんだと思うんですけどね」 ▼矢野「何度も言ってたけど10回防衛ってなかなかできないですよね」 ▼丸藤「アイツら褒めてほしいんですかね(笑)」 ▼矢野「僕らはベルトを獲って11回防衛するって言ってるわけではないですからね。獲るっていう話をしてるだけですから」 ――タイトルマッチは目前ですが、ベルトを奪取した先に思い描くものはある? ▼丸藤「まず矢野さんの店で打ち上げですね」 ▼矢野「そうですね(笑) 獲って11回連続防衛だとか、そんなくだらねえことは言いません」 ▼丸藤「今までなかったような試合、ぶっちゃけ俺らもそれが何かはよくわかってないんですけど、今までなかったものを見せていけるようなタッグじゃないと組んだ意味がないと思うんです。さっき言ったように、10何回防衛しますとか言っても、それは今までのチャンピオンや挑戦者がずっと言ってきたことだと思うし、そういうのとは何か違うものを見せられる可能性を秘めているチームだと思います。でもまだ自分たちでもわかっていないんですけどね」 ――まだこのコンビには先がありそうだなと感じている? ▼矢野「団体が違うからいいんですよ。同じ団体にいたら、中でしかうねりとかは起こらないんで。違うからこそ、いろんなところにその風がいっちゃうかもしれないし、いろんな可能性がありますよね」 ▼丸藤「化学に限界はないんですよ」 ――では、5・28大阪大会に向けて一言お願いします。 ▼丸藤「来てくれるお客さんには、満足いく内容と結果、そして最高の気分にさせるという自信もあります。来ようかどうか迷っているお客さんは、迷ってることが後悔することだと思うので、会場にまず来ること。必ずいいものを見せます」 ▼矢野「実験にはお金が必要なので、チケットを持っている人は一つランクの上のチケットを買って、今持っているチケットは誰かにあげなさい。来るか迷っている人は一番高いチケットを買うこと。実験にはお金が必要だし、僕らに栄養をくれないと実験にならないよってことですよ。しっかり投資してくれた人にはしっかり返しますから」
開催目前となったノア5・28大阪大会。直前企画としてGHCタッグ王座に挑む丸藤正道&矢野通組のインタビューをお届けします。
【丸藤正道&矢野通組インタビュー】
――調印式を終えてタイトルマッチが近づいてきた実感も大きくなってきたのではないですか?
▼矢野「K.E.S.の迫力に関しては単純に怖いです。でも、アイツらの言ってることはいつも同じだから大丈夫のような気もしてきました(笑)」
▼丸藤「何度も言ってるんですけど、ぶっ壊れなければ、耐え抜ければ勝つ隙というのはあると思います。今までいろんなパートナーと組んでアイツらと対戦してきましたけど、勝つ隙を一番広げてくれるのが矢野さんだと思うので」
――グローバル・タッグリーグ(GTL)では優勝を果たしましたけど、優勝できた最大の要因はなんだと思いますか?
▼矢野「常に先を見てることだと思いますよ。さっきも言ったように、彼らは今まで10回防衛してきたとか、500日以上持ってるとか、過去の話ばかりするじゃないですか。でも我々は勝ってからのことを見据えていますから。必ず持ち帰ってきて、未来の話をしてるので。過去を見ている人間と未来を見てる人間の差を化学反応という形で見せます」
▼丸藤「まったく同じ気持ちです」
――GTLでは初戦でK.E.S.に敗れ、ジ・アグレッション、テンコジと連敗続きでした。勝てない時にコンビに不安を持つことはなかったですか?
▼矢野「一番不安だったのは最初に組む前なので、それに比べれば全然。大した不安じゃないと僕は思ってました」
▼丸藤「G1に出た時に試合をしたこととかはあったんですけど、言うならばパートナーなのに未知な部分が僕の中ではあったので、それが一発目からうまくいくわけがないと思うし、化学反応だって何回か実験しておきるものだから」
――連敗と言ってもそこまで気にしていなかったんですね。
▼矢野「結果にはこだわりますけど、過程には左右されないんで。GTLという中で見たら連敗しようが、結果は僕らが優勝したんで、それしか残っていないので。途中で負けたっていうのは実験過程なので関係ないです」
▼丸藤「失敗を繰り返して成功が生まれたりするわけじゃないですか」
――闘いを通して手応えはあったんですね。
▼矢野「それはどうですかね。あんまり歩み寄らずにやってたほうが面白いんじゃないかなと思います。酒は一緒に飲むし、そこでは喋るけど、試合でのあの場面がどうとかは一切ないし、そんなのないほうがいいんですよ」
▼丸藤「1回も話したことないですね」
――飲む時は試合の話はしない?
▼丸藤「飲む時は僕はまずプロレスの話をしないです」
▼矢野「話すのは飲みやすい日本酒の話とかね(笑)」
▼丸藤「そうそう。甘口が好きか辛口が好きかとかね」
――そうしたコミュニケーションでお互いを理解していっていると。
▼矢野「探りながらっていうのも変ですけど、まだそこまで理解していないふしもありますけど、試合になれば勝手に思い通りやればいい。僕は試合をしてても、ちょっと考え方が違うというか、他の名ばかりの天才とは違うと思っていたので、組めば自然と天才な部分を拝借しながらできるだろうなって思っていました」
――これまでいろいろなパートナーと組んできていますが、似たタイプのパートナーはいました?
▼丸藤「いないですね。でもひじょうにやりやすいというか、リラックスできる。勝負がかかった試合でリラックスするというのはおかしな話なんですけど、それが今までにない部分。そういうことがあるからこそ、こういう結果だったり、こういう流れにもっていけたと思っているので、マイナスなリラックスではないですよね」
――リラックスして試合に臨めているんですね。
▼丸藤「もともと僕はそんなに緊張するタイプじゃないんですけどね。僕より緊張しない人をもしかしたら初めて見たかもしれない(笑)」
▼矢野「緊張しないっていうか、楽しんでやろうとは思っていますね。だから悲壮感はないですよ。(丸藤は)ぶっちゃけ俺がいなくても一人でやってくれるんじゃねえかぐらいの感じがありますから、一言で言えば楽ですよ(笑)」
――やりやすいパートナー?
▼矢野「やりやすいです。楽ですね。試合中にふと、もうちょっと頑張らないとなって思いますよ(笑)」
▼丸藤「それはすごいことなんですよね(笑)」
▼矢野「すごいことですよ(笑) いつもは頭をフル回転させてやってる部分もあるんですけど、丸藤選手とやってる時は、頑張らなきゃなって思うんで」
――引っ張られるような感じですか?
▼矢野「そうですね。お互いにああだこうだ言わないですけど、試合の作り方が似てると思うんですよ。司令塔タイプというか」
――タッグはどちらかが主導権を握ることも多いと思いますが、それぞれが試合を作っていけるんですね。
▼矢野「そうだと思います。ただ、タイプはまったく違いますけどね。僕はまったく何もやりたがらないので」
――似ているタイプと組むよりもまったく違うタイプのほうがやりやすい?
▼矢野「似ていて普通にガツガツしてるヤツよりは全然やりやすいですよね。僕の勝手なイメージですけど、丸藤選手は団体を背負ってるわけじゃないですか。背負ってたらだいたいガツガツしてテメーの実力以上に俺が俺がっていうヤツが多いんですよ。でもそういうのがないから、不思議だなって感じはしますけどね。お互いに思うことかもしれないけど、組んだことがないタイプだから楽しんでできるのかもしれませんね」
――新鮮なんですね。
▼丸藤「新鮮ですね。だから不思議なモチベーションの上がり方ですね」
――矢野選手はノアの会場でも大歓迎を受けています。
▼丸藤「そうですね。お客さんも本当に楽しんでくれているし、いろんなものに期待していると思うし、俺もそれにうまく乗っからせてもらっている状態ですね」
――対鈴木軍では、常にノア側には悲壮感が漂っていた印象があります。それが矢野選手が入ったことによって、景色が変わったようなイメージがあります。
▼丸藤「完全にそうですね。相手は今回もK.E.S.、鈴木軍ですけど、そういう相手なのに矢野選手と組むことによってまったく違う風景が生まれる。去年は丸々1年嫌な空気というか、雰囲気のなかで、それでもなお会場に来てお客さんが応援してくれた。そうしたなかで、今こういうものが見られるというのは、お客さんも楽しんでくれてると思うし、それが期待に変わるんじゃないかなと思います」
――矢野選手をパートナーに指名した時は、ノアの選手ではないこともあっていろんな声があったと思います。
▼丸藤「いろんな声があるのは当たり前だし、結果オーライならいいんですよ」
――K.E.S.とは3度目の対戦となりますが、勝負のポイントはどんなところでしょうか?
▼丸藤「ずっと言ってるように、俺が耐えて耐えて耐えれば、そこに矢野さんが隙をみつけて、そこから活路を見いだせる。それが完全に私たちのスタイルだと思います」
――王者のK.E.S.は一度負けた相手に二度負けていません。そうしたデータ的には王者組有利と予想できます。
▼矢野「僕は一度勝ったからって自信があるわけでもないんです。変に自信をもっちゃうと足をすくわれる。彼らは絶対に自信を持ってるじゃないですか。だからその自信をあと何日間かでさらに増長させるかがポイントですよ」
――前哨戦で主導権を握るのではなく、相手に自信を持たせていくと。
▼矢野「はい。頭をでっかくしたしたほうが、足をすくった時に軽いんで」
▼丸藤「頭いいですね」
▼矢野「だから、僕がいつも“怖い、怖い"って言ってるのもウソかもしれないですしね」
――お話しを聞いていると、本心では自信がありそうですね。
▼矢野「自信…確信はあるかもしれないですね」
▼丸藤「これだけ毎日のようにアイツらとやってきて、最初のほうは体もきつかったんですけど、段々免疫というか、対応能力が身についてきたので、MAXの状態を大阪で出せるんじゃないかなって思っています」
――防衛を重ねれば重ねるほどチャンピオンは自信と力をつけると思います。王者のK.E.S.は1年ベルトを守ってきて何か変化は感じますか?
▼丸藤「成長過程、発展途上のチャンピオンではないから、常に上をキープしてるんだと思うんですけどね」
▼矢野「何度も言ってたけど10回防衛ってなかなかできないですよね」
▼丸藤「アイツら褒めてほしいんですかね(笑)」
▼矢野「僕らはベルトを獲って11回防衛するって言ってるわけではないですからね。獲るっていう話をしてるだけですから」
――タイトルマッチは目前ですが、ベルトを奪取した先に思い描くものはある?
▼丸藤「まず矢野さんの店で打ち上げですね」
▼矢野「そうですね(笑) 獲って11回連続防衛だとか、そんなくだらねえことは言いません」
▼丸藤「今までなかったような試合、ぶっちゃけ俺らもそれが何かはよくわかってないんですけど、今までなかったものを見せていけるようなタッグじゃないと組んだ意味がないと思うんです。さっき言ったように、10何回防衛しますとか言っても、それは今までのチャンピオンや挑戦者がずっと言ってきたことだと思うし、そういうのとは何か違うものを見せられる可能性を秘めているチームだと思います。でもまだ自分たちでもわかっていないんですけどね」
――まだこのコンビには先がありそうだなと感じている?
▼矢野「団体が違うからいいんですよ。同じ団体にいたら、中でしかうねりとかは起こらないんで。違うからこそ、いろんなところにその風がいっちゃうかもしれないし、いろんな可能性がありますよね」
▼丸藤「化学に限界はないんですよ」
――では、5・28大阪大会に向けて一言お願いします。
▼丸藤「来てくれるお客さんには、満足いく内容と結果、そして最高の気分にさせるという自信もあります。来ようかどうか迷っているお客さんは、迷ってることが後悔することだと思うので、会場にまず来ること。必ずいいものを見せます」
▼矢野「実験にはお金が必要なので、チケットを持っている人は一つランクの上のチケットを買って、今持っているチケットは誰かにあげなさい。来るか迷っている人は一番高いチケットを買うこと。実験にはお金が必要だし、僕らに栄養をくれないと実験にならないよってことですよ。しっかり投資してくれた人にはしっかり返しますから」
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