【NOAH/インタビュー企画】5・28大阪に向けて 拳王&大原はじめ編 2016/5/26 15:03
開催目前となったノア5・28大阪大会。直前企画としてGHCジュニアタッグ王座に挑む拳王&大原はじめ組のインタビューをお届けします。 【拳王&大原はじめ組インタビュー】 ――桃の青春とは今年3度目のタイトルマッチとなります。タイトル戦を直前に控えた今の気持ちを教えてください。 ▼大原「大阪の地でやるってことが、今回のメインのテーマになるんじゃないかなって思っています。やっぱり大阪という土地でやるってことは、彼らにとって出生地というかね、地元であり、プロレスのキャリアを積んだ歴史もあり、桃の青春の2人にとって特別な土地でやるってことに意味があると思っています。そういう土地で今、ノアジュニアの桃の青春とケンオーハラのどちらが強いかを示す、すごく意味のある試合になると思っています」 ▼拳王「今回でタイトルマッチは3度目になるけど、一度目は勝って二度目は負けて、次が本当の勝負になるんだなって思うし、今までアイツらとタイトルマッチをやって、勝敗を除いた部分でもすごい手応えを感じたので、三度目は勝敗もそうだし試合内容もそうだし、三度目の正直というものをアイツらの地元で見せてやりたいなって思います」 ――東京での2試合はケンオーハラのほうが支持が高かったと思いますが、今回は桃の青春の地元大阪ということで雰囲気が違うかもしれません。そのあたりはどう考えていますか? ▼大原「東京でやった過去2試合とは違った空気だと思うし、彼らの地元ということで彼らにどれぐらいの声援が集まるかというのも楽しみだし、空気感によってウチらも試合内容、スタンスを変える可能性もあるし、そういう意味でも楽しみですよ。前哨戦でなぜ僕が彼らの歴史を振り返るような技を繰り出したりしたのか、その意味がタイトルマッチにつながるんじゃないかなって思いますね」 ▼拳王「東京での試合とは雰囲気は違うだろうね。アイツらが生まれ育った場所、レスラーでデビューした土地でやるっていうのは、俺自身、人が嫌がるのを見るのが大好きなので、生まれたところ、レスラーとしてデビューしたところで、大きな恥をかかせてやりたいなって思ってます」 ――相手の地元ということはポジティブにとらえているんですね。 ▼拳王「地元だからアイツらの両親が見に来るかもしれないし、友達もたくさん来るのかもしれない。そういうところでアイツらに恥をかかせるのは最高じゃないですか」 ――4・5新宿大会でのタイトルマッチは30分を超える激闘となりました。振り返ってみて、あの試合はどんな試合だったと思いますか? ▼大原「新宿の時はウチらがメインだったので、メインのタイトルマッチに見合うような、お客さんが望むような試合を表現したいっていうのがあったから、すごく激しい試合になったしね。ただ、自分的に予想外だったのが、小峠があまりにもすごい総ウケっぷりで、あれだけ攻めても屈しなかったというのは、素直に評価するところかなと思いますね」 ▼拳王「前回、俺たちがタイトルを奪取して、俺たちの実力をわかった上で、そういう闘いできたかって思う試合だったよね。どういうことかっていうと、大原は受けるほうかもしれないけど、俺はガンガン攻めていってやろうってところで、小峠の粘り強さを感じたよね。そこで俺が一本取られたなってところがあって、そういう部分では次に生かせる、俺はもう同じことは絶対にやられないと感じた闘い。そう思ってるので、次の大阪ではそういうことがないように迎えたいなって思いますね」 ――お二人の話を聞いていると、あの試合の敗因は小峠選手を攻めきれなかったこと? ▼大原「そうだね」 ――攻めきれなかったのはなぜだったと分析していますか? ▼大原「チャンピオンとして迎えたタイトルマッチだったから、チャンピオンらしさという部分を示さないといけなかったなかで、俺が受けに回らなかったことじゃないかな(苦笑) 俺個人でいえば自分のリズムでは試合をしていなかったなと。そうなると100パーセントの大原はじめではなかったのかなって気がするよね」 ▼拳王「攻めきれなかった要因はあまりないかもしれないけど、あの時は小峠が少しばかり一枚上だったってことでしょう」 ――桃の青春というコンビには変化や進化は感じますか? ▼大原「やっぱり彼らの連係っていうのはひじょうに目を見張るものがあるし、他のチームにはない独特の熱さ、しつこさがありますよね。双方違うんですけどね。小峠の熱い感じのところと、原田の10年ぐらい前に負けたことを根に持って覚えているところとか、そういう執拗な部分っていうのを持ってますよね。だから独特なものを持っているチームですよ。一見、明るくて“ザ・ベビーフェイス"というか、イメージで言うとアイドルチックな2人なのかなと思いきや、フタを開けるとドロドロのものがあるような、そんなチームだなって感じがしますけどね」 ――闘うごとに試合への期待値は高まっています。3月、4月に続き3カ月連続のタイトルマッチになりますが、そのスパンで同じ相手とタイトルマッチをやることに関してはどんな意見をお持ちですか? ▼大原「いいと思いますよ。本来であれば東京、大阪だけに限らず、全国で見せていかないといけないぐらいだと思っているので。ウチらがそうやって見せて、いつまでもノアジュニアといえば丸藤だKENTAだっていうイメージを変えていかないといけないじゃないですか。そういう意味でもウチらが全国各地に熱い試合を届けるっていうのは大事だと思いますね」 ――むしろ何度組まれてもいい? ▼拳王「やるたびに俺たちは進化していってるなって思うからね。これまでの前哨戦でもそれを感じるし、次の大阪では前の新宿を超えないといけないと思いますし、その上で俺たちが勝たないと次に進めないと思っているので」 ――連敗はできない、勝たないと次に進めないという思いがありますか? ▼大原「連敗はきついよね」 ▼拳王「負けられないよね」 ――負けられないタイトルマッチへの秘策はありますか? ▼大原「前哨戦からやってるけど、大阪だったり、過去を意識したところは突いていきたいなって思いますね。あとはその時の空気を見ながらになりますけど」 ▼拳王「アイツらの師匠のスペル・デルフィンのマネを大原がやって、それに食いついてきたところで、アイツらは俺たちの手の中で踊らされてるってこと。さらにアイツらの気を逆なでした上で倒してやりたいなって思いますね」 ――そういう仕掛けは超危暴軍時代からですが、お二人の得意とするところですね。先手を打っていくという部分が、チャンピオンだった前回は少し違った? ▼大原「確かにチャンピオンと挑戦者という立場の違いはありますね。自分的に意識しているのは三度目ということで、過去の2回とは違ったものにしていかないといけないし、その時、その時でテーマというものがあると思います。そういったなかで今回自分がメインにおいているのが大阪ということ。そこを意識した前哨戦だったり、タイトルマッチをしていって、過去と違った色、テイストにもしていきたいなって思います」 ――キーワードは大阪。お二人は大阪への思い入れはあるんですか? ▼拳王「俺自身、大阪の街が大嫌いだから。あんなうさんくさい街はないと思ってるし。もともと人として上品でありたいなって思ってるなかで、大阪の街が一番俺には合わないところだと思ってるので、その場所でそこの出身のヤツらを倒して、大阪色を消してやりたいなって思います」 ――なるほど。ノアジュニアという部分でいえばシングル王座には熊野選手が初めて挑戦します。熊野選手のGHCジュニア初挑戦にはどんな意見をお持ちですか? まさしく大原選手が敗れた後に挑戦表明をしたわけですが。 ▼大原「顔じゃねえよって言われてたけど、この前勝ったので十分挑戦する権利はあると思うし、年齢が若いって見られがちですけど、自分の経験でいえば、自分も21歳とか若くしてやらせてもらっていたという経験が生きているので、チャンスがあるならそういう声は気にせずにやっていくべきだと思いますね」 ▼拳王「俺は金丸の『顔じゃない』って発言はその通りだと思うし、タイトルにチャレンジしたところでアイツが勝てるわけないと思うし。そう思ってる客も大半だと思うので、そこでアイツがどう動くか。俺的な楽しみは金丸が何分で熊野を倒すかってことかな」 ――その先にはシングル王座を狙う気持ちもある? ▼拳王「狙ってない時期はまったくないからいつでもチャレンジするつもりはあるし。その前にタッグタイトルを獲って二冠王になったら面白いと思うので」 ――当日は3・19同様、4大GHCタイトルマッチが組まれていますが、序列的にジュニアタッグは他のタイトル戦より先に試合をすることになります。 ▼大原「その序列をどう見るかっていうのは人それぞれなんで別にいいんですけど、結果ですよね。最後にあの試合が一番面白かったよねって評価がもらえれば僕はそれでいいと思うし。僕は料理をやっていたので、コース料理でいきなりステーキはでないし。前菜から出てスープが出てってあるから、そういうなかで終わった後にあれが一番おいしかったよねって言われればいいのかなって感じですね。試合順にはこだわらないけど、内容にはこだわるということです」 ▼拳王「後楽園でやったタイトルマッチも新宿でやったタイトルマッチも、勝敗をのけた部分では満足しているので、次の大阪はそれ以上の試合内容を求められると思うし、それに応えられるのが、俺たちケンオーハラだし、向こうもそう思ってると思うので。過去2回は東京でやって今回は大阪。客の雰囲気も違うと思うので、そういう空気も見にくるクソ野郎どもは楽しんでほしいね。そして最後、全部の試合を見た上で、何が面白かったか? 俺たちの試合だろって言いたいですね」 ――まだまだ上にいける? ▼大原「そうですね。自分はこの前、シングルで負けてますけど、そこをやってまだまだ伸びしろはあるなって思って。そこからまたイチから這い上がって、タッグのベルトを獲って、拳王が言ったように二冠を狙っていきたいですね」 ――では最後に5・28大阪大会に向けて一言お願いします。 ▼大原「関西に住んでる人たちに言いたいのは、東京でやってきたケンオーハラと桃の青春っていうのが、どんな試合をするのかっていうのをぜひ生で見てもらって、それで判断してほしいなって思います。ノアだけにとどまらず、日本、世界、今のプロレス界のジュニアでこんなすごい試合ができる4人がいるんだっていうのを、ぜひ会場で感じてほしいなって思います」 ▼拳王「昔はノアを見てたけど、今は全然見てないってヤツもたくさんいると思うし、昔の丸藤とかKENTAの時代はもう終わって、今のノアは俺たちや原田、小峠の時代なんで、まずライブで試合を見てそれを感じろって。来たら絶対後悔しない試合を見せてやるから。新しいノアの風景を見てもらいたいなって思うし。最終的にタイトルマッチが終わってベルトを持ってるのは俺たちだから。桃の青春の2人は、生まれた土地、デビューした場所で、“よっしゃ、終わりー"で終わらせてやりたいなって思います」
開催目前となったノア5・28大阪大会。直前企画としてGHCジュニアタッグ王座に挑む拳王&大原はじめ組のインタビューをお届けします。
【拳王&大原はじめ組インタビュー】
――桃の青春とは今年3度目のタイトルマッチとなります。タイトル戦を直前に控えた今の気持ちを教えてください。
▼大原「大阪の地でやるってことが、今回のメインのテーマになるんじゃないかなって思っています。やっぱり大阪という土地でやるってことは、彼らにとって出生地というかね、地元であり、プロレスのキャリアを積んだ歴史もあり、桃の青春の2人にとって特別な土地でやるってことに意味があると思っています。そういう土地で今、ノアジュニアの桃の青春とケンオーハラのどちらが強いかを示す、すごく意味のある試合になると思っています」
▼拳王「今回でタイトルマッチは3度目になるけど、一度目は勝って二度目は負けて、次が本当の勝負になるんだなって思うし、今までアイツらとタイトルマッチをやって、勝敗を除いた部分でもすごい手応えを感じたので、三度目は勝敗もそうだし試合内容もそうだし、三度目の正直というものをアイツらの地元で見せてやりたいなって思います」
――東京での2試合はケンオーハラのほうが支持が高かったと思いますが、今回は桃の青春の地元大阪ということで雰囲気が違うかもしれません。そのあたりはどう考えていますか?
▼大原「東京でやった過去2試合とは違った空気だと思うし、彼らの地元ということで彼らにどれぐらいの声援が集まるかというのも楽しみだし、空気感によってウチらも試合内容、スタンスを変える可能性もあるし、そういう意味でも楽しみですよ。前哨戦でなぜ僕が彼らの歴史を振り返るような技を繰り出したりしたのか、その意味がタイトルマッチにつながるんじゃないかなって思いますね」
▼拳王「東京での試合とは雰囲気は違うだろうね。アイツらが生まれ育った場所、レスラーでデビューした土地でやるっていうのは、俺自身、人が嫌がるのを見るのが大好きなので、生まれたところ、レスラーとしてデビューしたところで、大きな恥をかかせてやりたいなって思ってます」
――相手の地元ということはポジティブにとらえているんですね。
▼拳王「地元だからアイツらの両親が見に来るかもしれないし、友達もたくさん来るのかもしれない。そういうところでアイツらに恥をかかせるのは最高じゃないですか」
――4・5新宿大会でのタイトルマッチは30分を超える激闘となりました。振り返ってみて、あの試合はどんな試合だったと思いますか?
▼大原「新宿の時はウチらがメインだったので、メインのタイトルマッチに見合うような、お客さんが望むような試合を表現したいっていうのがあったから、すごく激しい試合になったしね。ただ、自分的に予想外だったのが、小峠があまりにもすごい総ウケっぷりで、あれだけ攻めても屈しなかったというのは、素直に評価するところかなと思いますね」
▼拳王「前回、俺たちがタイトルを奪取して、俺たちの実力をわかった上で、そういう闘いできたかって思う試合だったよね。どういうことかっていうと、大原は受けるほうかもしれないけど、俺はガンガン攻めていってやろうってところで、小峠の粘り強さを感じたよね。そこで俺が一本取られたなってところがあって、そういう部分では次に生かせる、俺はもう同じことは絶対にやられないと感じた闘い。そう思ってるので、次の大阪ではそういうことがないように迎えたいなって思いますね」
――お二人の話を聞いていると、あの試合の敗因は小峠選手を攻めきれなかったこと?
▼大原「そうだね」
――攻めきれなかったのはなぜだったと分析していますか?
▼大原「チャンピオンとして迎えたタイトルマッチだったから、チャンピオンらしさという部分を示さないといけなかったなかで、俺が受けに回らなかったことじゃないかな(苦笑) 俺個人でいえば自分のリズムでは試合をしていなかったなと。そうなると100パーセントの大原はじめではなかったのかなって気がするよね」
▼拳王「攻めきれなかった要因はあまりないかもしれないけど、あの時は小峠が少しばかり一枚上だったってことでしょう」
――桃の青春というコンビには変化や進化は感じますか?
▼大原「やっぱり彼らの連係っていうのはひじょうに目を見張るものがあるし、他のチームにはない独特の熱さ、しつこさがありますよね。双方違うんですけどね。小峠の熱い感じのところと、原田の10年ぐらい前に負けたことを根に持って覚えているところとか、そういう執拗な部分っていうのを持ってますよね。だから独特なものを持っているチームですよ。一見、明るくて“ザ・ベビーフェイス"というか、イメージで言うとアイドルチックな2人なのかなと思いきや、フタを開けるとドロドロのものがあるような、そんなチームだなって感じがしますけどね」
――闘うごとに試合への期待値は高まっています。3月、4月に続き3カ月連続のタイトルマッチになりますが、そのスパンで同じ相手とタイトルマッチをやることに関してはどんな意見をお持ちですか?
▼大原「いいと思いますよ。本来であれば東京、大阪だけに限らず、全国で見せていかないといけないぐらいだと思っているので。ウチらがそうやって見せて、いつまでもノアジュニアといえば丸藤だKENTAだっていうイメージを変えていかないといけないじゃないですか。そういう意味でもウチらが全国各地に熱い試合を届けるっていうのは大事だと思いますね」
――むしろ何度組まれてもいい?
▼拳王「やるたびに俺たちは進化していってるなって思うからね。これまでの前哨戦でもそれを感じるし、次の大阪では前の新宿を超えないといけないと思いますし、その上で俺たちが勝たないと次に進めないと思っているので」
――連敗はできない、勝たないと次に進めないという思いがありますか?
▼大原「連敗はきついよね」
▼拳王「負けられないよね」
――負けられないタイトルマッチへの秘策はありますか?
▼大原「前哨戦からやってるけど、大阪だったり、過去を意識したところは突いていきたいなって思いますね。あとはその時の空気を見ながらになりますけど」
▼拳王「アイツらの師匠のスペル・デルフィンのマネを大原がやって、それに食いついてきたところで、アイツらは俺たちの手の中で踊らされてるってこと。さらにアイツらの気を逆なでした上で倒してやりたいなって思いますね」
――そういう仕掛けは超危暴軍時代からですが、お二人の得意とするところですね。先手を打っていくという部分が、チャンピオンだった前回は少し違った?
▼大原「確かにチャンピオンと挑戦者という立場の違いはありますね。自分的に意識しているのは三度目ということで、過去の2回とは違ったものにしていかないといけないし、その時、その時でテーマというものがあると思います。そういったなかで今回自分がメインにおいているのが大阪ということ。そこを意識した前哨戦だったり、タイトルマッチをしていって、過去と違った色、テイストにもしていきたいなって思います」
――キーワードは大阪。お二人は大阪への思い入れはあるんですか?
▼拳王「俺自身、大阪の街が大嫌いだから。あんなうさんくさい街はないと思ってるし。もともと人として上品でありたいなって思ってるなかで、大阪の街が一番俺には合わないところだと思ってるので、その場所でそこの出身のヤツらを倒して、大阪色を消してやりたいなって思います」
――なるほど。ノアジュニアという部分でいえばシングル王座には熊野選手が初めて挑戦します。熊野選手のGHCジュニア初挑戦にはどんな意見をお持ちですか? まさしく大原選手が敗れた後に挑戦表明をしたわけですが。
▼大原「顔じゃねえよって言われてたけど、この前勝ったので十分挑戦する権利はあると思うし、年齢が若いって見られがちですけど、自分の経験でいえば、自分も21歳とか若くしてやらせてもらっていたという経験が生きているので、チャンスがあるならそういう声は気にせずにやっていくべきだと思いますね」
▼拳王「俺は金丸の『顔じゃない』って発言はその通りだと思うし、タイトルにチャレンジしたところでアイツが勝てるわけないと思うし。そう思ってる客も大半だと思うので、そこでアイツがどう動くか。俺的な楽しみは金丸が何分で熊野を倒すかってことかな」
――その先にはシングル王座を狙う気持ちもある?
▼拳王「狙ってない時期はまったくないからいつでもチャレンジするつもりはあるし。その前にタッグタイトルを獲って二冠王になったら面白いと思うので」
――当日は3・19同様、4大GHCタイトルマッチが組まれていますが、序列的にジュニアタッグは他のタイトル戦より先に試合をすることになります。
▼大原「その序列をどう見るかっていうのは人それぞれなんで別にいいんですけど、結果ですよね。最後にあの試合が一番面白かったよねって評価がもらえれば僕はそれでいいと思うし。僕は料理をやっていたので、コース料理でいきなりステーキはでないし。前菜から出てスープが出てってあるから、そういうなかで終わった後にあれが一番おいしかったよねって言われればいいのかなって感じですね。試合順にはこだわらないけど、内容にはこだわるということです」
▼拳王「後楽園でやったタイトルマッチも新宿でやったタイトルマッチも、勝敗をのけた部分では満足しているので、次の大阪はそれ以上の試合内容を求められると思うし、それに応えられるのが、俺たちケンオーハラだし、向こうもそう思ってると思うので。過去2回は東京でやって今回は大阪。客の雰囲気も違うと思うので、そういう空気も見にくるクソ野郎どもは楽しんでほしいね。そして最後、全部の試合を見た上で、何が面白かったか? 俺たちの試合だろって言いたいですね」
――まだまだ上にいける?
▼大原「そうですね。自分はこの前、シングルで負けてますけど、そこをやってまだまだ伸びしろはあるなって思って。そこからまたイチから這い上がって、タッグのベルトを獲って、拳王が言ったように二冠を狙っていきたいですね」
――では最後に5・28大阪大会に向けて一言お願いします。
▼大原「関西に住んでる人たちに言いたいのは、東京でやってきたケンオーハラと桃の青春っていうのが、どんな試合をするのかっていうのをぜひ生で見てもらって、それで判断してほしいなって思います。ノアだけにとどまらず、日本、世界、今のプロレス界のジュニアでこんなすごい試合ができる4人がいるんだっていうのを、ぜひ会場で感じてほしいなって思います」
▼拳王「昔はノアを見てたけど、今は全然見てないってヤツもたくさんいると思うし、昔の丸藤とかKENTAの時代はもう終わって、今のノアは俺たちや原田、小峠の時代なんで、まずライブで試合を見てそれを感じろって。来たら絶対後悔しない試合を見せてやるから。新しいノアの風景を見てもらいたいなって思うし。最終的にタイトルマッチが終わってベルトを持ってるのは俺たちだから。桃の青春の2人は、生まれた土地、デビューした場所で、“よっしゃ、終わりー"で終わらせてやりたいなって思います」
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