7/7【DDT】EruptionがKO-D6人タッグ前哨戦でハリマオに一矢 岡谷が石田撃破で通告「今日でお前の運は使い果たした」
『DDT七夕スペシャル2023 in SHINJUKU』が7日、東京・新宿FACEで行われ、7・23両国大会でのKO-D6人タッグ戦へ向けた前哨戦でEruptionが王者・ハリマオに一矢。石田有輝を破った岡谷英樹は「今日でどすこい、お前の運は使い果たした」と断言してみせた。
坂口征夫&赤井沙希&岡谷のEruptionトリオは両国大会で“ハリマオ”樋口和貞&中津良太&石田の持つKO-D6人タッグ王座に挑戦する。ここまでの前哨戦では6・25後楽園で坂口が石田にまさかの敗戦。7・1横浜大会では赤井が石田に敗れ、劣勢続きだった。
この日、大会オープニングで同王座戦へ向けた公開調印式が行われた。坂口は「11月に赤井が卒業するまで俺らには時間がない。これを逃すと、6人のベルトに挑戦すること自体なくなる」と危機感を隠さず。「DDTの6人タッグのベルト、一番巻いてるのは俺だから。今回は何がなんでも俺ら3人がベルト獲る」と不退転の覚悟を示した。
岡谷は「俺が一番欲しいタイトルが6人タッグ。そのベルトを俺より先に石田が巻いたのが悔しくて。前哨戦で坂口さんも、赤井さんもあいつにいかれて。石田有輝を叩き潰したい。楽しみにしとけ」と石田への対抗意識をむき出し。そして11月に引退を控える赤井は「自分のプロレス人生において、この6人タッグのベルトは思い入れ深いもので。後楽園で坂口さんが、横浜では自分がいかれてしまって、前哨戦として最悪のスタート」と振り返りつつ、「選手としてはもちろん悔しいけど、怖さは感じてなくて。自分にとって怖い人は後がなかったり、覚悟を決めた人。自分がまさにその状態にあるので、怖さは全く感じてないし、今のEruptionは過去の中でも一番いい」と不安を一掃してみせた。
そしてEruptionトリオはイルシオンと組んだ樋口&石田との前哨戦に登場。この日も石田が相撲殺法全開で攻め込んだが、岡谷がトップロープからのダイビングネックブリーカー、ラリアット、ノーザンライト・スープレックスホールドの猛攻で応戦した。それでも石田は岡谷をどすこい固めで丸め込んだが、坂口と赤井のカットが間に合って3カウントは奪えず。石田の突っ張りが空を切ると、赤井のハイキックでアシストを受けた岡谷がランニングエルボーバットを叩き込んで3カウントを奪取した。
Eruptionが前哨戦でようやくハリマオに一矢報いた。バックステージで坂口が「お前ら、両国で焼き鳥でも食ってろ。俺らがどすこいしてやる。(石田と)青森でやるから、2度と俺の前に立てなくしてやる」と石田との前哨戦を見据えて通告すれば、岡谷は「今日でどすこい、お前(石田)の運は使い果たした。両国と言わず、もう何もできない」と断言し、タイトルマッチへ向けて気勢を上げていた。
