1/3【DDT】勝俣が8ヵ月ぶり復帰 1・28後楽園でEXTREME王者・平田に挑戦
『D王 GRAND PRIX 2023 the FINAL』が3日、東京・後楽園ホールで行われ、勝俣瞬馬が8ヵ月ぶりに復帰。1・28後楽園大会でのDDT EXTREME王座挑戦も決まった。
昨年5・21後楽園大会で勝俣は岡谷英樹とのEXTREME王座戦で勝利したものの、右足首の距骨を骨折し、長期欠場。勝俣が返上した同王座はMAO、ヨシヒコとの3WAYマッチによる王座決定戦を制した平田が新王者に。平田は新たな王者像を確立し、防衛を続けてきた。
この日、勝俣は弟分・小嶋斗偉とのThe37KAMIINAコンビで坂口征夫と組んだ岡谷と対戦した。開始早々、勝俣はトップロープ越えトペ・コンヒーロを敢行。その後、坂口にミサイルキック、ととのえスプラッシュを決めるなど、ブランクを感じさせない動きを見せた。呼応するように小嶋も岡谷にフランケンシュタイナー、コジマワンダーランド、フルネルソンバスターと猛攻。最後は変型フェースバスターを決めて3カウントを奪った。
パートナーの奮闘で復帰戦を白星で飾った勝俣は「完全復活だ。俺がいなくても、小嶋斗偉がいて、上野勇希がいて、みんなでThe37KAMIINA。次は俺だ。みんなに恩返しする」と元気いっぱいに宣言した。小嶋は1・14鶴見大会で大仁田厚と組んで坂口&岡谷の持つアジアタッグ王座への挑戦へ向けて弾み。「Eruption、散々ナメてたな。俺と大仁田さんで大爆破して、アジアのベルト獲ってやる」と予告してみせた。
そして、勝俣は続く第4試合(HARASHIMA&大鷲透&平田vs高木三四郎&彰人&アントーニオ本多)で平田が奇跡を呼ぶ一発逆転首固めで本多に勝利した試合後に現れ、「平田さんのチャンピオン像、僕がなりたかったチャンピオン像をしているので、挑戦したいです」とアピール。平田も「勝俣が復帰したら、流れで防衛戦やりたいと思っていた」と受諾し、1・28後楽園大会での同王座戦が決定した。
【勝俣の話】「100倍のスピードでいかなきゃいけないということで、挑戦表明しました。僕が欠場して、すぐ平田選手がEXTREME獲って、素晴らしい試合を見させていただきました。正直悔しかったです。僕が求めていたEXTREMEのチャンピオン像。今挑戦しないで、いつやるのということで。(ルールは)平田さんに有利なルールで勝たないと意味がない。平田さんと血を流そうなんて思ってない」
【平田の話】「勝俣が欠場して、ベルトを獲らせていただいいたので、復帰したら最多防衛を目指すなかでやれたらいいなと思ってましたから。(自分に有利なルールを?)自分に有利はもちろんなんですけど、めちゃめちゃ有利ってこともないかもしれないですし、ゴリゴリに有利かもしれない。流れに任せて考えたい」
