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　『AEW:レボリューション』が現地時間9日、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、スターダムの渡辺桃がTBS王者メルセデス・モネに挑戦したものの惜しくも敗れた。

　桃は新日本1・5東京ドーム大会における「International Women's Cup」でウィロー・ナイチンゲール、アティーナ、ペルセフォネとの4WAY戦に勝利。スターダム、AEW、ROH、CMLLの4団体のいずれかの王座への挑戦権を獲得した。

　桃が選んだのはモネが保持するTBS王座。昨年の新日本8・30ワシントンDC大会ではSTRONG女子王座戦でモネの軍門に下っており、7ヵ月ぶりの雪辱戦となった。前日のコリジョンに登場した桃はセリーナ・ディーブに快勝して弾み。試合後、目の前に現れたモネをハイキック、メテオラでKOした。

　迎えた王座戦。桃は腕攻めを展開し、エプロンでのBドライバーを狙ったが、サンセットフリップパワーボムで切り返され、場外に叩き落とされた。それでもコーナーに逆さ吊りにしてミドルキックを連打し、モネがメテオラで反撃しても、エプロンに追いやってのメテオラで応戦した。

　モネがクロスフェースで捕らえても、桃はチキンウイングフェースロックで切り返す。パワーボムで反撃されても、コーナーに上がったモネをハイキックで止め、雪崩式裏投げで叩き落とす。すかｓず顔面蹴りをぶち込み、ピーチサンライズでたたみかけたが、3カウントは奪えず。モネメーカーで叩きつけられると、最後はステートメントで絞め上げられてギブアップした。

　モネがTBS王座防衛に成功。肉薄したものの桃のAEWベルト戴冠はならなかった。