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10/22【全日本】三冠戦「ジョーvsヨシタツ」世界ジュニア戦「TAJIRIvs中島」、アジアタッグ戦が正式決定、神崎デビュー戦は中止に 11月4大会カード発表

 全日本は22日、11・3千葉、11・5名古屋、11・9後楽園、11・19札幌・真駒内各大会の全カードを発表。後楽園大会では三冠ヘビー級選手権試合「ジョー・ドーリングvsヨシタツ」が正式に決まった。

 11・5名古屋大会では世界ジュニアヘビー級選手権試合「TAJIRIvs中島洋平」、11・3千葉大会ではアジアタッグ選手権試合「野村直矢&青柳優馬vsキム・ナンソク&Dr.MONZ Jr.」が決定。11・19札幌・真駒内大会の「西村修vs丸山敦」が!BANG!TV世界ヘビー級&NKPWA世界ヘビー級ダブル選手権試合に決まった。また、岡林裕二の欠場に伴い、10・31新木場大会には橋本大地が出場する。

 神崎ユウキが急性硬膜下血腫と診断され、11・19札幌真駒内大会で予定されていたデビュー戦は中止となった。神崎は今月9日、全日本道場での練習中に頭痛と吐き気を訴え、翌10日に岡田佑介と練習試合を行っている際にも同様の症状が起きた。11日に病院で検査を受けたところ、急性硬膜下血腫と診断された。

 ドクターストップがかかったため神崎はデビュー戦だけでなく、プロレスラーの道もあきらめざるを得なくなった。本人は涙ながらに継続を訴えたというが、秋山は社長として「命が一番大切なので、それはあきらめた方がいい」と断念するよう諭した。現在、神崎は両親と今後について相談するべく北海道・札幌市の実家に帰郷しているという。プロレスラーとしての夢は断たれたが、秋山社長は「全日本で神崎が何かやりたいと言うなら、いつでも帰ってきて、一緒に頑張ってくれてもいい」と全日本のスタッフとして受け入れる用意があることを話した。詳細は以下の通り。

☆10/31(火)東京・新木場 1stRING『BS11 presents GROWIN' UP vol.8』19:00開始

▼6人タッグマッチ
KAI
ヨシタツ
TAJIRI
vs
阿部史典
中島洋平
秋山準

▼女子プロレス
沙紀
万喜なつみ
vs
野崎渚
安納サオリ

▼シングルマッチ
征矢学
vs
大森隆男

▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY直前4WAYタッグマッチ
佐藤恵一
鈴木鼓太郎
vs
丸山敦
竹田誠志
vs
岡田佑介
岩本煌史
vs
佐藤光留
青木篤志

▼タッグマッチ
伊藤貴則
河野真幸
vs
石川修司
諏訪魔

▼6人タッグマッチ
野村卓矢
橋本大地
関本大介
vs
青柳優馬
野村直矢
宮原健斗


☆11/3(金・祝)千葉・Blue Field『2017 STARTING OVER〜Jr. TAG BATTLE OF GLORY〜開幕戦〜千葉EXTRA DREAM 18〜』12:00開始

▼6人タッグマッチ
後藤恵介
石切
崔領二
vs
阿部史典
梶トマト
ゼウス

▼アジアタッグ選手権試合
[挑戦者組]
Dr.MONZ Jr.
キム・ナンソク
(1/60)
青柳優馬
野村直矢
[第103代王者組]
※野村&青柳3度目の防衛戦

▼女子プロレス
ブス・モンゴル
vs
安納サオリ

▼6人タッグマッチ
ダイナソー拓真
吉野コータロー
TAJIRI
vs
中島洋平
大森隆男
秋山準

▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦
佐藤恵一
鈴木鼓太郎
(1/20)
岡田佑介
岩本煌史

▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦
ブラック・スパイダーVII
ブラック・タイガーVII
(1/20)
佐藤光留
青木篤志

▼8人タッグマッチ
松本崇寿
KAI
ヨシタツ
宮原健斗
vs
丸山敦
竹田誠志
石川修司
諏訪魔


☆11/5(日)愛知・名古屋国際会議場『2017 STARTING OVER〜Jr. TAG BATTLE OF GLORY〜』17:00開始

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合
[挑戦者]
中島洋平
(1/60)
TAJIRI
[第46代王者]
※TAJIRI初防衛戦

▼6人タッグマッチ
影山道雄
松本崇寿
ロッキー川村
vs
小仲=ペールワン
KAI
青柳優馬

▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦
佐藤恵一
鈴木鼓太郎
(1/20)
丸山敦
竹田誠志

▼「Jr.TAG BATTLE OF GLORY」公式戦
岡田佑介
岩本煌史
(1/20)
佐藤光留
青木篤志

▼シングルマッチ
野村直矢
vs
ゼウス

▼タッグマッチ
石切
崔領二
vs
石川修司
諏訪魔

▼シングルマッチ
ヨシタツ
vs
秋山準

▼シングルマッチ
大森隆男
vs
宮原健斗


☆11/9(木)東京・後楽園ホール『2017 STARTING OVER〜Jr. TAG BATTLE OF GLORY〜』最終戦 18:30開始

▼タッグマッチ
佐藤恵一
鈴木鼓太郎
vs
西村修
渕正信

▼The Road to 2017世界最強タッグ決定リーグ戦〜Dream with You〜
崔領二
ゼウス
大森隆男
宮原健斗
秋山準
vs
KAI
TAJIRI
征矢学
石川修司
諏訪魔

▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」大日本プロレス代表チーム決定戦
神谷英慶
橋本大地
vs
野村卓矢
関本大介

▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ヨシタツ
(1/60)
ジョー・ドーリング
[第59代王者]
※ジョー初防衛戦

▼8人タッグマッチ
佐藤嗣崇
アンディ・ウー
土肥孝司
黒潮“イケメン"二郎
vs
阿部史典
中島洋平
青柳優馬
野村直矢

▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦
ブラック・スパイダーVII
ブラック・タイガーVII
(1/20)
岡田佑介
岩本煌史

▼Jr.TAG BATTLE OF GLORY公式戦
丸山敦
竹田誠志
(1/20)
佐藤光留
青木篤志


☆11/19(日)北海道・真駒内セキスイハイム アイスアリーナ(札幌)『2017世界最強タッグ決定リーグ戦〜旗揚げ45周年記念シリーズ〜』開幕戦 13:30開場、15:00開始

▼タッグマッチ
佐藤恵一
佐藤光留
vs
岡田佑介
青木篤志

▼!BANG!TV世界ヘビー級&NKPWA世界ヘビー級ダブル選手権試合
[挑戦者]
丸山敦
vs
西村修
[王者]
※第5代!BANG!TV王者・西村5度目の防衛戦、第3代NKPWA王者・西村初防衛戦

▼タッグマッチ
タナカ岩石
斗猛矢
vs
中島洋平
岩本煌史

▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦
将火怒
崔領二
(1/30)
青柳優馬
野村直矢

▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦
ボディガー
ゼウス
(1/30)
大森隆男
秋山準

▼「2017世界最強タッグ決定リーグ戦」公式戦
太陽ケア
ジョー・ドーリング
(1/30)
石川修司
諏訪魔

▼スペシャルシングルマッチ
ヨシタツ
vs
KAI

▼8人タッグマッチ
ダルトン・デリック
ブラック・タイガーVII
TAJIRI
関本大介
vs
ウルティモ・ドラゴン
ドリー・ファンク・ジュニア
武藤敬司
宮原健斗


【会見の模様】
▼秋山「11月19日に(神崎の)デビューをこの前の後楽園大会で発表されていただいたんですけど、練習中に本人から頭が痛いとか、吐き気がするというのを10月9日に訴えがありまして、その10月9日は本人が思っていただけで、次の日の10日に岡田と練習試合をしている時に同じような症状になってという報告を受けまして、10月11日、松本大会だったんですけど、その時は巡業にも同行させず検査に行かせたんですけど、検査結果が急性硬膜下血腫ということで。本来なら外部から衝撃を与えられたり、たとえば受け身で頭から落ちた時に生じるケガというか出血らしいんですけども、神崎本人に聞いたところ頭を打った覚えがないということで。いろいろあいつと話をするうちに、以前、全日本じゃなく前(所属した団体)の時に試合していて頭を打って同じような症状で気分が悪くなって吐き気がしてというのがあったらしくて、その時はその試合から次の試合まで2ヶ月ぐらい空いたらしいんで、たぶんそのうちに血も引いて、たまたま幸運にもよくなったと。今回、同じような状況になったので、先生と相談して『コンタクトスポーツをやめた方がいい』という判断をもらいましたので、本人と相談して今回のデビュー、プロレス、本人は泣いてやりたいと言ってましたけど、命が一番大切なので、それはあきらめた方がいいという話をしまして、今回のデビューというのもなくなりました。本人にはかわいそうなんですけど、プロレスというのは頭に衝撃がくる、受け身を取っただけで頭に衝撃がくるスポーツなのでやめた方がいいという話をしました。親御さんとそういう相談をしてきなさいということで、本人は今、実家のある北海道に帰ってます。残念ではありますけど、神崎のデビュー戦は中止ということにさせていただきました。神崎のデビューを楽しみにしてくれていた彼のファンの人もいるだろうし、友人も知人もいるでしょう。その人たちに申し訳ないですけど、こういう事情なので、ご了承いただきたいと思います」

――神崎と全日本のかかわりはなくなる?

▼秋山「本人にはプロレスはダメでも自分がやりたいのであれば会社に残ってという話をしてますけど、本人も夢を抱いて全日本にきた彼ですから、お医者さんからできないと言われて本人も『ショックで今考えられないんで、一回帰って親とも相談させてください』ということなので、今、北海道に帰ってゆっくり考えてると思います。全日本でダメだからっていって他でデビューしたら絶対ダメだよって。また同じ結果になると思うんで。本当に命が一番大切なので、それをしっかり考えて。全日本で神崎が何かやりたいと言うなら、いつでも帰ってきて、一緒に頑張ってくれてもいいと思います」