【AEW】オカダがブロディに大苦戦もコンチネンタル王座死守 2025/3/10

 『AEW:レボリューション』が現地時間9日、カリフォルニア州ロサンゼルスで行われ、オカダ・カズチカが苦戦の末にブロディ・キングを退け、AEWコンチネンタル王座防衛を果たした。

 オカダは2・16オーストラリア大会でバディ・マシューズを破ってコンチネンタル王座防衛に成功。今月1日のコリジョンでブロディを襲撃し、この日の王座戦が決まった。

 ブロディの猛攻にオカダは苦戦。逆水平を連発されて守勢に回り、場外DDTで反撃しても、コーナーに上がったところを雪崩式ブレーンバスターで叩き落とされて動きが止まった。ラリアット連打、トペスイシーダと攻勢を許し、場外のイスに座らされて全力疾走式フライングボディアタックを食らった。

 それでもオカダはパワーボム狙いをリバースネックブリーカーで切り返すと、ダイビングエルボードロップを投下した。続くレインメーカーは不発に終わり、ブロディがコーナーへのデスバレーボム、キャノンボールで反撃したが、エプロンでのパイルドライバーはオカダがリバース。正面飛びドロップキックでブロディをバリケードに激突させた。

 ここでオカダはイスをリングに投入。レフェリーに取り上げられたが、そのスキにベルトでブロディの顔面を殴打した。3カウント寸前に返して粘るブロディはレインメーカー狙いをラリアットで阻止したが、オカダはカウンターのドロップキックを発射。すかさずレインメーカーを叩き込んで3カウントを奪った。

 ブロディの巨体とパワー殺法に苦しめられたオカダだったが、コンチネンタル王座を死守。ベルトを抱きかかえながら不敵な笑みを浮かべて勝利の花道を下がった。