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10/23【全日本】岡林欠場で「関本&卓矢vs大地&神谷」で出場チーム決定戦 『2017世界最強タッグ決定リーグ戦』公式戦日程が決定

 全日本は23日、『2017世界最強タッグ決定リーグ戦』の公式戦日程を発表。岡林裕二の右肩負傷による欠場に伴い、11・9後楽園大会で「関本大介&野村卓矢vs橋本大地&神谷英慶」の出場チーム決定戦が行われることになった。

 10チームによる総当たり戦が全15大会で争われる今年の暮れの祭典。当初、関本との元世界タッグ王者コンビで出場予定だった岡林が右肩負傷によって欠場。10・21横浜文体で卓矢が関本のパートナーに名乗りを挙げ、「ストロングの人間が出るべき」と主張。これに最侠タッグリーグ覇者の大神が「大日本の代表チームが出るべき」と待ったをかけ、両チームによる出場者決定戦が行われることになった。

 この日、両チームが揃っての発表会見が行われた。急きょパートナー変更となった関本だが、名乗りを上げてきた卓矢の心意気を買っている。二人は12歳の年齢差があるものの、酉年の年男。「最強タッグは酉年を締めくくる大一番でしょ。今年はね、酉年がくるよ」と言い切った関本は、酉年にちなんでチーム名を「チームチキン」と命名。即座に「あかんやんけ!」と自ら突っ込み、大神にも苦笑されたが、最終的に卓矢が「チーム火の鳥」と命名し、「フェニックスのように羽ばたきます、私たちは。俺は36で、ノムチャンは24.俺は気持ちはリアルに24だから。闘志は24だから。常に前に前に。死ぬ時は前のめり。その精神でいきたい」と宣言。卓矢も「自分の色を出して、自分のやりたいプロレスをやって試合に勝ちにいきたい」と意気込んだ。

 一方、待ったをかけた大地&神谷の大神は大日本の最侠タッグリーグに優勝したばかりで勢いに乗っている。「大日本プロレス内のタッグでは今たぶん一番実力がある」と豪語した神谷は、「当日は勢いだけじゃなく、実力も示したい」と宣言。大地は「ここからどんどん大神が上昇していかなきゃいけない時だから。このチャンスを活かしたい」とタッグリーグ2大会制覇でさらなる追い風を吹かせるつもり。「全日本のリングで大日本を見せれる。そこは逆にチャンスだと思ってる」と大日勢同士で争う最強タッグ出場チーム決定戦でストロングBJの戦いを見せつける構えもみせていた。


☆『2017世界最強タッグ決定リーグ戦』

[出場チーム]
・秋山準&大森隆男組(現・世界タッグ王者)
・宮原健斗&ヨシタツ組
諏訪魔&石川修司組
・ゼウス&ボディガー組
・野村直矢&青柳優馬組(現・アジアタッグ王者組)
・11・9後楽園「関本大介&野村卓矢vs橋本大地&神谷英慶」の勝者チーム
・TAJIRI&KAI組
・崔領二&将火怒組
・征矢学&ブラック・タイガーVII組
・ジョー・ドーリング&太陽ケア組

[試合形式及び、得点方法]
・2017世界最強タッグ決定リーグ戦は、参加全10チームが11月19日北海道・真駒内大会〜12月12日後楽園大会までの総当りリーグ戦。全45戦で得点を争い、最多得点チームが優勝となる。同点チームが多数の場合は、12月12日後楽園大会にて優勝決定戦を行う
・公式リーグ戦は全て、PWFルールによるタッグマッチ30分1本勝負
・勝ち=2点、負け=0点、時間切れ引分け=1点 両軍反則・両軍リングアウト・無効試合=0点

[公式戦日程]
▼11/19(日)札幌・真駒内
諏訪魔&石川vsジョー&ケア
秋山&大森vsゼウス&ボディガー
野村&青柳vs崔&将火怒

▼11/21(火)青森
ジョー&ケアvsTAJIRI&KAI
野村&青柳vs征矢&ブラックVII

▼11/22(水)盛岡
宮原&ヨシタツvsジョー&ケア
諏訪魔&石川vsTAJIRI&KAI
大日本代表チームvs征矢&ブラックVII

▼11/23(木・祝)仙台
宮原&ヨシタツvs野村&青柳
ジョー&ケアvs大日本代表チーム
諏訪魔&石川vs征矢&ブラックVII

▼11/26(日)新木場
宮原&ヨシタツvsTAJIRI&KAI
諏訪魔&石川vs野村&青柳

▼11/28(火)横浜
宮原&ヨシタツvs大日本代表チーム
野村&青柳vsジョー&ケア
秋山&大森vs征矢&ブラックVII

▼11/29(水)上越
秋山&大森vs大日本代表チーム
宮原&ヨシタツvs征矢&ブラックVII
野村&青柳vsTAJIRI&KAI

▼12/2(土)大阪
諏訪魔&石川vs秋山&大森
ゼウス&ボディガーvs大日本代表チーム
宮原&ヨシタツvs崔&将火怒

▼12/3(日)広島
宮原&ヨシタツvsゼウス&ボディガー
秋山&大森vs崔&将火怒

▼12/4(月)博多
秋山&大森vs宮原&ヨシタツ
ゼウス&ボディガーvsTAJIRI&KAI
崔&将火怒vs征矢&ブラックVII

▼12/5(火)周南
諏訪魔&石川vsゼウス&ボディガー
ジョー&ケアvs崔&将火怒

▼12/7(木)高松
秋山&大森vsTAJIRI&KAI
ゼウス&ボディガーvs征矢&ブラックVII
大日本代表チームvs崔&将火怒

▼12/8(金)名古屋
諏訪魔&石川vs崔&将火怒
ゼウス&ボディガーvs野村&青柳
大日本代表チームvsTAJIRI&KAI
ジョー&ケアvs征矢&ブラックVII

▼12/9(土)新潟
諏訪魔&石川vs大日本代表チーム
ジョー&ケアvsゼウス&ボディガー
秋山&大森vs野村&青柳
TAJIRI&KAIvs崔領二&将火怒

▼12/12(火)後楽園
諏訪魔&石川vs宮原&ヨシタツ
野村&青柳vs大日本代表チーム
秋山&大森vsジョー&ケア
ゼウス&ボディガーvs崔&将火怒
TAJIRI&KAIvs征矢&ブラックVII


【会見の模様】
▼関本「文体の試合後も話したとおり、全日本さんの後楽園大会で決定戦をやることが決まりました。僕は正直、エントリーが決まってたんで、それに今、一番イキのいい野村卓矢を連れて出るという意見に達したわけですが、そこに大神が噛みついてきて、決定戦をやる流れになったわけですけど、必ずこれに勝利してね、もう一度、最強タッグの出場権を手中に収めたいと思います」

▼卓矢「岡林(裕二)さんのケガで文体で伊東(竜二)さんと関本さんが組んで出場したんですけど、本来ならばストロングの人間が出るべきだと自分は思ってるんで。この間、伊東さんにも言ったんですけど、ストロングの人間である自分が関本さんと組んで出るはずだったんですけど、神谷選手と橋本大地選手と決定戦をやるって流れになって。全員、大日本所属なんで、全日本さんのリングで大日本の試合をするというよりは、自分は自分の色を出して、自分のやりたいプロレスをやって試合に勝ちにいきたいと思います」

▼大地「ストロングが出なきゃいけないという中で、あの時、会場に売店の手伝いで行っていて、その話をチラッと聞いて、飛び込まざるを得なかったというか、今、ストロングJというジュニアのところで野村がやっていて、しかも俺らがBJWの最侠タッグリーグ優勝者なんで、今たぶんタッグの中では…野村卓矢もイケイケかもしれないけど、大神もイケイケだと思ってるから、ここでいって存在感を出したいと思ってるし、ここからどんどん大神が上昇していかなきゃいけない時だから、このチャンスを活かしたいと思いましたね。ちなみにさっき野村が言った大日本の所属だけでって話をしてましたけど、みんな自分の色を出そうと思ってるから、それは。その上で試合をするんでしょ? 俺は逆にチャンスだと思ってるから。全日本のリングで大日本を見せれる。そこは逆にチャンスだと思ってる。ただリング上ではリーグ戦に参加したいから、そこは負けはしないけど。私はチャンスだと思ってます」

▼神谷「僕たちは2017年の大日本プロレスの最侠タッグリーグで優勝したチーム。なので、大日本プロレス内のタッグでは今たぶん一番実力があると思います。なので当日は後楽園ホールで大日本プロレス枠から出場する実力があるにふさわしいチームだと思うので、その実力を示すだけです」

――大神のお二人はタッグリーグ2大会制覇の欲もある?

▼大地「もちろん。それじゃなきゃ出しゃばってこないよ」

▼神谷「僕たちは前の年も大日本プロレスの最侠タッグリーグに出場してるんで、勢いだけじゃなく実力もしっかりつけてきてると思うんで。当日は勢いだけじゃなく、実力も示したいと思います」

――関本選手は名乗りを上げてきた卓矢選手の心意気をどう感じている?

▼関本「うれしかったですよ。今の大神のコメントも聞いて、気持ちが熱くなって高ぶってきましたよ。俺と野村は実は年男なんですよ。酉年。最強タッグは酉年を締めくくる大一番でしょ。今年はね、酉年がくるよ。酉年だよ、お前。チームチキンだよ。(会見場に笑いが起き)あかんやんけ!」

▼大地「チキンかっこ悪い。今年終わるよ」

▼関本「鳥…鳥だから鳳凰だな」

▼卓矢「鳳凰ですね」

▼関本「鳳凰だ。火の鳥だよ」

▼卓矢「チーム火の鳥」

▼関本「フェニックスのように羽ばたきます、私たちは。俺は年は36…(笑いをこらえられない大神に向かって)おい、何笑ってんだ大神!? 真面目に聞けよ。俺は36で、ノムちゃんは24.俺は気持ちはリアルに24だから。闘志は24だから。常に前に前に。死ぬ時は前のめり。その精神でいきたいと思います。まぁ頭脳は12歳だけどね。突っ込めよ!」

▼大地「一言多いですよ(笑)」

▼関本「ありがとう」

▼大地「どうすんだ? 途中からもう完璧に大日本のムードだろ、これ。大日本の控室か、ここは?」

▼関本「いや、やめましょう。そういう冗談抜きにして、これは俺らと大神の戦いだと思ってるから。俺と野村と一回り違うけど、気持ちはフレッシュな気持ちで」

▼卓矢「はい」

▼関本「本当に彼はフレッシュなイキのいい…(再び笑い出した大神に向かって)何で笑うんだ!? フレッシュな人間だから。俺もフレッシュさを分けてもらって、フレッシュにいきます。というか常にフレッシュだから。元気ハツラツ戦いたいと思います大神と。同じ団体でやってるけど、この前の文体の時点でこいつら敵だから。俺と野村で大神を叩き潰します。そして全日本の最強タッグ出場権を奪います」

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